カツラ(桂)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- カツラ(桂)
- 学名
Cercidiphyllum japonicum
- 英名
- Katsura
- 和名
- 桂、コウノキ
- 科名
- カツラ科
- 属名
- カツラ属
- 原産地
- 日本
カツラ(桂)の特徴
カツラ(桂)は丸やハートのようなかわいい形の葉っぱの自然樹形が美しい落葉樹です。新緑の葉の美しさから公園や並木道の街路樹としてもよく見られる木です。カツラ(桂)は新緑も美しいですが、秋の黄葉も大変美しい木です。
自然樹形の木をシンボルツリーとして玄関前のエントランスに植えるのスタイルが流行していることもあって、葉の形がかわいいことからカツラ(桂)を植栽しているのを見かけますが、カツラ(桂)は最終的には30m近くまで生長する可能性のある高木なので、スペースのある所に植えた方がよい樹木です。
カツラ(桂)の詳細情報
園芸分類 | 庭木、落葉 |
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草丈・樹高 | ~30m程度 |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
カツラ(桂)の育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
剪定 | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
種まき |
カツラ(桂)の栽培環境
日当たり・置き場所
カツラ(桂)は日当たり~半日くらい日が当たる明るい日陰を好みます。カツラ(桂)は30m近くまで生長する可能性のある高木なので、スペースのある所に植えた方がよい樹木です。鉢植えでも数年は育てることは可能ですが、数年に一度植え替えが必要なのでカツラ(桂)は地植えで育てた方がよい木です。寒さに強いので全国で植栽可能です。
用土
適度な湿り気と腐葉土などがたっぷりと入った肥沃な土を好みます。
カツラ(桂)の育て方のポイント
水やり
植え付けてしばらくは、土の表面が乾いたらたっぷりを目安に水やりをしましょう。根付いてからは、地植えのカツラは水やりは不要です。
肥料
元肥と2~3月に堆肥や有機質肥料を株元に埋めましょう。
病害虫
目立った病害虫の害はありません。
カツラ(桂)の詳しい育て方
選び方
枝ぶりの美しい木を選びましょう。
植え付け
植え付けの適期は落葉中です。
仕立て方
カツラ(桂)は自然樹形が美しい樹木なので、枯れ枝や混みあっている枝などの不要枝を剪定する程度にとどめて自然に枝を伸ばしていきます。
剪定・切り戻し
カツラ(桂)は自然樹形が美しい樹木なので、枯れ枝や混みあっている枝などの不要枝を剪定します。剪定は落葉中に行います。
カツラは30m近くまで生長する可能性のある高木なので、スペースのある所に植えた方がよい樹木です。小さく収めたい場合のみ、枝分かれしている付け根の部分で剪定します。枝の途中で剪定をすると、そこから芽吹いて樹形が乱れます。
花
カツラ(桂)は雌雄異株で、雄花の木と雌花の木があります。いずれも4月ごろ、葉が出る前に開花します。