【初夏のガーデニング】庭や花壇におすすめの一年草、宿根草30種

Avatar photo

金子三保子

このライターの記事一覧

公開日 :

初夏の庭や花壇におすすめの一年草と宿根草や草花選びのポイントをご紹介します。

目次

初夏の庭や花壇の草花選びのポイント

カリフォルニアポピー

初夏とは?草花選びのポイント

初夏とは、5月の上旬の立夏ごろから6月の上旬くらいまで、もしくは梅雨入りくらいまでの時期をさします。初夏に植える草花は「冬から5月くらいまで咲く草花」と「春から夏まで咲く草花」をうまく組み合わせておくと、春の庭から夏の庭に上手にバトンタッチでき、いつ見てもきれいな空間に仕上がります。今回は、初夏に咲く草花の開花期間や草花の特徴をご紹介します。庭や花壇に合った草花選びの参考にしてみてください。

草丈

ヤグルマギク

花壇の前側、中央、後方、それぞれの場所に合った草丈の植物を選びましょう。這性、矮性、高性の草花を上手に組み合わせると、ワンランクアップした風景が仕上がります。

花の咲き方

アリウムサマードラマー

アリウム・サマードラマー

花には丸い花、穂状の花など、形や咲き方はさまざま。いろいろな形を組み合わせたり、同じような形を群植したり……同じ季節に咲く花の形を意識して組み合わせを楽しみましょう。

宿根草(多年草)と一年草

一年草は、種をまいたその年のうちに発芽し、花が咲き、種をつけ枯れていくのに対して、宿根草(多年草)は、植えっぱなしで毎年同じ時期に花が開花する植物のことを言います。

毎年開花する宿根草(多年草)を植えると、その場所の季節の色が決まります。その色に合わせて毎年少しずつ違う一年草を組み合わせていくと、年によって雰囲気の違う庭の色合わせを演出することができます。毎年の色合いを写真におさめておくのも楽しいですね。

花壇をひとつの器に見立てて、フラワーアレンジをしているように、宿根草(多年草)と一年草の色合わせ、形選びをして素敵な初夏の庭をコーディネートしてみましょう。

初夏に咲く花はいつ植える?

初夏に咲く花苗の流通は、実際の開花時期より早く出回ります。苗として見かけるようになるのは10月後半あたりからです。

色を確認して植えたい草花は別として、おすすめなのは「未開花苗を早い時期に植え付けること」

開花までにたっぷりと根を張る期間を与えると、初夏にたくさんの花を楽しめます。未開花苗は見た目が地味ですが、春遅くに植え付けたものと比較すると、株の育ち具合や花数がまるで違います。秋以降、園芸店に行った際には未開花苗も組み合わせて春から初夏の庭づくりをしてみてください。

目次に戻る≫

初夏の庭や花壇におすすめの宿根草15種

ゲラニウム

ゲラニウム 花

  • 宿根草
  • 開花時期5月~7月(晩秋まで咲く品種もあり)

ゲラニウムは、別名フウロソウとも呼ばれるフウロソウ科の宿根草。主に初夏が開花時期ですが、最近は秋まで開花が続く品種も登場しています。たくさんの品種があり、ナチュラルな雰囲気が好きな方に人気です。葉のフォルムも品種によってさまざまなのも魅力です。

ゲラニウム(フウロソウ)

  • ゲラニウムは、春から初夏にかけて開花する耐寒性宿根草。風にそよぐように咲く姿は可憐で風情がある草花です。 ゲラニウムの種類はとても豊富で、品種により草丈、花色、花の大きさなどが違います。花の色は、ピンク系濃淡、白、紫系濃淡の他、黒花や複色など、さまざまな品種があります。 花が美しいゲラニウムは、葉のフォルムも品種によってさまざまです。切れ込みのあるもの、小さな葉、大きな葉など、とても魅力的な葉をした種類が多く、花の時期以外もリーフプランツのような使い方ができます。冬は種類や地域によって落葉するものと、多少葉を残すものがあります。 ゲラニウムの開花期間は主に初夏ですが、初夏から秋まで長期間開花する新品種のゲラニウムも登場しています。 高温多湿に弱いため、どちらかというと寒冷地に植栽した方がよく育ちますが、品種を選べば暖地でも育てることができます。適した場所に植栽すると、株が広がるように生長し、たくさんの花が開花します。宿根草なので、植え付けてから3~4年目以降の大株になると花の最盛期はとても見事です。

ポテンティラ

ポテンティラはゲウムと同じくバラ科の宿根草。ゲウムと花が似ていますが、両者の違いは葉っぱで見分けることできます。最近、新品種がたくさん出てきました。花色は、オレンジ、アプリコット、黄色、白、赤、ピンク系濃淡などとても豊富です。

  • 宿根草
  • 開花時期4月~8月(品種による)

ポテンティラは、バラ科の宿根草。花色は、オレンジ、アプリコット、黄色、白、赤、ピンク系濃淡などとても豊富です。

 

花丈は矮性でグランドカバーとして使えるものから、60cm以上の花丈まで様々です。花丈の出るものは、株元付近に咲くというよりは、花茎を長くあちこちに伸ばして自由な雰囲気に散らばって咲きます。

草丈は、矮性でグランドカバーとして使えるものから60cm以上になるものまでさまざまです。丈の高い品種は、株元付近で咲くというよりは、花茎があちこちに散らばるように咲きます。

ポテンティラ

  • ポテンティラは、バラ科の宿根草(常緑多年草)です。春から初夏に、ワイルドストロベリーに似た花が開花します。ポテンティラの花色は、オレンジ、アプリコット、黄色、白、赤、ピンク系濃淡などとても豊富です。花丈は、矮性でグランドカバーとして使えるものから、60cm以上の花丈まで様々です。丈の高いものは、株元付近に咲くというよりは花茎を長くあちこちに伸ばして自由な雰囲気に散らばって咲きます。 ポテンティラの花は春から初夏に次々と可憐な小花が開花します。最近は次々と園芸品種が増えて、八重咲きのもの、葉がシルバーグリーンの種類などが登場しています。

        クレマチス

        クレマチスは系統によって開花時期が違う植物です。性質も色々とありますが、バラに合わせるなら、初夏から咲き始める系統を選びましょう。大輪、中輪、小輪と花のサイズも色々とあります。バラの後方の壁面に這わせると、バラとクレマチスが咲きそろった時は、立体感のある素敵な空間に仕上がります。

        • 宿根草
        • 開花時期 系統による

        クレマチスは系統によって開花時期が違う植物ですが、初夏に咲く品種はとてもたくさんあります。豊富な花色、咲き方にくわえ、つるの長さもそれぞれなので、植える場所に合わせた品種を選びましょう。

        クレマチス(テッセン)

        • クレマチスは、日本、ヨーロッパやアジアが原産の多年草。原種は300種類は存在し、日本では「カザグルマ」「ハンショウヅル」「センニンソウ」などがあります。クレマチスの花びらに見える部分は「ガク」であり、花びらがないというちょっと変わった花で、四季咲き、一季咲きのものがあります。クレマチスは品種によって開花時期も異なり、秋冬に咲くものもあります。 クレマチスの咲き方は、大きく分けると新しい枝に花が咲く新枝咲き、新しい枝にも古い枝にも花が咲く新旧枝咲き、古い枝に花が咲く旧枝咲きの3つに分けられます。それぞれ剪定の仕方も違うので注意しましょう。

        ジギタリス

        ジギタリス

        • 宿根草もしくは二年草
        • 開花時期 5月~6月

        ジキタリスは、イングリッシュガーデンの定番として人気の花。穂状の花が下から上に咲き進む姿は存在感があります。花の色は、白、ピンク、イエロー、紫など。最近はアプリコット色などの中間色やブロッチのないタイプもあります。本来は宿根草ですが、暑さに弱いため春まきの二年草として扱われることがあります。品種によって草丈がかなり違うので、それぞれに適した場所に植え付けましょう。

        ジギタリス

        • ジキタリスはイングリッシュガーデンの定番として人気の花です。ベル状の花が穂状についた花穂がすっと伸びて咲く姿は存在感抜群です。ジギタリスはバラと開花時期が同じなので、バラに合わせる草花としてもよく使われます。花の色は紫を中心に、白、ピンク、イエローなどがあり、次々に新色が登場しています。ジギタリスは本来は宿根草ですが、日本では暑さに弱いため春まきの二年草として扱われます。夏越ししやすい東北から北では、秋に種まきして2年越しで立派に生長させることができます。丈夫なので環境に合えば毎年、こぼれ種が発芽して開花します。 ジギタリスは品種がとても豊富で、品種によって背丈も様々です。高性のものは2m近く、矮性のものは30cm程度と品種によって背丈が様々です。ジギタリスと言えば、花にブロッチ(斑点、斑紋)があるものが一般的ですが、最近はブロッチがない品種も登場しています。  

        バーバスカム

        バーバスカム

        • 宿根草
        • 開花時期5月~7月

        バーバスカムは、ゴマノハグサ科の多年草。色数が豊富で、品種によって草丈に違いがあります。冬の間はロゼット状の下葉のみですが、春になると株元から花茎が立ち上がり、穂状の花が下から上に咲き進みます。

        バーバスカム

        • バーバスカムはビロードモウズイカの仲間で、たくさんの品種があり、品種によって花丈にかなり違いがあります。植物分類も一年草のものから、多年草まで様々です。開花前まではロゼット状の下葉で、そこから花茎が立ち上がり5月ごろに開花します。花色もとても豊富で、花は穂状の形状で下から徐々に開花し、ひとつひとつの花の寿命は短いですが、上の花が咲き終わるまでには長い期間がかかるので一輪を長く楽しむことができます。矮性のものでも50cm以上はあるので、庭植えに適した多年草です。多年草と言っても短命な宿根草の部類に入りますが、一度植栽すれば放任で育つので初心者でも簡単に取り入れることができる草花です。

        宿根サルビア、セージ

        宿根草のサルビアやセージはたくさんの品種があります。ブルー系の穂状の花がさわやかな雰囲気を演出してくれます。サルビア、セージ類はおおむね開花期間が長いですが、品種によっては晩秋咲きのものもあるので、念のためプランツタグなどで開花期間を調べましょう。

        • 宿根草
        • 開花時期5月~11月(品種によってさまざま)

        宿根草のサルビアやセージは、矮性から高性までたくさんの品種があります。ブルー系の穂状の花がさわやかな雰囲気を演出してくれます。サルビア、セージ類はおおむね開花期間が長いものが多いですが、品種によっては初夏咲きや晩秋咲きのものもあるので、プランツタグなどで開花期間を調べましょう。

        スイカズラ(ハニーサックル)

        ハニーサックルは半落葉のツル植物。とてもよい香りのするハニーサックルの花は5月ごろから開花しはじめます。最近ガーデニングの素材として、次々と新しい品種も作られるようになり、色合いなども豊富になりました。  ハニーサックルはとても生長力があるので、フェンスやトレリス、アーチなどに這わせると見事な光景になります。バラの後方にあるフェンスやトレリスに絡ませると立体的な空間を作ることができます。

        • 宿根草
        • 開花時期5月~10月

        スイカズラは、半落葉性のつる性植物。開花中の良い香りも魅力です。次々と園芸品種が作られ、色合いが豊富です。生長力があるので、フェンスやトレリス、アーチなどに這わせると見事な光景になります。

        スイカズラ(ハニーサックル)

        • スイカズラ(ハニーサックル)は英名をHoneysuckle(ハニーサックル)とも言い、春に香りの良い花を咲かせる半落葉性つる植物です。 スイカズラ(ハニーサックル)の花は、咲き始めは白、次第に黄色と変化します。色が変化するので1本の株に白花と黄花が咲いているようにみえることから、「金銀花」という別名を持ちます。また、冬も緑の葉を絶やさないので「忍冬(ニントウ)」という別名もあります。 スイカズラ(ハニーサックル)は花の蜜を吸うと甘いことから「吸葛(すいかずら)」という名前が付きました。花の形が特徴的で、上下に大きく分かれた花びらの真ん中から雌しべと雄しべが飛び出すように付いています。日本原産の植物ですがヨーロッパで品種改良され、香りの良さから人気が出た植物です。非常に繁殖力が強いため、一部の国では害草として指定されています。 丸みを帯びた卵型の葉が茎に対し二枚両側に付き、葉の付け根から花が咲きます。花後2つの小さな実が付きます。夏の間は濃いグリーンをしていて、熟すと光沢のある黒に変化します。

        アリウム

        アリウム

        • 球根植物
        • 開花時期4月~9月(品種による)

        アリウムは、ヒガンバナ科の耐寒性球根植物。種類によって草丈、花のサイズや形が違います。ユニークなフォルムをしたものが多く、切り花でも親しまれています。ひときわ目を引く大輪種は、初夏の庭を華やかにしてくれる存在です。植えっぱなしで管理できるものと開花後に掘り上げたほうがよいものがあります。

        アリウム

        • アリウムは大輪から小輪まで数百品種もあるユリ科の耐寒性球根です。花の他、ネギやタマネギ、ニンニク、ニラ、ハーブのチャイブなどもアリウムの仲間です。 種類によって、草丈、花のサイズや形が違いますが、それぞれユニークなフォルムをしたものが多く、園芸用としての他、切り花でも親しまれている植物です。 アリウムの開花時期は主に春から初夏にかけてが多いですが、近年、夏咲きのアリウムも登場しています。切り花として昔から親しまれているアリウムと言えば、アリウム・ギガンチウム、アリウム・コワニー、丹頂アリウムなどでしたが、最近は大輪種から小輪種まで切り花として流通する品種も飛躍的に多くなっています。 アリウムの花の咲き方は、小さな花が集まって球状や傘状の形を形成し、いっぺんに咲かず少しずつ開花していくため花持ちが良いのが特徴です。ピンク、紫、白、青、紫、黄色、複色など豊富な花色があります。 草丈は低いものは10cm前後、高いものは2mを超えるものがあり、品種によって様々です。一般的に丈が低くて球根の小さなものは植えっぱなし、丈が高くて球根が大きいものは花の開花後、掘り上げて管理するなど品種によって管理方法が違います。 変化に富んでユニークなフォルムの花は、庭に点在して植えてアクセントに、まとめて植えてフォーカルポイントにしたり道沿いに植えて目線を作ったりと、植え付け方で様々な雰囲気を演出することができます。

        クナウティア

        宿根草 クナウティア

        • 多年草
        • 開花時期5月~10月 

        クナウティアは、スイカズラ科の耐寒性多年草。暑さにも強く、開花期間が長いので、夏の庭や花壇に植えると重宝する草花です。品種によって草丈はかなり違い、40cmくらいのものから1mを越すものまでさまざまです。多くの宿根草は、植え付けて数年してからたくさんの花が開花するものが多いですが、クナウティアは初年度からたくさんの花を楽しめます。

        クナウティア

        • クナウティアはスイカズラ科の耐寒性多年草。初夏~秋まで長くたくさんの花が開花します。品種によって草丈はかなり違い、40cmくらいのものから1mを越すものまでさまざまです。暑さにも強く、開花期間が長いので、夏の庭や花壇に植えると重宝する草花です。 色は紫、ピンク、赤などがあり、クナウティア・マケドニカやクナウティア・アルベンシスがよく流通し、斑入りなどの新品種も登場しています。 丈夫でワンシーズンでもたくさんの花が咲き、育てやすい草花です。株としては短命な多年草ですが、環境に合えばこぼれ種で増えていきます。

          宿根草のアネモネ

          アネモネ・バージニアナ

          アネモネ・バージニアナ

          • 宿根草
          • 開花時期5月~6月

          球根のアネモネは春に咲くものが多いですが、開花時期が初夏の宿根草のアネモネもあります。白系やグリーン中心のお庭におすすめ。草丈が低いものから高性まで色々あるので、植え付ける場所に合わせて品種を選びましょう。

          ペンステモン

          ペンステモン

          • 多年草
          • 開花時期5月~10月

          ペンステモンは、オオバコ科の多年草。日本のような高温多湿が苦手な一部の品種は一年草として扱われることがあります。釣鐘のような花が穂状についているものが多く、豊富な花色があり草丈も矮性から高性まであります。また、「春から初夏に咲くもの」「初夏から秋にかけて咲くもの」など、品種によって開花時期が違います。

          ペンステモン

          • ペンステモンは原種だけでも250種以上あるオオバコ科ペンステモン属の常緑多年草です。釣鐘のような花が穂状についている花が多く、立性から匍匐性など性質は様々、花丈も品種によって矮性のものから高性のものまで色々あり、花丈によって寄せ植えや花壇などに使われています。 ペンステモンは本来は多年草ですが、日本のようなムシムシした高温多湿の夏は苦手なため、一部の品種は秋まきの一年草として扱われています。 園芸種として流通している品種もとても多く、品種によって開花している期間が違うのでプランツタグなどで確認が必要です。

          ポレモニウム

          ポレモニウム・アプリコットデライト

          アプリコットデライト

          • 多年草
          • 開花時期5月~7月

          ポレモニウムは、ハナシノブ科の耐寒性多年草。丈夫で育てやすく、根付けば特別な管理をしなくても育ちます。冬の間はロゼット状の下葉だけの状態で常緑で越冬し、春になると株元から花茎を立ち上げて開花します。ポレモニウムは、温暖地の梅雨~真夏の気候が若干苦手です。夏を乗り切れば宿根化しますが、どちらかというと寒冷地向きの草花です。真夏に蒸らさないようにすることがポイントです。

          アンチューサ

          アンチューサ

          • 宿根草
          • 開花時期 5月~6月

          アンチューサは、春から初夏に青い花が開花するムラサキ科の草花。品種によって草丈に差があり、30~150cmくらいまでさまざまです。高温多湿に弱いため、一年草扱いとされることもあります。

          宿根リナリア

          宿根リナリア

          • 宿根草
          • 開花期5月~7月

          宿根リナリアは、ゴマノハグサ科の宿根草。リナリアは一年草と宿根草があり、一年草のリナリアは春が花期ですが、宿根リナリアは初夏が開花時期です。草丈も一年草と違い50cm以上になります。優しい雰囲気の花も魅力的ですが、シルバーグリーンの葉も美しく、カラーリーフとして楽しめます。一通り花が終わった7月頃に切り戻しておくと、秋に再び開花します。

          宿根リナリア

          • 宿根リナリアは穂状の花を初夏から秋に咲かせる耐寒性のある宿根草です。(多年草)です。ひとつひとつの花はとても小さく繊細で、風に揺れるように咲く姿がとても美しい草花です。宿根リナリアは花も魅力的ですが、シルバーグリーンの葉の色もさわやかで花のない冬場の葉っぱだけの時期もカラーリーフとして楽しめます。 一年草のリナリアと宿根リナリアは花ひとつひとつの形は金魚草の花の形をしていますが、開花時期、花色、花丈などがまったく違います。一年草のリナリアは春に開花しますが、宿根リナリアは初夏から秋にかけて開花します。

          丁字草

          丁字草

          • 宿根草
          • 開花時期 5月

          丁字草は、透明感のある水色の星型の花を初夏に咲かせる宿根草。半日陰で肥沃な土が好みですが、日当たりの良い場所でも問題なく育ちます。開花期間は短いですが、植えっぱなしで毎年開花する手入れが楽な草花です。

          チョウジソウ(丁字草)

          • チョウジソウは淡いブルーの星型の花の宿根草(山野草)です。春に芽吹き、初夏に楚々とした趣のある花を咲かせます。花期は短い宿根草ですが、和風にも洋風にも合う草花です。切り花としても5月ごろに流通しています。植え付けて何年もすると大株になり初夏にたくさんの花が開花します。 チョウジソウは日本を含む東アジア原産の種、北アメリカ原産のヤナギバチョウジソウやホソバチョウジソウなどいくつかの種類がありますが、販売されている時に区別して売られていないことがほとんどです。それぞれの見た目の違いは葉の形や花の色が若干違います。 チョウジソウは全草にアルカロイドを含み有毒です。

          目次に戻る≫

          初夏の庭や花壇におすすめの一年草15種

          シャーレーポピー

          ヒナゲシ

          • 一年草
          • 開花時期5月~7月

          シャーレーポピーは、5月に開花するポピーです。薄紙のような繊細な花びらで、ゆらゆらと揺れながら咲く姿は、か弱そうですが性質は丈夫。一重咲きのほか八重咲きもあり、色合いもとても豊富です。

           

          シャーレーポピー

            最近はシックな色みのものが人気です。

            シャーレーポピー

            • シャーレーポピーはヒナゲシ、コクリコ、虞美人草(ぐびじんそう)の名でも知られる一年草。細い茎の先に、まるで薄紙のような繊細で色鮮やかな花を咲かせます。昭和記念公園や秩父高原はシャーレーポピーの一大群生地として知られています。フランスでは赤いシャーレーポピーとブルーのヤグルマギクが田園に植えられていることが多く、花畑の写真集によく登場する花です。 同じ一年草のアイスランドポピーの開花は早春の3月~4月ですが、シャーレーポピーの見頃は5月以降です。 アイスランドポピーは切り花として流通していますが、シャーレーポピーはひとつの花の開花期間が短く、切り花としての流通はほとんどしていません。花色が非常に豊富で、赤をはじめ、白、ピンク、複色のほか、グレイッシュポピーと呼ばれるアンティークカラーの色も人気です。 シャーレーポピーは、つぼみの時は完全にうなだれたような見た目で、開花前日になると上を向く面白い特徴があります。 鉢植えでも育てられますが、草丈が70~80cmになるので、できれば大きなコンテナや花壇で楽しみたい草花です。一方向からしか日が射さないと茎が曲がりやすくなります。適した場所に植えれば育て方は簡単で、たくさんの花が楽しめます。

            セリンセ・マヨール

            セリンセ・マヨール

            • 一年草
            • 開花時期4月~6月

            セリンセ・マヨールは、シックな雰囲気のする人気の一年草。春になると茎を伸ばし、茎先に筒型の小さな花を下向きに咲かせます。環境にあうと横幅40~50cm程度になりますが、小さな花のため隣を圧迫するようなことはなく、色々な植物と組み合わせがしやすい草花です。環境に合うとこぼれ種で増えます。

            セリンセ・マヨール

            • セリンセ・マヨールは、シックな雰囲気のする人気の一年草です。最近は切り花としても流通しています。基本種は花が黄色の種ですが、苗としては紫色の花の方が流通量が多いようです。春になると茎を伸ばし、茎先に筒型の小さな花を下向きに咲かせます。 和名ではキバナルリソウと呼ばれ、紫色の花の品種もつけ根の苞に覆われている花の根元は黄色い色をしています。   花茎を無数に伸ばし、春から初夏にかけてたくさんの花が開花します。環境にあうと横幅40~50cm程度になり、目立つ存在になりますが、小さな花のため、隣を圧迫するようなことはなく、色々な植物と組み合わせがしやすい草花です。葉には白い斑点が入るのは病気ではなく、セリンセ・マヨールの葉の特徴です。

            アークトチス・グランディス

            アークトチス

            • 多年草(日本では一年草扱い)
            • 開花時期4月~7月

            アークトチス・グランディスは本来は多年草ですが、日本では一年草として扱われることが多い草花。高温多湿に弱い性質なので、夏を越せれば多年草化します。草丈40~50cm程度で、花付近には葉はなく、地際から花茎をまっすぐ伸ばして頂点で開花します。丸型の花と直線的な茎のコントラストが庭や花壇で引き立つ存在です。寒冷地では、春から秋まで長く花を楽しめます。

            シノグロッサム

            シノグロッサム

            • 一年草
            • 開花時期 4月~6月

            シノグロッサムは、ワスレナグサに似た花を初夏に咲かせるムラサキ科の一年草。水色のほか、白やピンクもあります。

            シノグロッサム

            • 初夏に透明感のある澄んだ水色の花を咲かせるシノグロッサム。耐寒性のある1年草の草花です。和名では、シナワスレナグサという名前です。ワスレナグサと花が似ていて科も同じですが別の植物です。花の違いは、忘れな草は、花色が水色で中心が白~黄色ですが、シノグロッサムは水色の単色です。花丈もワスレナグサよりは少し高めです。シノグロッサムの葉っぱの色は、シルバーグリーン色に近い色をしています。最も流通している品種は水色ですが、ピンクや白などの花色もあります。

            ヤグルマギク

            ヤグルマギク

            • 一年草(品種によっては宿根草もあり)
            • 開花時期4月~7月

            ヤグルマギクは、キク科の一年草。花びらの形は矢車に似ていて放射状に広がっています。花色は白、青、ピンク、紫、ブラックなどがあり、草丈は1m位まで生長する高性から矮性種までさまざまです。環境に合うとこぼれ種で増えます。

            矢車菊(ヤグルマギク)

            • 矢車菊(ヤグルマギク)は、春から初夏に開花するキク科の一年草。花びらの形は矢車に似て放射状に広がっています。以前はヤグルマソウと呼ばれていましたが、別の植物で山間部などに自生しているユキノシタ科の「矢車草」が存在することから、最近は矢車菊(ヤグルマギク)と呼ばれるようになりました。 新品種が続々と登場し、青、白、ピンク、紫系濃淡、黒、ダークレッドなど、花色がとても豊富な草花です。草丈は1m位まで生長する高性種から矮性種まであり、ガーデニング素材としてポピュラーな草花の一つになっています。花は切り花になり、ドライフラワーにしても美しく色が残り、流通もしています。 矢車菊(ヤグルマギク)はハーブの一種で、ハーブ名(英名)では「コーンフラワー」と呼ばれ、古くから薬用、食用、染料用、観賞用として利用されています。コーンフラワーのcornは穀物を意味し、麦畑で見かける花ということから名づけられました。

            カリフォルニアポピー(花菱草)

            カリフォルニアポピー

            • 一年草
            • 開花時期4月~7月

            カリフォルニアポピーは、春から初夏に咲く一年草。オレンジをはじめ、赤、アプリコット、クリーム色、ピンクなど色が豊富です。咲き方も一重のほか八重咲き種もあります。繊細そうに見えますが、性質はとても丈夫で、秋のうちに定植しておくと大株になり、たくさんの花を楽しめます。

             

            カリフォルニアポピー

            太陽に向かって開き、日没とともに閉じる性質で、艶のある花びらが太陽に当たってキラキラと見える姿はとても魅力的。周囲を明るく華やかにしてくれます。環境に合うとこぼれ種で増えます。

            ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)

            • ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)は、春から初夏にかけて開花するケシ科の一年草です。寒さには強いです高温多湿が苦手。日本では梅雨を越えられないことが多いので一年草とされています。梅雨~夏を越すことができれば、二年草、もしくは多年草となることもあります。花菱草は和名、通称ではカリフォルニアポピーとも呼ばれています。 太陽とともに花が開き、夕方には花が閉じる性質です。つぼみの時点では、花の形からは想像できないとんがり帽子のような形のつぼみをしていて、開花する瞬間にかさが取れて開花します。シルバーグリーンの色合いの繊細な形の葉も素敵な草花です。   ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)のオリジナル品種は発色のよいオレンジ系ですが、最近はオレンジ系各種、アイボリー、オフホワイト、アプリコット、赤、ピンクなど豊富な花色があるとともに、一重の他、八重咲種など、花の咲き方も色々で毎年のように新品種が登場しています。 ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)は、花びらに光沢があり、日光が花びらが当たってキラキラと咲いている姿はとても目を引きます。 ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)はワイルドフラワーのミックスの種などにも入っていることがあり、公園や公共スペースなどの広い空間の花畑に使われることがあります。青い空とオレンジ色のコントラストは美しく、花びらのキラキラした花を群生させるととても見事です。

            フロックス

            フロックス

            • 一年草
            • 開花時期4月~7月

            フロックスは一年草と宿根草があり、開花時期や草丈などが違います。一年草のフロックスは春から梅雨の頃までが開花時期です。花色がとても豊富で、明るい色をはじめベージュなどのシックな花色や、花の形が星形のものもあります。

            フロックス

            • フロックスは、1年草と宿根草があり、それぞれ開花時期や花丈などが、まったく違います。1年草のフロックスは春早くから梅雨の頃まで開花し、適切な手入れをすると次々と花が開花します。花色がとても豊富で、最近ではベージュなどのシックな花色の品種や、スターフロックスと呼ばれる花の形が星形のものなどもあります。花壇でも鉢植えでも育てることができます。

            カレンジュラ

            カレンジュラ

            • 一年草
            • 開花時期4月~7月

            カレンデュラは、キク科の一年草。花びらに光沢があり、太陽に反応して開花する性質があります。

             

            カレンデュラ

            オレンジ、黄色系のほか、シックな色や淡い色みなど、年々品種が豊富になっています。花がら摘みをまめにすれば、ワンシーズンでたくさんの花を楽しむことができます。

            キンセンカ(カレンデュラ)

            • キンセンカ(カレンデュラ)は、花びらに光沢のあるオレンジや黄色で、お日様とともに開花する性質のキク科の一年草です。 丈夫で育てやすく、冬の花壇や寄せ植えに使われます。キンセンカ(カレンデュラ)の本来の開花時期は春です。最近は冬のうちから花苗が出回るため、冬から春まで長く楽しめる花となっていますが、たくさんの花が楽しめるのは春になってからです。 種類が豊富でオレンジ黄色系やシックな色あいなど色幅が豊富です。また、一重咲きのほか八重咲き種も流通しています。草丈も50cm以上になるものもあれば矮性種もあり、花壇、鉢植え、寄せ植えなどさまざまな用途に利用できる草花です。

            ラークスパー

            ラークスパー

            • 一年草
            • 開花時期 5月~7月

            ラークスパーは、初夏に青や紫色の穂状の花を咲かせるキンポウゲ科の一年草。背丈が1mを越すものもあり、庭や花壇に植えると線状の花が目を引く存在になります。色は青、紫、白、ピンクを始め、最近は「ラークスパー・アールグレイ」のようなアンティークカラーの色あいも登場しています。

            デルフィニウム

            デルフィニウム

            • 多年草(日本では一年草扱い)
            • 開花時期5月~7月

            デルフィニウムは、青系の濃淡の清涼感のある色の花を咲かせるキンポウゲ科の多年草。背丈が高くなり、穂状の花茎にたくさんの花を咲かせます。高温多湿に弱いため、日本では夏を越せないことが多く、一年草として扱われることも多いようです。

            デルフィニウム

            • 原産地はヨーロッパ。自生している場所は山間の涼しい場所なので、暑さには弱いです。花茎の長さは長いものから短いものまで当然種類はありますが、一番長いエラータム系は花茎が50㎝から100㎝ほど伸びます。園芸用として自分で育てる場合には支柱が必要となります。伸びた花茎の先端から稲穂の様に花が幾つも咲きます。濃淡の違う青と紫の花を咲かせます。ただ、実際は寒色系の色がついている花びらの様なものは、ガク片。本当の花はガク片の中心にあり、白くて小ぶりな花を咲かせています。背丈が50cmから10cm程度の中小な花茎のデルフィニウムもあり、どれも自宅で栽培可能です。

            ギリア

            ギリアレプタンサ

            ギリア・レプタンサ

            • 一年草
            • 開花時期4月~6月

            ギリアは、フォルムがおもしろいハナシノブ科の一年草。品種によって花の形がまったく違います。初夏に見ごろを迎えるのは、写真のギリア・レプタンサやカピタータ。

             

            ギリア・トリコロール

            ギリア・トリコロールは、東京だと春から5月いっぱいくらいが花の見ごろです。

            ギリア

            • ギリアは、秋に種をまいて春に花が咲くハナシノブ科の一年草。品種がいくつかあり、品種によって花の雰囲気が違います。 主に流通しているギリアの品種は、カピターター、レプタンサ、トリコロールで、それぞれの品種によって花丈が違います。繊細そうな草花に見えますが、環境に合えば、こぼれ種でも増えるほど性質は丈夫な草花です。3種の中では一番草丈が高く、茎がしっかりしているレプタンサは、切り花としての流通もあります。

            ニゲラ

            ニゲラ

            • 一年草
            • 開花時期 4月~7月

            ニゲラは、花も葉も独特なフォルムで、小さな花ながらとても存在感がある草花です。繊細そうな姿をしていますが、性質は強く、環境が合えばこぼれ種でも増えます。花びらに見える部分はガク片で、本来の花びらは退化して目立たない形状です。青以外に、ピンク、白など数色あり、新品種も次々と登場しています。

            ニゲラ

            • ニゲラは原産国は地中海沿岸と西アジアの、秋蒔き一年草の草花です。春から初夏にかけて花が咲き、花も葉も独特なフォルムで小さめの花ながら、その雰囲気はとても存在感がある草花です。繊細そうな姿をしていますが、性質は強く、環境が合えば、こぼれ種でも増えます。花びらに見える部分はガク片で、本来の花びらは退化して目立たない形状です。 ニゲラという名はラテン語の「Niger ・黒い」からきています。 和名はクロタネソウと言います、花後にバルーン状の果実が膨らみ、中に黒い種が出来る事からこの名前がつきました。 ニゲラの品種はたくさんあり、年々新品種が作り出されています。園芸店では苗ものとして、生花店では切り花としても流通が増え花以外にも種が入った実の状態でも出回っています。

            オルレア

            オルレア

            • 一年草
            • 開花時期4月~7月

            清楚でナチュラルな感じが魅力で人気の草花、オルレアはセリ科の一年草。蒸れに弱いので夏に枯れてしまうことが多く、一年草として扱われることが多いようです。草丈が60~100cm程度になり、開花期が長く花付きも良いので、見ごろの時期はとても目を引きます。環境に合えばこぼれ種で増えます。

            オルレア(オルラヤ)

            • オルレア(オルラヤ)は清楚でナチュラルな雰囲気が魅力で人気のセリ科の一年草(または多年草)です。白くレースで編んだような繊細な花は、同じセリ科のコリアンダーの花に似ています。 オルレア(オルラヤ)は夏の蒸れに弱いので、夏に枯れてしまうことが多く一年草として扱われています。開花期が長く花付きも良いので、花がらをこまめに摘んで手入れをすれば春から初夏まで長く花を楽しめます。白いレースのような繊細な花は、淡い色合いの草花や濃い色合いの草花等、どんな色合いの植物とも調和するので、庭や花壇の中で活躍してくれます。開花時期がバラと重なるため、バラの下草としても人気があります。 オルレア(オルラヤ)の花は、切り花としても流通しています。

            ビスカリア

            ビスカリア

            • 一年草
            • 開花時期4月~6月

            ビスカリアは、ナデシコ科の一年草。風にゆらゆらと揺れながら咲く姿は、か弱そうですが性質は丈夫。次から次へとたくさんの花が開花し、派手さはありませんが、ナチュラルな雰囲気が好きな方にはおすすめの草花です。色はピンク系濃淡、紫、白などがあります。

            ビスカリア

            • ビスカリアは春から初夏にかけて咲く一年草。細い茎で弱そうに見えますが、性質は丈夫な草花です。ビスカリアは1株でたくさんの花が咲くので、たくさんの株を植栽すると見事な光景になります。

            アグロステンマ

            アグロステンマ

            • 一年草
            • 開花時期

            アグロステンマは背丈が高く、地植えにすると1メートル近くになるナデシコ科の一年草。風にゆらゆらと揺れながら咲いている姿は、弱そうに見えますが性質は丈夫です。写真のピンクのほか、淡いピンクや白もあります。

            アグロステンマ

            • アグロステンマは、ヨーロッパや西アジア原産のナデシコ科の一年草。ヨーロッパでは麦畑の脇に咲くワイルドフラワー的存在です。 日本では4月~6月が開花時期です。春が近づくと株から花茎を立ち上げて、頂点に花が開花し、地植えにすると70~100cmほどになります。茎は繊細で弱そうに見えますが、性質は丈夫で育てやすい花です。草花の中では花が大きめで、群生させると見栄えがするため、花畑などでもよく見かけます。単植でも見栄えがしますが、同じ季節に開花するヤグルマギク、シャーレーポピーなどの草花と混色しても素敵です。市販のワイルドフラワーミックスの種にも使われています。

             

            目次に戻る≫

            ご紹介したのはほんの一部。素敵な草花が咲き誇る初夏。色、形、咲き方……好みのものをセレクトして、素敵な庭を作ってみませんか。

             

            ▼編集部のおすすめ

             

            LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

            関連ワード

            今月のおすすめコンテンツ

            「【初夏のガーデニング】庭や花壇におすすめの一年草、宿根草30種」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

            Avatar photo
            金子三保子

            フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

            このライターの記事一覧

            LOVEGREEN 公式アカウントをフォロー!

            • Instagram
            • Facebook
            • LINE
            • Twitter

            関連サービス

            LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

            植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

            ミドラス