クレロデンドルム・ブルーウィングとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- クレロデンドルム・ブルーウィング
- 学名
Clerodendrum
- 英名
- blue butterfly bush
- 科名
- クマツヅラ科
- 属名
- クレロデンドルム属
- 原産地
- 熱帯アフリカ
クレロデンドルム・ブルーウィングの特徴
クレロデンドルム・ブルーウィングは、クマツヅラ科の非耐寒性常緑低木。5月~9月頃に青い蝶のような小さな花が咲きます。その花姿から青い妖精、青い翼、ブルーバタフライブッシュなどと呼ばれています。
クレロデンドルム・ブルーウィングは、熱帯アフリカ原産なので暑さには強いですが、夏の強すぎる光は苦手で葉焼けをおこします。真夏は半日陰になるような場所で育てましょう。また、寒さに弱い性質があるので一年草として扱われていることも多い植物です。寒くなる前に室内に取り込むと翌年も花を楽しめます。暖地では霜に当たることがなければ屋外で越冬できます。
クレロデンドルム・ブルーウィングは支柱をしなくても育てられますが、背が高くなってきたらあんどん仕立てにすると形良くまとまります。初夏~秋までの寄せ植えやハンギングバスケット、半日陰の花壇に植える苗として用いられます。
クレロデンドルム・ブルーウィングの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 30cm~200cm |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 普通 |
花色 | 青 |
開花時期 | 5月~9月 |
クレロデンドルム・ブルーウィングの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
植え付け・植え替え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 | ||||||||||||
挿し木 |
クレロデンドルム・ブルーウィングの栽培環境
日当たり・置き場所
クレロデンドルム・ブルーウィングは、日当たり~半日陰を好みます。暑さには強いものの、夏の強い日差しが苦手なため、地植えの場合は周年半日陰くらいの場所に植えましょう。
鉢植えの場合は、真夏には半日陰の場所に移動させます。寒さに弱い性質があるため、寒くなる前に室内に取り込むと越冬できます。
温度
クレロデンドルム・ブルーウィングの耐寒温度は、約5℃です。それ以下になると寒さで枯れてしまいます。
用土
クレロデンドルム・ブルーウィングは、水はけの良い用土を好みます。市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
クレロデンドルム・ブルーウィングの育て方のポイント
水やり
クレロデンドルム・ブルーウィングは、株元の土が乾いたらたっぷり水やりしましょう。真夏の水やりは、日中に行うと株が蒸れて弱ってしまうので、早朝か夕方以降の涼しい時間帯に行います。
肥料
クレロデンドルム・ブルーウィングは、初夏から秋まで長い間花が咲きます。生育期に定期的に追肥することで花を次々と咲かせることができます。
クレロデンドルム・ブルーウィングの詳しい育て方
選び方
クレロデンドルム・ブルーウィングは、蕾がたくさんついていて葉色が良い苗を選びましょう。
植え付け
クレロデンドルム・ブルーウィングの植え付け適期は、春~初夏です。
剪定・切り戻し
クレロデンドルム・ブルーウィングは、生育期に随時軽く剪定しましょう。剪定することで新芽の生長を促し、次々と花が咲きます。寒くなる頃、室内に取り込む前にも軽く剪定するとコンパクトな状態で管理しやすくなります。
植え替え・鉢替え
クレロデンドルム・ブルーウィングの植え替え適期は、春~初夏です。根を整理して、新しい土を使って一回り大きい鉢に植え替えましょう。
花
クレロデンドルム・ブルーウィングは、5月~9月に青い蝶のような花を咲かせます。咲き終わった花を取らなくても次の花は咲きますが、花がらをそのままにせず取り除くと病害虫発生の予防になります。
夏越し
クレロデンドルム・ブルーウィングは、暑さには強い性質ですが、強い直射日光が苦手です。夏は半日陰になるような場所で管理しましょう。
冬越し
クレロデンドルム・ブルーウィングは、寒さに弱いため暖地以外では屋外での越冬は難しい植物です。寒くなる前に室内の明るい場所に取り込んで管理すると翌年も花を楽しめます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
クレロデンドルム・ブルーウィングは、挿し木で増やすことができます。挿し木の適期は6月頃です。