スティックカリフラワー・カリフローレ|ブーケのように可愛くて美味しい野菜
とまつあつこ
このライターの記事一覧
スティックカリフラワー・カリフローレ
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「スティックカリフラワー・カリフローレ」。トキタ種苗が開発したスティック状の新しいカリフラワーです。
(撮影協力/アグリス成城)
上から見ると一般的なカリフラワーのように見えますが、横から見ると花蕾は一つの丸い塊にはなっていなくて、花蕾を支える軸の部分が分かれています。カリフローレは、花蕾も軸も美味しく食べるカリフラワーです。この軸の部分をばらしてスティック状したものが、袋に入って野菜売り場に並んでいるのを見たことがありませんか。
ばらしてみるとこんな感じになりました。収穫のベストタイミングは花蕾の間に隙間ができてきたころなので、そろそろいいかなと収穫してみました。収穫適期の見極めがなかなか難しかったのですが、早速蒸してマヨネーズを付けて試食してみたら甘くて瑞々しくてとても美味しかったです!残りは生ハムやお肉と一緒にアレンジしたりしてみたいと思います。
▼カリフローレの美味しい食べ方や簡単レシピはこちら
カリフローレを植え付けたのは、9月10日。ピンク色の〇で囲んでいるのがカリフローレです。元肥を混ぜ込んで耕して、ブロッコリーやケール、ハクサイなどと一緒に植えました。まだ苗が小さくて可愛いですね。
アブラナ科の野菜はアオムシなどが好むため、防虫ネットをかけて大切に育てます。
週に一度、ネットを開けて葉の裏と中心の部分をチェック。卵や幼虫がいないかしっかり見て、見つけたらすぐに取り除きます。手袋をして作業すると虫も怖くないですよ。
11月1日の様子です。毎週虫のチェックをして、3週間ごとに追肥を続けます。
一週間後、中心部分の葉が内側に巻き始めました。
12月7日の様子です。花蕾が立派に大きく育ちました!花蕾の中心部分がまだ少し硬めなので、収穫は翌週まで待つことにしました。
12月14日、収穫当日の様子です。花蕾の部分がだいぶほくれてやわらかくなってきました。さらに翌週の収穫でもよいのかなと迷いましたが、採り遅れて味が落ちたら悲しいので収穫してみることにしました。
植え付けから収穫まで3か月。防虫ネットをかけて、毎週虫チェックをして、水やりと追肥を行って育てました♪自分で育ててみると、こんなに大切に手と目をかけて育ててやっと収穫できるんだなあとしみじみします。
でも、毎週野菜の生長を見るのも楽しみで、野菜と土に触れると心が無心になって穏やかに癒されるので畑に行くのは苦になりません。気持ちのリフレッシュや軽い運動にもなるし、新鮮な野菜が収穫できて、料理するのも食べるのも楽しいので、家庭菜園は本当に健康的な趣味だなと思います。
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「スティックカリフラワー・カリフローレ|ブーケのように可愛くて美味しい野菜」の記事をみんなにも教えてあげよう♪