流木でDIY!お洒落なインテリアアイテム「一輪挿し」を作ってみました。
峰亜由美
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海で拾った流木を使って、一輪挿しを作ってみる事にしました。ホッと落ち着いた休日に、海へ遊びに行った砂浜での思い出をインテリアにしてみませんか?家族みんなで作っても、一人で自分だけの時間を楽しんでも、豊かな時間になると思います。
今回はDIYが得意な男性スタッフと一緒に作ってみました。どんな一輪挿しが出来上がるのか?楽しみですね。
目次
流木を使ってできるインテリアアイテム
流木は一本一本の長さや形が違い、インテリアとしても人気のアイテムです。DIYで一輪挿しを作ったり、壁掛けにしたり、くぼみがある流木は土を入れて球根や多肉植物などを植えて植木鉢として使用しても素敵です。枝が分かれた流木などは、その形をいかしてハンガーにしたり、帽子掛けにしたりとアイデアしだいで色々なインテリアとして生まれ変わりる万能な素材です。
今回は私が海で拾った流木を使ってシンプルな一輪挿しを作ってみたいと思います。
流木の入手方法
流木は海や河原などに漂着したものを拾う事が出来ます。
台風が過ぎた後や波が高かった日の翌朝は海に漂っていた流木や小瓶、海外からの漂着物などもたくさん打ちあがり、長い時間をかけて海を漂った流木は経年変化し深い味わいをもち、真新しいものとは違った趣や風合いを楽しむ事が出来ます。一人でビーチや河原をお散歩しながらでも、友人や家族、恋人同士で漂着物を探す時間も楽しみがいっぱいです。
海や河原に行けない場合でも、今はホームセンターやインテリアショップ、生花店などでも入手する事が出来ますよ。お気に入りの流木を見つけてみましょう。
流木の処理の仕方と使用する材料
一輪挿しをつくる材料
- 流木 2本
- 試験管
- 小さな空き瓶
- 麻紐
- ワイヤー #28
- ハサミ
- カッター
流木を拾ってきたら、砂や汚れをブラシなどでおとし水洗いして天日で数日乾かします。
汚れがひどい時や、海水の塩分を洗い流したい時はブラシでこすって水洗いをした後に、1週間ほど水に浸けてみましょう。水替えをまめに行いながら水に浸けておくのがポイントです。水から出した後は乾燥するまで天日で干して乾かしましょう。
流木を使った一輪挿しの作り方~壁掛けタイプ
一つ目の一輪挿しは試験管を使ったシンプルな一輪挿しです。
流木をたてに使用してみます。
材料
- 流木
- 試験管
- ワイヤー
※今回はワイヤーで固定する事にしてみましたが、麻紐や皮ひもなどでも代用する事ができます。
試験管をつける位置によってイメージもかわりますので、好みの位置に試験管を配置します。
流木を立てかけて飾りたい場合は、壁などに立てかけて自然に流木が正面になる位置を確認してから試験管の位置を決めます。
位置を決めたらワイヤーを固定する位置に試験管を取り付ける裏側にワイヤーと同じ太さの溝をカッターで切り込みを入れておきます。
試験管を取り付ける位置が決まったら、試験管をワイヤーで流木に固定します。
ワイヤーで止める際は試験管にワイヤーをひとまわり巻き付けて、ねじり止めます。
試験管を外すとこの様になり、取り外して試験管の洗浄やお水換えも出来ます。
カッターで入れた切り込みにワイヤーを引っ掛けるように、試験管の後ろ側にワイヤーをまわして3回程ねじり止めます。
ねじりすぎると上の写真の様に切れてしまう場合があるので注意しましょう。
流木にまきつけたワイヤーの長すぎる所をニッパーや金属が切れるハサミなどでカットしたら完成です。
完成です。今回は編集部で育てているお庭の花を生けてみました。一輪挿しならではの可憐さです。
この写真の様に、ユーカリの一枝を生けてみるのも涼しそうですね。夏の花が持たない季節も空間に爽やかさを運んでくれます。
アイビーなどを生けてみると、流木の硬さとアイビーの柔らかなフォルムで空間に動を出す事ができます。
このようにアイビーを2本生けてみると、また違った表情を楽しむ事が出来ますね。
シンプルな一輪挿しはどんな植物でも似合うのでお庭で育てた植物やお花屋さんで気にいったお花を見つけたら、簡単に飾る事が出来ます。
流木を使った一輪挿しの作り方~ぶら下げるタイプ
流木を横の位置で使って、ぶら下げるタイプの一輪挿しを作ります。
材料
- 流木
- 小瓶 3つ
- 皮ひも
- 麻紐
流木に皮ひもを結びましょう。
結び方「ふた結び」
ふた結びは船乗りが船を結んだり荷物を結んだりする結び方です。一度覚えると色々なシーンで使う事が出来ます。
1.流木にぐるっと皮を回します。
2.短い方の皮ひものを写真のように結び込みます。
3.入れ込んだ短い方の皮ひもの先端を引っ張ります。
4.短い方の皮ひもを写真のように下へ引き、ループを作って内側に結びます。
5.皮ひもの短い方と長い方を引っ張り固く結んだら完成です。
このように、流木の反対側も結びます。
結び方「ひばり結び」
流木にぶら下げる瓶の口に麻紐を結びます。
1.写真の様に麻紐を2つに折り、輪になった所をビンの口にまきつけましょう。
2.輪にした麻紐を瓶の口に回したら、輪になっている方の端に二つに分かれた片側の麻紐を通します。
3.輪に入れた麻紐の2つに分かれた方を絞るように引いたら結びの完成です。
この結び方で他の瓶の口も同じ様に結んでみましょう。
ひばり結びで結ぶと、この様に小瓶の取り外しが自由に出来、水の入れ替えや瓶のお手入れも簡単になります。
瓶の取り外しが簡単に出来るひばり結びは、季節に合わせた模様替えや気分転換にお好きな瓶に入れ替える事が出来るので、インテリアとしての彩にも工夫を加える事が出来ます。
※簡単に取り外しが出来る「ひばり結び」ですが、瓶の重さによって結び目が固く結ばれます。瓶の口に引っかかりが無いものを結ぶと外れてしまい、落下して器が壊れてしまう事もありますので、瓶の口にしっかりと結べる瓶を選んから結んでみて下さいね。
瓶の口を「ひばり結び」で結んだら各瓶を流木に結びつけます。
瓶は流木に、好みの長さで配置します。配置したら、最初に流木を結んだように「ふた結び」で結びます。
流木に好みの長さで麻紐を結んだら、余った麻紐をハサミでカットします。
ハサミで余った麻紐をカットしたら完成です。
小さな瓶にお花を生けたり、グリーンを生けたり季節やお部屋のインテリアに合わせたり、季節のイベントに合わせたり、お好みで思い思いのアレンジを楽しんでみて下さいね。
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