ブルーレースフラワーとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ブルーレースフラワー
- 学名
Trachymene caerulea
- 別名・流通名
- ディディスカス
- 科名
- セリ科(ウコギ科とされる場合もある)
- 属名
- トラキメネ属
- 原産地
- オーストラリア
ブルーレースフラワーの特徴
ブルーレースフラワーは暖地では秋まきで初夏咲き、寒冷地では春まきで7月~9月に開花する一年草です。似たような名前でレースフラワーという植物がありますが、全くの別種です。
ブルーレースフラワーは小花の集合体が一つの大きな花となっています。小花ひとつひとつが大きめなのが特徴です。葉や茎にうっすらと産毛のような毛が生えており、花色も淡いトーンであることから、優しい印象をうける花です。切花としても人気があり、フラワーアレンジメントやブーケに多用されます。
ブルーレースフラワーという名前で呼ばれていますが、白やピンクの花色もあります。その場合、ブルーレースフラワーのホワイト、ブルーレースフラワーピンクと表記します。
ブルーレースフラワーの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 50~100㎝ |
耐暑性 | 弱い |
花色 | 淡いブルー、ピンク、白 |
開花時期 | 暖地:5月~6月 寒冷地:7月~9月 |
ブルーレースフラワーの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花(暖地) | ||||||||||||
開花(寒冷地) | ||||||||||||
種まき(暖地) | ||||||||||||
種まき(寒冷地) | ||||||||||||
植え付け |
ブルーレースフラワーの栽培環境
日当たり・置き場所
ブルーレースフラワーは、風通しよく日当たりのいい場所を好みます。夏の直射日光は避けるようにしましょう。あまり強い陽射しに当たると葉が焼けてしまうことがあります。
用土
ブルーレースフラワーは、水はけの良い土壌を好みます。
庭植えのブルーレースフラワーは、水はけの良い土壌を選びましょう。鉢植えブルーレースフラワーは、市販の培養土で問題なく育ちます。
ブルーレースフラワーの育て方のポイント
水やり
ブルーレースフラワーの水やりは、表土が乾いたらたっぷりと与えます。ブルーレースフラワーは蒸れに弱いので、株元の葉が蒸れないように注意しましょう。
肥料
ブルーレースフラワーは植え付け時にしっかりと腐葉土を漉き込んでおけば十分です。ブルーレースフラワーを種から育てた場合は花を咲かせる前に有機肥料を与えます。
病害虫
多湿による蒸れに弱いので、カビに注意します。灰色かび病ボトリチス病とも呼ばれ、梅雨時期に特に発生します。花弁に褐色の小さなシミ状の斑点ができたり、茎や葉に灰色のカビが生えます。日当たりや風通しをよくすることが大切です。
ブルーレースフラワーの詳しい育て方
選び方
ブルーレースフラワーを苗から選ぶ場合は、茎がしっかりとしていて、花芽の上がっているものを選びましょう。花が咲く前の状態の苗は、花色を確認してから購入してください。ブルーレースフラワーには、水色の他に白やピンクの花もあります。
種まき
ブルーレースフラワーは一年草なので、生長してからの植え替えの必要はありません。市販の培養土に直まきで問題ありません。
植え付け
ブルーレースフラワーの植え付けは、真夏と真冬を避けた春か秋の暖かい日に行います。植え付け後は水をたっぷりと与えます。
仕立て方
ブルーレースフラワーは、華奢な茎をすっと伸ばした先に花を咲かせます。茎が50㎝程度まで伸びてきたら、折れないように支柱を立ててあげるようにします。
剪定・切り戻し
ブルーレースフラワーは、枝分かれして次々と花を咲かせます。花が終わったら、花がらをこまめに摘み取るようにしましょう。次の花が咲きやすくなります。
植え替え・鉢替え
ブルーレースフラワーは一年草なので、植え替えの必要はありません。
花
ブルーレースフラワーの花は、暖地では5月~6月頃、初夏に咲きます。寒冷地では7月~9月に開花します。風にそよぐような姿が可愛らしい草花です。
収穫
ブルーレースフラワーは、切花としても人気の植物です。初夏に花が咲いたら、切花にして楽しむことが出来ます。
夏越し
ブルーレースフラワーは高温多湿に弱く、花を咲かせた後は夏に段々と葉を茶色くして枯れていきます。
冬越し
ブルーレースフラワーは一年草なので、冬越しの必要はありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
ブルーレースフラワーは、種で増やせます。