3月4月に咲く春の花38選!

金子三保子
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3月4月に咲く春の花38選!
春はお花見やガーデニングなど、花を見たり触れたりする機会が多い季節です。今回は3月4月に咲く花木、3月4月に花が見頃になる草花、その他ひっそりと道端に咲く野草まで3月4月の花をご紹介します。時間をとってお花見やガーデニングで植物に触れてみませんか?
*開花の時期は東京での開花を目安としています。
目次
▼長く植物を楽しむコツを、テレビや雑誌などで活躍中の園芸家の間室さんに聞きました!
3月から4月に咲く花木
1.桜
花の時期 2月~4月
3月4月の花は?と聞かれて桜をあげる方が一番多いのでは。桜の開花というニュースで使われる桜の品種はソメイヨシノ。昭和の頃はソメイヨシノと言えば入学式の頃に満開になる桜でしたが、年々花の開花が早まり今では3月に咲き始めから満開になる年もあります。このソメイヨシノは若木でも花を咲かせる特徴があり、戦後日本中に植えられ今では桜の代名詞のようになっています。冬の間は枯れ木のような状態だった枝から淡いピンクの花が枝一面に美しく咲き誇る姿は人を惹きつける魔法のような光景です。
桜は種類が多く早咲き種は2月くらいから、それに続くように3月から4月に咲く多くの種類が次々と咲き続けます。ソメイヨシノは花が先に咲き花の後に葉が出てくる性質ですが、桜は品種によっては葉も一緒に出てくる桜もあります。
枝垂桜
2.ミモザ
花の時期 3月
「ミモザ」とはアカシア属のなかでも黄色の房状の花をつける種類の俗称です。特にギンヨウアカシアは庭木としても切り花としてもとても人気のある植物で花の開花は3月です。花もかわいいミモザですが、シルバーグリーンの葉も美しく3月の花の時期以外の葉だけの季節も美しい庭木です。常緑高木なので地植えにすると最終的にはとても大きくなります。ミモザはたくさんの種類があり開花の時期が春以外のものもあります。
「ミモザ」はギンヨウアカシアやフサアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の総称です。シルバーリーフと呼ばれる銀色がかったグリーンの葉が特徴的な半落葉~常緑高木です。本来の「ミモザ(mimosa)」はオジギソウの学名ですが、黄色の房状の花が咲くアカシアの仲間の呼び名として使われています。 ミモザ(アカシア)は庭木としても人気です。銀色がかったグリーンの葉と、春先に咲く明るい黄色の花のコントラストが美しい樹木です。ただしミモザ(アカシア)は庭植えにすると非常に大きくなるので、植える場所を考える他に毎年の剪定が必要になります。 3/8は国際女性デーといって、女性の政治的自由と平等を訴える日として国連が制定しています。この日はイタリアでは「女性の日」とされ、女性への日頃の感謝を込めて、男性から女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣があります。日本でも「ミモザ(アカシア)の日」とされ、女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣が定着しつつあります。
3.花桃(ハナモモ)
花の時期 3月~4月
ひな祭りの節句のころになると花屋さんには桃の枝ものが出回りますが、本来の桃の開花時期はソメイヨシノとさほど変わらない3月後半~4月ごろに咲く花です。
4.モクレン、ハクモクレン、こぶし
モクレン
ハクモクレン
コブシ
花の時期 3~4月
学名だと「マグノリア」のモクレン、ハクモクレン、コブシ。植物的には仲間ですが、見た目や開花時期などが若干変わります。近年では八重咲きなど次々と新種のマグノリアが作られて日本だけでなく欧米でもガーデニングで人気の庭木です。
一般的にモクレンというと紫色の紫木蓮。紫木蓮の花丈は5m前後ですが、ハクモクレンは分類的には高木で数十メートルサイズになる木です。見た目が似ているハクモクレンとコブシの見分けで一番簡単な方法は、花びらの枚数。コブシは6枚であるのに対してハクモクレンは9枚です。
それぞれの開花時期は、モクレンとハクモクレンだとハクモクレンの方が若干開花が早く3月上旬から中旬、コブシはソメイヨシノと同じくらいの3月下旬から4月にかけてが花の季節です。
マグノリアの仲間はとてもよい香りがする種が多いですが、一般的に「マグノリア」という名前で香水などの成分として使われるマグノリアは同じ仲間でも初夏に咲く「タイサンボク」です。
5.雪柳(ユキヤナギ)
花の時期 3月~4月
3月から4月に白い小さな花が枝にびっしりと咲く雪柳。まるでシャワーのように枝垂れるようにして咲く春に咲く落葉低木です。性質がとても強く管理も楽なので、公共空間にも多く植栽されています。以前は雪柳の色は白のみでしたが最近はピンクの新種も出てきました。雪柳は切り花としても豊富に流通しています。
6.ハナカイドウ
花の時期 4月~5月
ハナカイドウはカイドウとも呼ばれるバラ科リンゴ属の落葉低木です。低木と言っても5mくらいにはなります。4月から5月にかわいい花を咲かせるハナカイドウの色は白からピンク系濃淡まで品種も豊富の庭木です。
ハナカイドウは花がとてもかわいらしい花木ですが、写真のようにつぼみの姿もかわいらしい姿をしています。色にもよりますがつぼみの色と開花した時の色の変化もまた美しいのです。
7.椿(ツバキ)
花の時期 11月~4月
ツバキは日本を代表する花木で海外でも近年非常に人気の高い常緑高木です。ツバキはたくさんの種類があり、寒椿(カンツバキ)と呼ばれる種の開花時期は11月~2月ですが3月~4月に咲くツバキもたくさんあります。一重から八重咲きなど咲き方も色々、色も豊富にありたくさんの品種があります。
ツバキと姿がよく似た山茶花(サザンカ)の見分け方はいくつかありますが、3月~4月の桜の咲くころに咲いていればまずツバキと思ってもよいでしょう(サザンカの開花時期は晩秋~2月ごろ)。もうひとつツバキの花の終わりは花ごとぼたっと落ちるのに対して、サザンカは花びらが散るように落ちるので木の下に落ちている花で見分ける方法もあります。
8.沈丁花(ジンチョウゲ)
花の時期 3月
沈丁花は香り高い花を咲かせる春の代表的な樹木で春の沈丁花、夏の梔子、そして秋の金木犀を合わせて三大香木と称されます。ジンチョウゲ科の常緑低木で春先に小さな花が塊になって枝先に咲きます。
3月になると花より香りで近くに咲いているなと気付くくらいよい香りの沈丁花。最近は写真のような葉が斑入りのものなど新品種も出てきました。
沈丁花(ジンチョウゲ)は香り高い花を咲かせる春の代表的な樹木で、春の沈丁花(ジンチョウゲ)、夏の梔子、そして秋の金木犀を合わせて三大香木と称されます。沈丁花(ジンチョウゲ)はジンチョウゲ科の常緑低木で、春先に小さな花が毬のような塊になって枝先に咲きます。花が白い品種を「シロバナジンチョウゲ」、花の外側が淡紅色になっているものを「ウスイロジンチョウゲ」と言います。ちなみに、葉の外側に斑が入っているものを「フクリンジンチョウゲ」と呼びます。
沈丁花(ジンチョウゲ)の特徴と言えば香り高い花。「沈丁花」という名前は、花の香りが沈香(ちんこう)に似ていることと、十字型の花が丁子(クローブ)に似ていることに由来しています。沈丁花(ジンチョウゲ)の原産は中国と言われており、室町時代にはすでに栽培されていたという記述があります。
沈丁花(ジンチョウゲ)の樹高は1m~1.5mほどで、枝が良く分岐するので特に剪定をしなくても丸くこんもりとした樹形を保ちます。沈丁花(ジンチョウゲ)は雌雄異株で、雄株と雌株があります。日本で流通している沈丁花(ジンチョウゲ)の多くは雄株なので、実を見る機会はめったにありませんが、赤い可愛らしい実を付けます。ただし、実は猛毒ですので口に入れないように注意しましょう。
9.ボケ
花の時期 12~5月
ボケは早春から春にかけて梅のような花を咲かせる落葉低木で盆栽として大変人気の高い植物です。また、花の美しさから庭木としても人気があります。一般に早春から咲き始めるものが多いですが、1月頃から咲き始める寒木瓜や四季咲きの品種もあり、四季を通じて楽しむこともできます。品種が豊富なボケ、色も単色のものもありますが1本の木から違った色あいの花が咲く品種もあります。
ボケ(木瓜)は早春から春にかけて梅のような花を咲かせる落葉低木で、盆栽として大変人気の高い植物です。また、花の美しさから庭木としても人気があります。ボケ(木瓜)の枝には鋭いトゲがあるので、生垣としても利用されてきました。
ボケ(木瓜)の血筋は少々複雑で、日本に古くからあるクサボケや中国のカラボケ、チョウセンボケ、マボケなどを利用し江戸時代に品種改良が盛んにおこなわれた結果、現在の「ボケ(木瓜)」と呼ばれている植物ができあがりました。最近では日本ブームでヨーロッパでも盛んに品種改良が進んでおり、今までなかったような大輪の派手なボケ(木瓜)も生まれており、日本に逆輸入されています。
一般に早春から咲き始める品種が多いなか、11月頃から咲き始める寒木瓜や四季咲きの品種もあり、四季を通じて楽しむことができます。
10.山吹(ヤマブキ)
花の時期 4~5月
山吹は4月から5月に美しい山吹色の花を咲かせる落葉低木です。日本原産の木なので日本全国で見ることができます。山吹色の花を木一面に咲かせる姿はとても美しい光景です。花は一重の他、八重もあります。
11.ヒュウガミズキ
花の時期 3月~4月
ヒュウガミズキはマンサク科トサミズキ科の落葉低木です。川沿いなど公共空間の植栽にもよく使われています。3月~4月にかけて淡い黄色の花がうつむいたような姿で開花します。派手さはありませんが楚々としてかわいらしい花です。ヒュウガミズキは花の開花後葉っぱが出てくる性質です。葉っぱは明るい緑色で線が入ったようなおもしろい見た目をしています。初夏の緑も美しいですが、秋の葉も美しく紅葉します。ヒュウガミズキは切り花としても、芽吹き枝として流通しています。芽吹き枝で購入して生けていると花が咲くこともあるので、機会があったらお試しください。
12.ドウダンツツジ
花の時期 4月~5月
ドウダンツツジは4月~5月にすずらんに似た白いつぼ型の小さな花を咲かせる落葉低木です。新緑も美しいドウダンツツジですが、圧巻なのは紅葉です。オレンジ色から徐々に真っ赤に色づいて最後は燃えるような赤に染まる姿はとても美しい庭木です。
刈り込みに堪えるので生垣などにもよく利用されています。洋風にも和風にも合うので利用範囲が広い植物です。ドウダンツツジは切り花の枝ものとしても流通しています。
13.コデマリ
花の時期 4月~5月
コデマリはバラ科の落葉低木で株元から多くの枝を出し、高さ2mほどの株立ちになります。1cmに満たない白い小花が20以上も集まって3cmほどの小さな手まりのような丸い花姿になり別名テマリバナといいます。長く伸びた枝が新葉が展開した短い枝先についた花の重みで枝垂れて弓なりに花が浮かび上がるように咲くので一層引き立って見えます。コデマリは切り花としての流通も豊富です。
コデマリ(小手毬)はバラ科の落葉低木で株元から多くの枝を出し、主幹のない高さ2mほどの株立ちになります。1cmに満たない白い小花が20以上も集まって3cmほどの小さな手毬(てまり)のような丸い花序を形成します。別名をテマリバナともいいます。長く弓なりに伸びた枝に、白く毬のような花をたわわに咲かせます。まるで花の重みで枝がたわんでいるいるようで、ため息の出る美しさです。
ヒコバエという細かい枝を株元から次々と出して、株全体が大きくなります。庭木の根締めや公園の境栽などに広く用いられます。また、コデマリ(小手毬)は秋の紅葉も美しい植物です。移植や栽培が容易なので、観賞用として古くから栽培されています。切花としても人気の植物です。
14.モッコウバラ
花の時期 4月~5月
モッコウバラは中国原産の薔薇の原種のひとつですが、ほとんどがトゲのない品種なので扱いやすく人気があります。強健で日本のような高温多湿の環境でも病気の心配が少なく育てやすい花木です。バラの中ではいち早く4月上旬ごろから咲き始める一季咲きです。
モッコウバラ
モッコウバラは中国原産の常緑低木、一季咲きのつるバラです。モッコウバラは非常に強健で、病害虫の被害の少ない育てやすいバラです。
モッコウバラの開花期は4~5月です。花色は白かカスタードクリームのような淡い黄色で、咲き方には一重と八重咲きがあります。直径2~3cm程度の小ぶりな花を、枝の先に5~10輪くらい房のようにたわわに咲かせます。春に枝先が花の重みで弓なりにたわんで開花している姿は美しく、道行く人の目を捉えます。
モッコウバラは強健であると同時に生育も旺盛で、10mくらいにまで生長します。花が終わったら早めに剪定を行い樹形を整えることと、適宜誘引を行い枝が暴れないように管理する必要があります。
15.レンギョウ
花の時期 3月~4月
レンギョウは、3月から4月に枝一面に黄色い花が開花する落葉低木です。まず初めに花が開花し、花の終わりごろに葉が出てくるので、花の咲き始めは枝全体が黄色でとても華やかな見た目です。レンギョウは病害虫にも強く、個人の庭以外にでも公園などの公共スペースにも植栽されています。
3月から4月に咲く球根の花
1.チューリップ
花の時期 3月~5月
秋植え球根の中でおそらく一番品種が豊富なのがチューリップではないでしょうか。国際的に登録されている品種数は数千品種に及び、毎年新しい品種が増えています。花びらの色は皆さんも良くご存知の様に赤、白、黄色をはじめ、ピンク、紫、複色などさまざま。咲き方もユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなどいろいろな咲き方があります。
同じチューリップでも、大きく分けると、早生、中生、晩生の3つに開花時期が分類されます。早生種は3月下旬~4月中旬、中生種は4月中旬~4月下旬、晩生種は4月下旬~5月上旬に開花します。
2.アネモネ
花の時期 2月~5月
アネモネは分枝性の塊茎をもち草丈25~40cmになるキンポウゲ科の球根の花で、直立して直径10cm前後の花を咲かせます。和名はボタンイチゲ(牡丹一華)やハナイチゲ(花一華)といいます。まだ花の少ない2月下旬ごろから5月頃までと花の咲く期間が長く、赤、白、ピンク、紫や青など豊富な花色や一重だけでなく半八重や八重など花形の異なる多くの品種があり切り花や花壇で広く栽培されています。
球根のアネモネが最も流通が多いアネモネですが、宿根草の種もあり開花時期の違うアネモネもあります。
アネモネ
アネモネは分枝性の塊茎をもち、草丈25~40cmになるキンポウゲ科の多年草で、直立して直径10cm前後の花を咲かせます。アネモネの花びらに見える部分は、がく片です。
和名はボタンイチゲ(牡丹一華)やハナイチゲ(花一華)といいます。
アネモネはまだ花の少ない2月下旬ごろから5月頃までと開花期が長く、赤、白、ピンク、紫や青など豊富な花色や一重だけでなく半八重や八重など花形の異なる多くの品種があり、切り花や花壇で広く栽培されています。性質は日当たりを好み、寒さに当てないとつぼみができない性質があるのでの冬も屋外で育てましょう。
アネモネの品種は、100品種以上あり、毎年のように新しい品種ができています。以前は、発色のよい色が中心でしたが、最近はパステル系の複色系の品種もあり、花のサイズも大輪のものから小輪のものまで豊富に揃います。園芸用以外に、切り花としても春を代表する球根花です。
3.ラナンキュラス
花の時期 2月~5月
ラナンキュラスは春の花の中でも最近とりわけ人気で苗ものとしても切り花としてもたくさんの品種が流通しています。球根の花の中では開花期間が長いのも魅力のひとつです。特に3月~4月は美しく咲く時期です。
4.ムスカリ
花の時期 3月~5月
ムスカリは草丈15cmくらいで葡萄のような花を咲かせます。とても耐寒性の強い花で、こぼれ種や自然分球で増え毎年自然に花が咲きます。 小さな花ながら花壇に群生させたムスカリが一斉に咲きそろった光景は見事です。チューリップなどの同じ時期に咲く球根花との色のコントラストも美しくチューリップの脇役として使われます。一度植えると数年は植えっぱなしでも大丈夫なので管理が楽な球根花です。
ムスカリ
ムスカリは草丈15cmくらいでブドウのような花を咲かせる、春の球根植物です。ムスカリはとても耐寒性の強い花で、球根は植えっぱなしでも自然分球で増え、毎年花が咲きます。 小さな花ながら花壇に群生させて一斉に咲きそろった光景は見事です。
ムスカリはチューリップなどの同じ時期に咲く球根花との色のコントラストも美しく、チューリップの脇役として使われます。全国のチューリップの名所ではムスカリと一緒に植栽されている光景を見ることができます。
ムスカリは一度植えると、数年は植えっぱなしでも大丈夫なので、管理が楽な球根花です。花壇や木の株元、寄せ植など、様々な場所に植え付けることができます。
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5.スイセン
花の時期 1~4月
スイセンは草丈は20cm~40cmで白と黄色以外にピンクや緑、オレンジ、など色とりどりの品種がある春の球根の花です。最近は八重咲種など、咲き方にも色々な特徴のある品種がでてきました。数年間は植えっぱなしで管理できて環境が合えば球根がどんどん増え、年々花が見事になるので群生すると見事です。
水仙(スイセン)
水仙(スイセン)は、早春に花を咲かせる春を告げる球根植物のひとつです。白と黄色以外にピンクや緑、オレンジなど、色とりどりの花が咲きます。水仙(スイセン)の園芸品種の数は数万品種もあり、とても種類が豊富です。品種によって一本の茎から一本の花が咲く種もあれば、日本水仙のような房咲き種もあります。最近では八重咲種など、新品種の水仙(スイセン)が毎年のように登場します。水仙(スイセン)は、主に冬咲きと春咲きの品種が多いですが、中には秋に咲く品種もあります。
水仙(スイセン)は、数年間は植えっぱなしで管理でき、環境が合えば球根が年々増えていくのでガーデニング初心者にはおすすめの球根の花です。球根をまとめて植え付けておくと、年々分球し、とても見事な空間となります。日本全国には、たくさんの水仙(スイセン)の群生スポットが存在します。
6.ハナニラ
花の時期 3~4月
ハナニラは3月4月の桜の花が咲くころに無数の星型の花が開花します。「ハナニラ」という名前の通り、葉っぱと球根をこするとニラの香りがしますが、葉をちぎったりカットしたりしない限りは匂わないので特に気になりません。ハナニラは秋植え球根で、9月~10月に植えて翌春から開花します。球根は植えっぱなしで大丈夫なので、庭や花壇などの地植えにした場合は球根を植え付ければその後の管理は不要と言ってもよいくらいです。
7.スノーフレーク
花の時期 3月~5月
スノーフレークは1.5cm程度の白いスズランのような釣鐘型の花を咲かせます。花びらの先は6枚に分かれ緑の斑点が入ります。草丈は30~40cmと背が高めです。
似た見た目のスノードロップとの違いは、開花時期と花丈で見分けるのが簡単な見分け方です。桜の咲くころの3月~4月に咲くのはスノーフレークです。
\次は3月から4月に咲く草花をご紹介!/