アークトチス・グランディスとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • アークトチス・グランディス
植物名
アークトチス・グランディス
学名

Arctotis grandis

和名
ハゴロモギク
別名・流通名
ブルーアイデージ
科名
キク科
属名
ハゴロモギク属
原産地
南アフリカ

アークトチス・グランディスの特徴

アークトチス・グランディスは、南アフリカ原産のキク科の耐寒性多年草です。白い花弁に中心がネイビーの花とシルバグリーンの葉の色のコントラストが美しく、春から初夏の庭や花壇、寄せ植えなどに利用されています。

高温多湿に弱い性質で日本では一年草として扱われることが多いですが、夏を越すことができれば多年草化します。寒冷地では、春から秋まで長く花を楽しめます。

アークトチス・グランディス

アークトチス・グランディスの株元

草丈40~50cm程度で、花付近には葉はなく、地際から茎をまっすぐ伸ばして頂点で開花します。丸い花と直線的な茎が庭や花壇で引き立つ存在です。

アークトチス・グランディスの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 40~50cm
耐寒性 普通
耐暑性 普通
花色
開花時期 4月~7月

アークトチス・グランディスの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
種まき

アークトチス・グランディスの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりが良い場所が適しています。多年草化させるには、夏の環境を風通し良く、蒸れないようにすることが条件です。

用土

水はけが良い土を好みます。

鉢植えは、草花用の培養土で問題なく育ちます。

アークトチス・グランディスの育て方のポイント

水やり

地植えは、根付いてからは水やりの必要はありません。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら鉢底から流れ出てくるくらいたっぷりと水を与えましょう。

肥料

地植えは、草花が問題なく開花している土なら施す必要はありません。

鉢植えは、緩効性肥料を定期的に施しましょう。

病害虫

目立った病害虫の害はありません。

アークトチス・グランディスの詳しい育て方

選び方

株元の葉がきれいな苗を選びましょう。

種まき

主に苗で流通していますが、種から育てることもできます。種まきは秋に行います。ポットに数粒ずつまき、良い芽を残して育苗すると移植の手間が省けます。

植え付け

本格的な寒さが来る前に定植しましょう。地植えにすると40~50cm程度になる草花ですが、下葉だけの状態で越冬します。開花した時の草丈を想定した位置に植え付けましょう。

植え替え・鉢替え

多年草として育てる場合は、1年に一度、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

アークトチス・グランディス

4月~7月が主な開花時期ですが、寒冷地では秋まで開花します。アークトチス・グランディスの花は、太陽とともに開き、夕方に閉じる性質があります。

収穫

花は切り花として楽しむことができます。

夏越し

温暖地では、一般的には夏前までの一年草扱いです。

花後に短く切り戻し、夏の間、風通しや水はけが良い状態を保ち、株を蒸らさなければ多年草化します。

冬越し

冬も常緑を保ち越冬します。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

株分け、挿し木、実生で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る
植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

人気の植物ランキング