ナズナ(ぺんぺん草)の花言葉|種類、花の特徴、名前の由来、春の七草のナズナとは?
LOVEGREEN編集部
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ナズナ(ぺんぺん草)の花言葉と種類、花の特徴や名前の由来、春の七草とされるナズナについてご紹介。ナズナ(ぺんぺん草)は春にかわいらしい花を咲かせるアブラナ科の一年草。
目次
ナズナ(ぺんぺん草)の花言葉
ナズナ(ぺんぺん草)の花言葉は「私のすべてを捧げます」
ナズナ(ぺんぺん草)について|基本情報
科・属 | アブラナ科・ナズナ属 |
和名 | 薺 |
英名 | shepherd’s purse |
学名 | Capsella bursa-pastoris |
原産地 | 中国 |
開花期 | 3月~6月頃 |
ナズナ(ぺんぺん草)とは|花の特徴と名前の由来
ナズナ(ぺんぺん草)はアブラナ科ナズナ属の植物で、漢字で「薺」と書きます。「ナズナ」という名前は、「愛でる菜」から「撫で菜」になり、「ナズナ」になったとされています。ナズナ(ぺんぺん草)は春の七草としても有名です。英名shepherd’s purseの意味は羊飼いの財布です。ナズナの実の形が財布の形に似ていることから名前が付けられたようです。
日本では別名「ぺんぺん草」が有名です。こちらは実の形が三味線に似てることから付けられました。指でナズナ(ぺんぺん草)をつまんで、でんでん太鼓のように振り回すと、種のぶつかり合う音が心地よく聞こえます。子供の遊び道具としても懐かしい植物です。
春の七草のナズナとは?
七草粥に入れて食べる春の七草のナズナはCapsella bursa-pastorisです。お正月の7日に七草粥を食べて万病を防ぐという風習は平安時代からあったとされています。
ナズナは古くから人里で咲く、春を告げる身近な草花として愛されてきた植物です。さらに冬の寒い時期を緑の葉を広げて耐えるナズナは、邪気を払う力を持っていると信じられていたようです。
ナズナ(ぺんぺん草)の種類
ナズナ
春の七草のナズナ。ナズナは、古くはムギと共に中国から伝わってきたとされています。道端や畑の畔、公園や空地など、いたる所で見かける、もっとも身近なナズナです。花びらは4枚の十字形、種は平たく三角形なのが特徴です。
マメグンバイナズナ
マメグンバイナズナは、北アメリカ原産で日本に帰化したナズナ。日本中に自生しています。茎の途中で枝分かれして、たくさんの花を咲かせます。種は丸く平べったいのが特徴です。
ベンケイナズナ
ベンケイナズナは、花数が多く、草丈も数十cmまで生長します。葉が肉厚で、ベンケイソウのようだということから、ベンケイナズナと名付けられたとのことです。
ウロコナズナ
ウロコナズナは、ユーラシア大陸原産で日本に帰化したナズナです。種は平たく、よく見ると小さなウロコのような突起があることからこの名前がついたとされています。
グンバイナズナは、ヨーロッパ原産のナズナで、日本に帰化しています。種の形が相撲に使用される軍配に似ていることから、グンバイナズナの名が付けられたとされています。
現在切り花で流通しているナズナは主にこのグンバイナズナで、ほとんどが海外から輸入されています。
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