毎年ブラックベリーの実をつける方法!収穫のコツと誘引~garden note

金子三保子

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7月はじめから収穫が始まるブラックベリーの季節が、8月になりまもなく終わりを迎えます。今回は、ブラックベリーの収穫のコツと毎年実をつけるための誘引についてご紹介します。

目次

ブラックベリーの収穫の期間

ブラックベリーを収穫する上で気をつけたいこと

ブラックベリーの収穫後の枝はどうする?

ブラックベリーの誘引

ブラックベリーの食べ方

 

ブラックベリーの収穫の期間

地植えにすると品種にもよりますが、東京で7月上旬から実が黒くなりだして、8月の上旬くらいまでの約1カ月間、ほぼ毎日実を収穫することができます。

ブラックベリーは、生食でも甘くておいしいベリーですが、収穫のタイミングが早いと、とても酸っぱいことが多いです。また、房がいっぺんに色づくのではなく、バラバラに黒くなってきます。生で食べてもおいしいと思うタイミングは、黒い実を触って、「自然にぽろっととれる頃」です。触っても実が取れず、茎にしっかりとついている時は、まだまだ早いのです。逆に収穫が遅すぎると、地面に落ちてしまうので、夏の朝は黒く色づいたベリーを触るという作業が日課となります。

7月上旬のブラックベリー。最初は数粒。

 

7月半ば以降。たっぷりと収穫できるようになりました。

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ブラックベリーを収穫する上で気をつけたいこと

ブラックベリーを収穫する上でいくつか気をつけたいことがあります。

1.収穫した実は洗わずにストック

収穫したブラックベリーをすぐに食べる時はひと洗いして食べます。

冷蔵庫にストックする場合は、洗わずに保存容器に入れて野菜室に保管します。

イチゴもそうですが、ベリー類は水で洗うと傷みやすいのが難点。洗ってストックするとカビやすいので、食べるときに洗うようにします。また、保存できるのは1~2日です。できれば収穫したらすぐに洗って食べるのがベストです。

もし、ジャムなど大量に使いたい時は、冷凍庫で必要な量がたまるまでストックします。

 

2.雨の日は収穫しない

上記の理由から雨の中、ブラックベリーを収穫すると、実が濡れているので傷みやすくなります。その場で食べるのなら構いませんが、できれば収穫は晴れた日にします。

 

3.雨上がりは実をチェック

雨が続くと収穫時の黒い実がカビることがあります。雨上がりは、カビている実がないかをチェックして、見つけたら取り去って、他の実に伝染しないようにします。

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ブラックベリーの収穫後の枝はどうする?

ブラックベリーの実のなる仕組み

ブラックベリーは今年伸びたツルに来年実がなるというリズムで実がなるので、実がなるまでに1年がかかります。つまり、今年実っている実は去年伸びたツルで、実がついた茎は枯死していきます。

すべての実を収穫し終わった茎は剪定しても構いませんが、もし剪定が今ひとつわからない場合は、そのままにしておいても大丈夫です。冬になると、今年実がついたツルは自然に枯れてくるので、1月上旬くらいまでに地際で剪定します。ちなみに私は、ブラックベリーをトレリスに這わせて、グリーンカーテンとしているので、実がなったツルは、傷んで枯れている部分のみ剪定してそのままにして、残りは年末からお正月くらいに剪定しています。

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ブラックベリーの誘引

来年の実をつけるための準備

ブラックベリーの来年の実は、今年株元から出た新しい茎(シュート)になります。

写真だと右の3本が去年の茎で実がなった茎、左の細めの赤い茎が今年伸びた新しい茎です。

 

この新しい茎が、7月に入って気温が上がってくるとぐんぐんと伸びてきます。

放置していると、地面に行ってしまったりするので、誘引していきます。

 

伸びる、伸びる・・・。

 

ブラックベリーの誘引の方法

ひもかワイヤーでくくりつけて誘引します。ブラックベリーは、日当たりが良いほうが花付きがよくなります。(=実がたくさんつく)お日様が当たる方へと誘因します。ブラックベリーは、冬の寒さにあたって花芽が作られるので、今の時期に多少折れてしまったりしても気にしなくて大丈夫です。また、折れたところから分枝して生長します。

 

ブラックベリーは、メインの茎から春に実のなる茎が伸びてきて、茎先につぼみがつきます。

ご覧の通り、茎は結構伸びます。20~30センチの短いものもあれば、伸びるものは50センチ以上の茎もあります。

誘引する時は茎が伸びることを計算して、地面から最低でも50センチ以上の高さ以上の所に誘引していきます。あまり低いところに誘引すると、そこから茎が伸びて重たい実がつくと実が地面についてしまい、泥はねなどで実が傷んでしまいます。せっかくの実が食べられないのはもったいないので、余裕を持った高さの位置に誘引した方がよいのです。

また、毎日収穫することを考えると、手を伸ばして届く高さに誘引した方が収穫しやすいです。

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ブラックベリーの食べ方

ブラックベリーは、生でもとてもおいしく食べることのできるベリーです。もし、酸っぱい場合は、収穫するのが数日早い可能性があります。

・ジャムやお菓子を作るなど、大量にブラックベリーが必要な場合は、冷凍庫で必要量がたまるまでストックしましょう。

・梅雨の時期と実りの時期が重なるので、実が取れずに落ちてしまったなんてこともありますが、何日も雨が続きそうな時は、無理やりでも実を収穫してしまうこともあります。

そんな時は、サイダーなど甘みのあるソーダでフルーツポンチ風にすると彩りがきれいでブラックベリーを美味しく食べることができるのでおすすめです。

サイダーの他、手作りのフルーツシロップやジャムなどと炭酸水でわってもおいしいデザートになります。

 

いかがでしたか?

実を収穫しつつ、どんどん伸びる新しいシュートの誘引をして毎年ブラックベリーをお楽しみください!

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ブラックベリー

  • 初夏に黒い実をつける落葉性のツル植物です。生食でも加工するのにも向いています。性質がとても強く、病虫害の心配も少ないことから、無農薬でも簡単に育てることができる果樹です。性質が強い反面、実が柔らかくなってからが食べごろのため、日本では果物としての流通は少ないため、育てないと手に入らない果樹と言えます。

    品種も多品種あります。もともとはトゲがある植物ですが、最近流通している品種はトゲなし品種が一般的なため、誘引なども簡単にできるようになりました。地植えの他、鉢植えでも栽培可能です。

 

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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