ローゼルとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • ハイビスカス・ローゼル 花言葉 育て方 ハーブ ジャム
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植物名
ローゼル
学名

Hibiscus sabdariffa

英名
Roselle
別名・流通名
ベニアオイ、紅アオイ
科名
アオイ科
属名
フヨウ属
原産地
西アフリカ、インド、マレーシア

ローゼルの特徴

ローゼルは、アオイ科フヨウ属の多年草。寒さに弱いため、日本では一・二年草扱いされていることも多い植物です。暖地以外では、鉢植えにして冬は室内で管理すると毎年楽しめます。

ローゼルは、9月~10月頃同じアオイ科のハイビスカスやオクラに似た花を咲かせます。草丈は1.5m~2mで、花色は中心に赤みが入ったクリーム色やピンク色をしています。咲いたその日にしぼんでしまう一日花ですが、花後に真紅で光沢がある果実ができます。その果実のガクと苞を乾燥させたものが、赤色が美しいハイビスカスティーの原料となっています。ビタミンC、クエン酸などを多く含み、爽やかな酸味があるハーブティーです。果実はその他にも、ジャムや果実酒、料理のソースなどに使われます。

ローゼルの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 1.5~2m
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色 中心に赤みが入ったクリーム色やピンク色
開花時期 9月~10月

ローゼルの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
収穫
植え付け
肥料
種まき
挿し木

ローゼルの栽培環境

日当たり・置き場所

ローゼルは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。

地植えの場合は、事前に植える場所を耕して腐葉土などを混ぜ込んでおきましょう。

ローゼルの育て方のポイント

水やり

夏は、株元の土が乾いたらたっぷり水を与えます。

冬は、乾かし気味に水やりしましょう。

肥料

5月~10月頃、緩効性肥料を適量与えます。猛暑が続く時や冬は肥料を控えましょう。

病害虫

アブラムシハダニなどが付くことがあります。見つけたらすぐに対処しましょう。

ローゼルの詳しい育て方

選び方

葉がイキイキしていて、株元がぐらついていない苗を選びます。アブラムシやハダニが付いていないかもチェックしましょう。

種まき

種まきの適期は4月~5月です。十分に暖かくなってからでないと発芽しにくいですが、種まきが遅れると果実を収穫する前に寒くなってしまうことがあります。適期種まきし、寒さが心配なときは室内で育苗しましょう。

植え付け

植え付けの適期は5月~6月です。植え付けが遅れると、果実ができる前に寒くなってしまいます。

植え替え・鉢替え

地植えの場合は、特に植え替える必要はありません。

鉢植えの場合は、鉢に根が回って窮屈になったらひと回り大きい鉢に新しい土を使って植え替えましょう。鉢を大きくしたくない場合は、根を整理して同じ鉢に新しい土を使って植えましょう。

 

ローゼルの花は、9月~10月に咲きます。花の形はハイビスカスやオクラに似ていて、中心に赤みが入ったクリーム色やピンク色をしています。咲いたら一日でしぼんでしまう一日花です。

収穫

ローゼル ハイビスカスティー ガク 苞

花が咲き終わると赤ワイン色の果実ができます。果実のガクと苞を乾燥させたものが、ハイビスカスティーの茶葉として使われます。

冬越し

ローゼルは寒さに弱いため、暖地以外では屋外で冬越しが難しいとされています。

翌年も楽しみたい場合は、寒くなる前に室内の明るい場所に取り込み、乾燥気味に水やりを続けて管理しましょう。暖房の風が直接当たるような場所は避けます。

 

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ローゼルは挿し木で増やすことができます。挿し木の適期は4月中旬から6月頃です。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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