Feel The Garden代表川本さんが教える! 苔のテラリウム、小さな世界の作り方
LOVEGREEN編集部
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お部屋の中で気軽に楽しめるテラリウム。ビンの中を覗くと、そこには小さな世界が広がります。特に苔を芝生のように演出した牧場や小さな森のアレンジは癒しの世界。 そんな小さな癒しの世界を作り出すFeel The Gardenの川本毅さんに苔のテラリウムの作り方や管理ポイント、飾り方などを教えていただきました。
Feel The Garden代表 川本毅
苔のテラリウムを中心としたインテリアグリーンの作成・販売を行うFeel The Garden代表。苔のテラリウムワークショップを累計2,000名以上に実施。第19回国際バラとガーデニングショー(2017年5月12日~17日 主催:毎日新聞社 NHK スポーツニッポン新聞社 来場者数約18万人)に苔のテラリウム講師として招待される。新宿伊勢丹カルチャーサロン 苔のテラリウム講座開講 等
TV出演 NHK おはよう日本、日本TV シューイチ、フジテレビ にじいろジーン等
目次
■Feel The Gardenのワークショップを体験したい!
Feel The Gardenの苔のテラリウム
小さなテラリウムの癒しの世界
ビンの中に小宇宙のようなすてきな世界。可愛らしいビンの中には自然や牧場などが広がります。よく見ると、牛や山羊がのんびりと暮らしている風景も。ずっと見ていたくなるビンの中の小さな世界。そんな癒しの苔のテラリウムを作り出すFeel The Garden。苔で作られた小さなすてきな世界を一挙にご紹介します。
Feel The Gardenの小さな世界をご紹介
牧場 牛のいる風景
苔を芝生に見立てた牧場の世界。牛が芝を食べている姿にほのぼの。こんな芝生の上でごろごろとしたいですね。
牧場 馬のいる風景
木陰で休む一頭の馬。さわやかな風が流れていそうな風景。
丘陵 山羊のいる風景
山羊が駆け回る牧場。小さなビンの中の世界なのに広大な草原の上に感じます。
こちらの牧場では、牧場主が牧場犬とともに見張り番を。今にも山羊の声が聞こえてきそう。
小さな森の登山家
苔のある道をてくてくと。岩や階段、苔を使って上手く表現されていますね。こんなすてきなテラリウムの世界を見ていたら、実際に山に登りたくなりました。
▼Feelthegardenのワークショップに行ってみたい方はこちら!
苔のテラリウム。小さな世界の作り方
テラリウムの材料
・玉砂利
・ケイ酸塩白土
・ピートモス
・水苔
メインで使用する苔と器具
・ホソバオキナゴケ(メインに使う苔)
・木の棒
・ピンセット
・ハケ
・ハサミ
・薬ビン(リカシツさんの薬ビンを使用)
①ビン内をきれいにする
薬ビンの中をきれいに掃除していきます。水で洗える場合は、洗っても大丈夫です。ポイントとしては結露を防ぐためにまわりをよく拭きましょう。
②ケイ酸塩白土、玉砂利を入れていく
ケイ酸塩白土をビンの底に敷いていきます。今回は斜面のある世界を作るので、玉砂利を斜めになるように入れていきます。
③水苔を投入する
水苔は上に積んでいくピートモスなどとしたの玉砂利のフィルターとしての役割。使う分の乾燥水苔を取り、木のかけらなどを取り除きます。少し湿らせて、木の棒で上からトントンと押していきます。砂利で作った斜面に対してフラットになるよう積んでいくのはポイントです。
④ピートモスと立体的な風景を組み立てる
ピートモスは湖の水苔が堆積してできた土。ピートモスも斜面に対してフラットな状態にします。
その後、ビンの中に入る石を選び、自然な風景を意識して配置。
⑤テラリウムの中に入れる苔の下処理
もふもふの芝生となる苔がホソバオキナゴケ。土にはいろいろな微生物や菌が住んでいます。なるべくビンの中に菌が入らないように土をハサミで切っていきます。
苔は根を持たない植物なので土がなくても育ちます。古い体のうえに新しい体が生えてくるので土がついている部分はカット。苔をブロック状にカットして配置していきます。
⑥木に見立てた苔やフィギュアを入れて世界を作る
今回、木に見立てる苔はヒノキゴケ。何本かまとめて、バランスよく配置します。
最後に世界観の主役となるフィギュアを選んでセットして完成。
小さな世界をつくるときのポイント
鹿のつがいが大自然の中で暮らす風景が完成。今回、Feel The Garden川本さんに教えていただいた小さな世界を作るうえでのポイントをまとめました。
岩の配置
今回作成したテラリウムは二つの石を使用しましたが、この石が繋がっていたような雰囲気の石二つをセレクト。ストーリーを意識して選んだり、配置していきます。岩をべたっとビンにつけず、空間をあけることがポイントです。
苔の配置
苔の向きを揃えると美しい芝生や草原を表現できます。石に沿って苔を置くとより自然な風景に。
初心者の方には口の広いビンがおすすめ
はじめて作る方は、石などの配置せずに苔をメインに口の広いシャーレや薬ビンなどを使用して作成してみるのもおすすめです。
今回、使用している薬ビンはリカシツさんで取り扱っています。
▼動画でテラリウムの作り方を見てみよう!
苔のテラリウムの管理方法
苔のテラリウムの育てるポイントを教えてください。
置き場所について
ポイントは、直射日光の当たらない明るい室内に置くこと。
苔のテラリウムを高温の室内に長期間置いてしまうと苔が弱ってしまいます。特に春先から夏季に旅行などで家を空ける際は、なるべく涼しい場所で水を張ったボールにつけておく等して苔へのダメージを防ぐ対策をしましょう。
水やりについて
苔は根がない植物です。葉から水を吸いますので苔全体にかかるように与えましょう。ビンのまわりについた水滴を目安で苔にあったタイミングで水やりを行います。水分が多すぎるとビン内の湿度が上がり過ぎてしまい、生育不良の原因となるので注意。
苔のテラリウムのQ&A
肥料はあげるの?
肥料は必須ではありません。
苔は光合成によって生育に必要なエネルギーを作るので、基本的には水だけで育てることをおすすめします。
容器のフタはずっと閉めたまま?
フタは閉めたままで育てることができます。
苔は空気中の湿度を好みます。フタを開けると空気中の湿度が下がり乾きが早くなるので水やり時以外フタは閉めたままで育てましょう。ビンの中の水蒸気が過多になってしまった場合はフタを開けて調整してください。
メンテナンスは必要なの?
生長しすぎた苔はハサミで切り取ります。
縦に伸びてきてしまったら、ハサミでカットしましょう。カビが発生してしまった場合はその部分を切り取った後経過観察してみましょう。
Feel The Gardenのワークショップを体験したい!
日本橋兜町・茅場町で開催される体験植物イベント「KABOLO」へ行こう
KABOLOとは
KABOLO=KAbutocho BOtanical LOungeの略。
ワークショップをメインとした体験型植物イベント。植物を使った人気の作品を作り上げる講師に教わりながら、自分だけの作品づくりを体験できます。
品品さんのインテリアに映える小品盆栽やTOKIIROさんの多肉植物の寄せ植え、Feelthegardenさんの苔のテラリウムの作成体験やリカシツさんのアロマ蒸留体験等を実施します。ワークショップだけでなく、CAFE SALVADORグリーンラウンジにて人気の講師の作品が展示販売もあります。
イベント情報
期間:2018年4月16日(月)-22(日)
時間:展示販売(11:00-20:00)
ワークショップおよびトークイベント(10:00-20:30内、予約制)
▼詳しいイベント情報はこちらから
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