ドライフラワーにもなる。アナベルのフライングリースの作り方

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山田智美

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アジサイがきれいな季節。アジサイは、湿気の多いこの季節に、目から涼やかさを与えてくれる植物です。

アジサイのなかでもドライフラワーになりやすい、爽やかなアメリカアジサイ「アナベル」を使って、フライングリースを作ってみませんか。吊るしたままドライフラワーにして、さらに長く楽しむことが出来ます。植物のシャンデリアのようなフライングリースの作り方です。

目次

フライングリースとは

フライングリースとは、上から吊るして楽しむタイプのリースのことです。通常の壁掛けリースと違い、上から吊るすので下垂するものや動きのあるものを使って躍動感のあるリースに仕上げられます。  また、吊るして楽しむ特徴から、シャンデリアのような趣も出て、通常のリースよりも遊び心の多い楽しみ方ができます。

フライングリースとは、上から吊るして楽しむタイプのリースのことです。通常の壁掛けリースと違い、上から吊るすので下垂するものや動きのあるものを使って躍動感のあるリースに仕上げられます。また、吊るして楽しむ特徴からシャンデリアのような趣も出て、通常のリースよりも遊び心の多い楽しみ方ができます。

フレッシュのお花で作って、そのまま吊るしながらドライフラワーに出来るのも魅力です。吊るして数日でドライになるので、そのまま色褪せるまで数か月楽しめます。

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アナベルのフライングリースの魅力

これから夏にかけて見頃のアメリカアジサイ「アナベル」をメインにしたフライングリースを作ってみました。

アナベルはドライフラワーになりやすいお花です。併せて、花を小房に分けることが出来るので、軽やかな雰囲気を楽しみたいフライングリースにぴったりのお花です。アナベルの他にもドライフラワーになってからも可愛い植物を使って、ドライになっても楽しめるアナベルのフライングリースを作ってみましょう。

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アナベルのフライングリースの作り方|ベースを編む

今はアジサイがきれいな季節。アジサイは、湿気の多いこの季節に、目から涼やかさを与えてくれる植物です。  アジサイのなかでもホワイトカラーが爽やかなアメリカアジサイ「アナベル」を使って、軽やかなフライングリースを作ってみませんか。吊るしたままドライにして、さらに長く楽しむこともできます。植物のシャンデリアのようなフライングリースの作り方です。

フライングリースのベースを作りましょう。どんなフライングリースにも使えるベースです。

ベースで大まかな形が決まります。ベース作りは丁寧に行うと後悔が少なくて済みます。

用意するもの

  • #18ワイヤー4本
  • ドライのツル(今回はグリーンに着色されたサンキライのツルを使用しました)
  • フローラルテープ(ツルの色に合わせた色)
  • リースワイヤー

編み方のコツ

1.♯18のワイヤーを2本ずつまとめてフローラルテープで巻いておきます。直径20cmくらいの円を作って、安定するようにさらにフローラルテープで巻きつけます。このワイヤーがリースのベースになるので、強度を高めるために2本ずつまとめて使用します。  2.ワイヤーで丸く形作ったベースにツルや枝を、リースワイヤーで留めていきます。リースベースに合わせてまあるくなるようにしっかりと留めてください。この枝がフライングリースの輪郭を作るので、丸い形を意識して作ることが大切です。

  1. ♯18のワイヤーを2本ずつまとめてフローラルテープで巻いておきます。直径20cmくらいの円を作って、安定するようにさらにフローラルテープで巻きつけます。このワイヤーがリースのベースになるので、強度を高めるために2本ずつまとめて使用します。
  2. 2ワイヤーで丸く形作ったベースにツルや枝を、リースワイヤーで留めていきます。リースベースに合わせてまあるくなるようにしっかりと留めてください。この枝がフライングリースの輪郭を作るので、丸い形を意識して作ることが大切です。

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アナベルのフライングリースの作り方|お花を入れる

ベースは上手に出来ましたか。ベースが出来あがったら、いよいよお花を入れていきます。今回はアナベルに合わせてホワイト×グリーンの花材でまとめました。

ベースは上手に出来ましたか。ベースが出来上がったら、いよいよお花を入れていきます。今回はアナベルに合わせてホワイト×グリーンの花材でまとめました。どれもドライフラワーにして楽しめるものばかりです。

用意するもの

  • アナベル1本 小房に切り分けます。
  • ユーカリなど、ドライになる実もの類 小房に分けます。(今回はユーカリ・ロブスタを使用しました)
  • ハートカズラ
  • グリーンネックレス
  • クレマチスのツル

カスミソウやスターチスなど、ドライフラワーになりやすい小花が入ってもいいでしょう。ふんわりロマンティックな仕上がりになります。ユーカリじゃなくても小粒の実もの類は入れるようにしましょう。固い実を入れることにより、アナベルのふんわり感が強調されます。

お花を入れていきましょう

フライングリースは軽やかさが大切です。軽やかで柔らかそうな雰囲気を出すには、中心は密度を高く、外側にいくにつれて軽やかに空間を作ることです。お花を入れる向きは一定方向に。流れるような輪を作っていきます。

このリースはこのままドライにして楽しむものなので、お花に保水はしません。そのままリースに編み込んでいきます。

  1. まずはアナベルの半分くらいをリースの下側と外側に、固まらないようにリースワイヤーで留めていきます。アナベルは全部使い切らずに少し残しておきましょう。最後のバランス調整に使います。
  2. 次に実もの類を入れていきます。アナベルとのバランスを考えて、全体の重さとボリュームが均等になるように入れていきます。そうかと言ってきっちり等分されているのも不自然なのでバランスをとるようにしてください。
  3. 実もの類を入れ終わったらぐるりと1周確認して、最後に「足りないな」と感じるところにアナベルを足していきます。
  4. 外側にもう2周くらいツルを足します。ゆったりと空間を開けて。こうすることで、より一層の軽やかさが出ます。

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アナベルのフライングリースの仕上げ

フライングリースは吊るして楽しむものです。最後の大切な仕上げは吊るしてから行います。リースを吊るしたら、ツル植物たちを回しかけていきます。クレマチスの主張の強い葉をぐるっと巻き付け、そこに絡めるようにハートカズラを。最後にグリーンネックレスをちょっと垂らすように入れます。

フライングリースは吊るして楽しむものです。最後の大切な仕上げは吊るしてから行います。リースを吊るしたら、ツル植物たちを回しかけていきます。クレマチスの主張の強い葉をぐるっと巻き付け、そこに絡めるようにハートカズラを。最後にグリーンネックレスをちょっと垂らすように入れます。

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アナベルのフライングリースの出来上がり

初夏のアナベルを使ったフライングリースが出来あがりました。お気に入りの場所に吊るして楽しんでください。湿気と直射日光を避けてあげると、きれいなドライフラワーになります。

初夏のアナベルを使ったフライングリースが出来あがりました。お気に入りの場所に吊るして楽しんでください。湿気と直射日光を避けてあげると、きれいなドライフラワーになります。

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シャンデリアのようにドライになった植物が下垂している姿は、頽廃的な美しさです。作ったばかりのフレッシュなホワイトグリーンが陰のある美しさへと変化していく過程も楽しんであげてください。

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植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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