ヤグルマギク(矢車菊)の花言葉|種類、花の特徴、花言葉の由来
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
ヤグルマギク(矢車菊)の花言葉と種類についてご紹介。ヤグルマギク(矢車菊)は、キク科の一年草。花びらの形は矢車に似ていて放射状に広がっています。
目次
- ヤグルマギク(矢車菊)の花言葉
- ヤグルマギク(矢車菊)について|基本情報
- ヤグルマギク(矢車菊)とは|花の特徴と花言葉の由来
- ヤグルマギク(矢車菊)の種類|色や草丈、性質
- ヤグルマギク(矢車菊)のドライフラワー
- エディブルフラワーとしてのヤグルマギク(矢車菊)
ヤグルマギク(矢車菊)の花言葉
「ヤグルマギク(矢車菊)」の花言葉は「優雅」「繊細」
ヤグルマギク(矢車菊)について|基本情報
科・属 | キク科・ヤグルマギク属 |
和名 | 矢車菊 |
英名 | Cornflower |
学名 | Centaurea cyanus |
原産地 | ヨーロッパ |
開花期 | 4月~7月 |
ヤグルマギク(矢車菊)とは|花の特徴と花言葉の由来
矢車菊(ヤグルマギク)は、春から初夏に開花するキク科の一年草。花びらの形は矢車に似て放射状に広がっています。以前はヤグルマソウと呼ばれていましたが、別の植物で山間部などに自生しているユキノシタ科の「矢車草」が存在することから、最近は矢車菊(ヤグルマギク)と呼ばれるようになりました。
矢車菊(ヤグルマギク)の花言葉「優雅」と「繊細」は、青く美しい花の様子からつけられたようです。
矢車菊(ヤグルマギク)は、ヨーロッパや西アジアでは古来から親しまれてきた花で、古代エジプトのツタンカーメン王の墓から矢車菊(ヤグルマギク)が発見されています。また、初期ルネサンスを代表するイタリア人画家、ボッティチェリの作品「ヴィーナスの誕生」や「プリマヴェーラ(春)」の絵画の中には、矢車菊(ヤグルマギク)が描かれています。
ヤグルマギク(矢車菊)は、庭植えや鉢植えに使われたり、公園などの花壇に植えられている他、切り花としても流通している人気の草花です。もともとの種類は草丈が1m近くになりますが、最近は矮性種など草丈の種類も豊富です。ヤグルマギク(矢車菊)の花は乾燥させればドライフラワーにもなるので、生花としてもドライフラワーとしても、楽しむことができます。
ヤグルマギク(矢車菊)の種類|色や草丈、性質
性質による分類
園芸店などで流通しているヤグルマギク(矢車菊)は、豊富な品種が流通しています。種類によって「一年草」と「宿根草」の性質が違い、宿根性のものは宿根ヤグルマギクや学名のセントーレアなどの名前で販売されています。
草丈
ヤグルマギク(矢車菊)には、草丈が1m近くになる高性種と草丈30cm前後の矮性種があります。同じ植物でも背丈がさまざまなので、草丈を調べてから植える場所を決めるとよいでしょう。
カラーバリエーション
新品種が続々と登場し、青、白、ピンク、紫系濃淡、黒、ダークレッドなど、花色がとても豊富な草花で切り花としても流通しています。
ヤグルマギク(矢車菊)のドライフラワー
矢車菊(ヤグルマギク)はドライフラワーでも楽しむことができます。茎をつけたまま、直射日光の当たらない風通しの良い部屋に花を下にして天井や壁に吊り下げておくと、数日~1週間程度でドライフラワーになります。
花首だけをシリカゲルを使ってドライフラワーにすることもできます。
用意するもの
作り方
容器の半分位までシリカゲルを入れ、矢車菊(ヤグルマギク)を上にのせ、上から残りのシリカゲルをかけます。蓋をして、涼しい所に置いておくと3~4日位でドライフラワーになります。
エディブルフラワーとしてのヤグルマギク(矢車菊)
矢車菊(ヤグルマギク)はハーブの一種で、ハーブ名(英名)では「コーンフラワー」と呼ばれ、古くから薬用、食用、染料用、観賞用として利用されています。コーンフラワーのcornは穀物を意味し、麦畑で見かける花ということから名づけられました。現在は、生やドライでエディブルフラワーとして料理やお茶に使われる他、ハーブウォーター、チンキの材料にも利用されています。
矢車菊(ヤグルマギク)をエディブルフラワーとして飲食用に利用する場合は、食用として育てられている苗を購入しましょう。観賞用と食用では、生産過程で使用する薬剤が違うことがあります。食用可能と確認できたもの以外は、観賞用として利用することをおすすめします。また、食用にしたい場合は、必ず確認して購入しましょう。
▼ヤグルマギク(矢車菊)の育て方
▼ヤグルマギク(矢車菊)の関連記事
▼366日誕生花一覧
▼前向きな花言葉一覧
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「ヤグルマギク(矢車菊)の花言葉|種類、花の特徴、花言葉の由来」の記事をみんなにも教えてあげよう♪