しそ(紫蘇・シソ)の育て方・栽培|植物図鑑

植物名
しそ(紫蘇・シソ)
学名
Perilla frutescens
英名
Perilla shiso leaf (あまり通じないので説明する必要がある)
別名・流通名
大葉
科名
シソ科
属名
シソ属
原産地
中国 インド、東南アジア

しそ(紫蘇・シソ)の特徴

しそは草丈約70~80cm位の日本に昔から生育している植物です。葉は柔らかく、とてもさわやかでよい香りが特徴的です。

一度育つとたくさんの葉が茂り、収穫してもわき芽から次々と葉が生えてきます。こぼれ種でも育つので、翌年まいた記憶もない場所からしそが生えてきたりもします。

発芽して本葉が1~2枚の頃の「芽紫蘇」、若芽の「穂紫蘇」、花が開き始めたものを「花穂」、しその種の部分の「しその実」など、しその生育の段階で収穫できるため、様々な味わい方を楽しむことが出来ます。

芽紫蘇

緑色の葉紫蘇は別名大葉とよばれています。葉は緑色の他に赤紫の紫しそがあります。

赤いしそは梅干しの色付けなどに利用されたり、シソジュースの材料としても使用され鮮やかな赤色が魅力的です。 

しそ(紫蘇・シソ)の詳細情報

園芸分類 野菜
草丈・樹高 70~80cm前後
耐寒性 弱い
耐暑性 やや弱い
耐陰性 やや強い
花色 白色、ピンク色

しそは、中国、ベトナム北部、韓国、日本に分布しています。日本では縄文時代の遺跡からも発掘されていることから、古くから生育していたことが分かります。

中国後漢末期の名医「華佗」が食中毒の治療に使ったことから、蘇りの薬草として世に広められたと言われています。そのことから紫蘇と名付けられたとも伝えられています。

保存方法

しその保存方法は、良く水洗いしたあと、水気を取り、しそを重ね合わせてキッチンペーパーなどにくるんで冷蔵庫で保存します。葉が綺麗な緑色のうちに使い切りましょう。

また、醤油などに漬け込んで、おにぎりの海苔の代わりに使用しても、爽やかなしその風味が効いて美味しくいただけます。

自家採種

とう立ちした株の中から充実した株を選びます。開花してから1~2か月後にしその種を採種することができます。

しそ(紫蘇・シソ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
収穫

しそ(紫蘇・シソ)の栽培環境

日当たり・置き場所

しそは日当たりの良い場所から半日陰まで栽培可能ですが、光が足りないと徒長したり、葉の色、香りなどが悪くなります。基本的に光が必要ですが、盛夏の強い日差しもよくないので、真夏は寒冷紗をするなど工夫をします。

温度

しその生育適温は20~23℃です。

用土

野菜用の培養土で育てましょう。しそは湿った土を好み、乾燥するとしおれ、葉が傷む原因になりますので水切れに注意しましょう。 特にプランター栽培の場合は、表面が乾かないように腐葉土などを敷いて育てましょう。
畑栽培の場合は、堆肥や元肥を入れる2週間前位には石灰を入れ耕しましょう。その後堆肥と元肥を入れ土になじませましょう。

しそ(紫蘇・シソ)の育て方のポイント

水やり

しそは乾燥した土地を嫌い、やや湿り気のある土壌を好みます。

肥料

収穫が始まりだしたら、2週間に一度くらい様子を見ながら与えましょう。窒素肥料を施しすぎるとアブラムシが付きやすくなりますので、与えすぎには注意しましょう。しそは、肥料が切れると葉が硬く香りが弱くなります。定期的に追肥しましょう。また、化学肥料が多く有機質が不足している土だと、窒素分が多すぎて香りが弱くなることがあります。

病害虫

しその新芽の部分は、アブラムシに食べられやすいため、窒素肥料の与えすぎには注意しましょう。
しその生育期である間は、ベニフキノメイガの活動期となるため、葉の上に小さな黒いフンが落ちていないか、葉が食害されていないか観察しましょう。見つけ次第捕殺して、被害が広がらないようにしましょう。
また、葉の液を吸うハダニにも注意が必要です。特に梅雨明けの乾燥した日が続くと、ハダニが発生します。適度に葉水を与え、ハダニを予防しましょう。
日頃から風通しをよくすること、虫に食われていないかを日々チェックすることがとても大切です。

しそ(紫蘇・シソ)の詳しい育て方

選び方

葉の緑が濃く、虫がいないしそを選びましょう。

種まき

しそは充分地温が高くなってからでないと発芽しない可能性があります。
通常発芽までに10~15日ほどかかります。種の皮が硬くて水分を吸収しにくいので、種を一晩水につけて吸水させてからまくと発芽しやくなります。発芽まで、土を乾燥させないように注意して管理します。
また、しそは好光性種子のため発芽する際に光を必要とします。用土は軽くかぶせる程度にして光の当たる場所に置いておくと発芽しやすいでしょう。

植え付け

苗は5月頃に15~30cmくらいの間隔で植え付けます。しそは日当たりの良い場所から半日陰まで栽培可能ですが、光が足りないと徒長したり、葉の色、香りなどが悪くなります。基本的に光が必要ですが、盛夏の強い日差しもよくないので、真夏は寒冷紗をするなど工夫をします。

間引き

本葉が2~3枚の頃、2本立ちにします。

摘芯(摘心)・摘果

しその収穫量を増やすために、3~5節目で摘芯してわき芽の生長を促します。

 

しその5節目をハサミでカット

緑色の葉のしその花は白色、赤い葉の赤紫蘇はピンク色の小さい花を咲かせます。

収穫

しそは収穫の段階で名前が変わります。
芽紫蘇

種をまいてから本葉が1~2枚出た頃は、芽紫蘇といってお刺身のつまに使用されます。

しそ、大葉
通常の葉の収穫は、本葉が10枚以上になったら下の葉を順次収穫します。3~5節くらいまで主枝が生育したら、摘芯してわき芽の生育を促進すると、長く収穫を楽しめます。日光に当てすぎると葉が固くなりますので 、真夏は状況をみながら寒冷紗などネットをしてしその葉を日差しと害虫から守りながら育てましょう。
花穂
しそは短日植物のため、9月頃からとう立ちします。この時期収穫できる花穂は、お刺身のつまとして食べられます。
しその実
種はしその実として醤油等に漬け、ご飯のお供として美味しくいただけます。

冬越し

しそは1年草のため、冬越しの必要はありません。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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