春の青い花、おすすめ草花7選!

金子三保子

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実際の季節よりひと足早く、年明けから続々と春から初夏にかけて咲く草花の苗の流通が始まっています。

今回は、春から初夏にかけて咲く花のかわいいブルー系の花を、一年草、多年草(宿根草)、ハーブの種類別に、生長の様子と育て方のポイントをご紹介します。

目次

一年草

多年草(宿根草)

ハーブ

一年草

忘れな草

学名 Myosotis
科・属 ムラサキ科ワスレナグサ属
開花期 3月~5月くらい
環境 日当たりがよく、乾燥気味の土

忘れな草は一度植えると、こぼれ種でも育つほど、性質は強健です。最近は、品種もいろいろあり、一般的な水色の他、白やピンクもあります。米粒サイズの小さな青い花が無数に咲いている姿は見事です。忘れな草は、原産地では多年草扱いされていますが、暑さや湿気に弱いので、夏の厳しい日本では1年草扱いになります。矮性種(丈が低い性質)から丈が長めの品種まであり、丈が長めの花は花市場に生花としても若干入荷しています。

ちなみに私が育てているのは、比較的丈が長めの品種です。花壇に数株植えたところ、今ではあちこちに種がこぼれて、花壇、通路、他の花の鉢の上・・・など、びっくりするところにからも発芽しています。

たくさん花を咲かせるための育て方ポイント!

忘れな草の苗は、2月くらいから出回り始めます。ポット苗の時点で、たくさん花が咲いてしまっているものは、定植しても根付きにくいので、できるだけ若い株を早めに植え付けた方が、たくさんの花を楽しめます。

小さな水色の花!

小さな水色の花!

 

下の写真は数年前の我が家の通路です。この年は、忘れな草のこぼれ種がたくさん発芽した年でした。同じ場所でも年によって、自然に発芽する数は変ります。思いがけず出来た水色の道。色合わせをきっちりと考えて、それが見事に咲いた時は嬉しいけれど、こういう思いもよらない色合いが見られるのも園芸の楽しみのひとつ。自然からの贈り物です。

写真は数年前の我が家の通路です。この年は、忘れな草のこぼれ種がたくさん発芽した年でした。同じ場所でも年によって、自然に発芽する数は変ります。思いがけず出来た水色の道。色合わせをきっちりと考えて、それが見事に咲いた時は嬉しいけれど、こういう思いもよらない色合いが見られるのも園芸の楽しみのひとつ。自然からの贈り物です。

ネモフィラ

学名 Nemophila
和名 ルリカラクサ
科・属

ハゼリソウ科・ネモフィラ属

*ムラサキ科で分類されることもあります

開花期 3月~5月
環境 日当たりが良く、乾燥気味の土

ネモフィラはほふく性(這い性)なので、横に這うように広がって生長していきます。グランドカバーや花壇の前面、鉢植えの場合は、コンテナの脇に植えたり、垂れるように咲くのでハンギングにも向いています。ブルーの色も濃すぎず、薄すぎず、きれいな青で、他の植物ともあわせやすいです。うまく根付けば、這うようにして横に広がり、1株でたくさんの花を見ることができます。

たくさん花を咲かせるための育て方ポイント!  ネモフィラは、日当たりが良い所に植えます。過湿を嫌うので乾燥気味に育てましょう。肥料はあげすぎると株が乱れやすくなるので、少なめで管理します。とても強い花なので、地植えの場合は植えっぱなしで大丈夫な植物です。苗で購入する時は、花がたくさん咲いているものより、丈がぎゅっとしまった若い株(花よりつぼみが多いもの)を選びましょう。  ポット苗の時点で、たくさん花が咲いてしまっているものは、定植しても根付きにくいので、できるだけ若い株を早めに植え付けると、たくさんの花を咲かせることができます。

たくさん花を咲かせるための育て方ポイント!

ネモフィラは、日当たりが良い所に植えます。過湿を嫌うので乾燥気味に育てましょう。肥料はあげすぎると株が乱れやすくなるので、少なめで管理します。とても強い花なので、地植えの場合は植えっぱなしで大丈夫な植物です。苗で購入する時は、花がたくさん咲いているものより、丈がぎゅっとしまった若い株(花よりつぼみが多いもの)を選びましょう。

ポット苗の時点で、たくさん花が咲いてしまっているものは、定植しても根付きにくいので、できるだけ若い株を早めに植え付けると、たくさんの花を咲かせることができます。

1.ネモフィラは直根性

ネモフィラの根は直根性なので移植を嫌います。植え替える時は、ポット苗からそっと苗を抜いて、根を傷めずにそのまま植えるようにしましょう。

2、花がらをまめに摘みましょう!

花がらとは、終わった花のこと。花がらをそのままにしておくと、植物としては花を咲かすことより、次の世代を残すことが重要ミッションのため、種をつけることにエネルギーが回ります。それを避けるため、花がらをどんどん摘んで、次の花を咲かせていきます。

こちらはちょっとレア品種。霜降りのブルーのネモフィラです。

こちらはちょっとレア品種。霜降りのブルーのネモフィラです。

ルピナス・ピクシィデライト

学名 Lupinus
科・属 マメ科 ルピナス属
開花期 4月~6月
環境 日当たりが良く、乾燥気味の土

ピクシーデライトは、たくさんあるルピナスの品種の中でも丈の低い品種です。ちょうどパンジー、ビオラと同じ時期の開花です。花丈は30センチ~40センチくらいで色はブルーの他、ピンク、白があります。穂状の花は、下から順々に咲いていきます。花もかわいいのですが、葉っぱの形も色もおすすめです。若緑色がちょうど若葉~青葉の季節と合う色なのです。

ほんのりとよい香りもします。

ほんのりとよい香りもします。

たくさん花を咲かせるための育て方ポイント!

1.ルピナスは直根性

ルピナスの根は直根性なので移植を嫌います。植え替える時は、ポット苗からそっと苗を抜いて、根を傷めずにそのまま植えるようにしましょう。

2.過湿を嫌うので乾燥気味に

じめじめした土を嫌います。水やりは、乾いたらたっぷりとあげて、乾燥気味に育てましょう。終わった花、花がらは根元からカットしていくと、たくさんの花を咲かせます。花は、切り花にもできます。(最近は、生花として花市場でも流通しています)

花がらは摘んだ方が、たくさんの花を咲かせることが出来ますが、種が欲しい方は、終わった花をそのままにしておくと、下の写真のようにタネとなります。

ルピナスの種

ルピナスの種

矢車菊(ヤグルマギク

学名 Centaurea cyanus
科・属 キク科 ヤグルマギク属
開花期 4月~7月
環境 日当たりが良く、乾燥気味の土

ヤグルマギクは花びらに特徴があります。花びらの形は矢車に似ていて放射状に広がっています。花の色は青の他、白、ピンク、紫、複色などがあります。ヤグルマギクは矮性から高性まで種類によって様々な丈がありますが、丈の高い品種は1m位まで生長します。

ヤグルマギクは、切り花、ガーデニングや公園等の花壇や花畑で植えられている草花です。花は乾燥させればドライフラワーにもなるので、生花としてもドライフラワーとしても、楽しむことができる植物です。

ヤグルマギクは花びらに特徴があります。花びらの形は矢車に似ていて放射状に広がっています。花の色は青の他、白、ピンク、紫、複色などがあります。ヤグルマギクは矮性から高性まで種類によって様々な丈がありますが、丈の高い品種は1m位まで生長します。  ヤグルマギクは、切り花、ガーデニングや公園等の花壇や花畑で植えられている草花です。花は乾燥させればドライフラワーにもなるので、生花としてもドライフラワーとしても、楽しむことができる植物です。

たくさん花を咲かせるための育て方ポイント!

1.ヤグルマギクは直根性

ヤグルマギクの根は直根性なので移植を嫌います。植え替える時は、ポット苗からそっと苗を抜いて、根を傷めずにそのまま植えるようにしましょう。

2.過湿を嫌うので乾燥気味に

じめじめした土を嫌います。水やりは、乾いたらたっぷりとあげて、乾燥気味に育てましょう。終わった花はカットしていくと、たくさんの花を咲かせます。花は、切り花やドライフラワーにもできます。(生花として花市場でも流通しています)

矢車菊?矢車草?

この花のことを「矢車草」と表現されている方も多いかもしれません。私自身も子供のころから「矢車草」と呼んでいましたが、まったく同じ名前の「矢車草」という名前を持つユキノシタ科の山野草があることから、最近は「矢車菊」と表記される方向となっています。

とは言え、花屋さんでも「矢車草」として販売していることも多いのが実情です。花の名前はややこしいですね。ちなみにこのヤグルマギクは、植物分類としてはキク科です。もうひとつの別名として英名で「コーンフラワー」とも言います。

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多年草(宿根草)

丁字草

学名  Amsonia elliptica
科・属 キョウチクトウ科チョウジソウ属
開花期 5月~6月
環境 日当たり~半日陰で肥沃な土

淡いブルーの星型の花の宿根草。東京だと5月の上旬ごろが開花時期です。開花期間は短いのですが素敵な花で、植えっぱなしで大丈夫です。(株が大きくなったら株分けします)切り花としても短期間出回っています。理想的な環境は、半日陰で肥沃な土が好みですが、日当たりのよい所でも問題なく育っています。ただ、夏場は日差しがさえぎられるような環境の方がおすすめです。花期は短めですが、星型の透明感のある花は、とても美しいです。

ベロニカ・オックスフォードブルー

学名 Veronica prostrata
科・属 オオバコ科ベロニカ属
開花期 3月~5月
環境 日当たり~半日蔭

春に小指の爪サイズの青い花が、地面一面に開花します。ベロニカでもまっすぐ高く伸びる高性種ではなく、オックスフォードブルーは、矮性でほふく性(這い性)のタイプで、地面を這うように生長します。グランドカバーにとてもおすすめの植物です。我が家でも花壇に植えたところ、どんどん増えて、今ではどれが元の株がわからないほど。

図鑑を見ると、繁殖方法は株分けとなっているのですが、どうやら種で増えているらしく、花壇や通路のあちこちから開花して、今では増えすぎて整理するほどになりました。
環境にあうとどんどん増えるベロニカ・オックスフォードブルー

環境にあうとどんどん増えるベロニカ・オックスフォードブルー

 

地面一面がブルーになって見事です。

地面一面がブルーになって見事です。

たくさん花を咲かせるための育て方ポイント!

地植えだと、一度植えたら特に何もしなくても植えっぱなしで勝手に育ちます。花が咲いた後に刈り込むと、もう一度開花することもあります。秋は、葉が渋い赤(銅葉)に色づきます。冬前になったら刈り込みます。

ベロニカ・オックスフォードブルーは、半日陰くらいまでなら栽培可能ですが、日当たりがよい方が花付きが良くなります。

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ハーブ

ボリジ

学名 Borago officinalis
ムラサキ科
開花期 4月~7月
環境 環境日当たりが良く、乾燥気味の土

ボリジは花はかわいらしいですが、性質は強健。1年草のハーブとして分類されています。一度植えて、環境に合うと、こぼれ種でも発芽します。ボリジは茎が太い割には空洞で弱いので、伸びてきたら支柱などで補強してあげます。茎や葉っぱが産毛のようなトゲトゲがあるので、触るとちょっと痛いです。

ボリジは花はかわいらしいですが、性質は強健。1年草のハーブとして分類されています。一度植えて、環境に合うと、こぼれ種でも発芽します。ボリジは茎が太い割には空洞で弱いので、伸びてきたら支柱などで補強してあげます。茎や葉っぱが産毛のようなトゲトゲがあるので、触るとちょっと痛いです。

 

ボリジ

たくさん花を咲かせるための育て方ポイント!

苗を購入する場合は、茎が伸びていない下葉のみの若い株を、できれば3月くらいまでに定植するとよいです。

ボリジは、地植えにすると1メートルくらいの高さに育つ場合もあります。湿気に弱いので、蒸れると突如、株がダメになることがあるので、乾燥気味に育てることがポイントです。

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金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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