ヒヤシンソイデスとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ヒヤシンソイデス
- 学名
Hyacinthoides
- 英名
- English bluebell, Spanish bluebell
- 別名・流通名
- シラー、ブルーベル
- 科名
- キジカクシ科
- 属名
- ヒヤシンソイデス属
- 原産地
- ヨーロッパ、北アフリカ
ヒヤシンソイデスの特徴
ヒヤシンソイデスは、キジカクシ科ヒヤシンソイデス属の球根植物です。以前はシラー属に分類されていたので、今でもシラーやシラー・カンパニュラータの名前で流通しています。主にイングリッシュブルーベルと呼ばれるヒアシンソイデス・ノンスクリプタと、スパニッシュ・ブルーベルと呼ばれるヒアシンソイデス・ヒスパニカの2種が有名です。ヒアシンソイデス・ノンスクリプタは、細い茎が下を向くように弓なりになり、ぶら下がるようにベル状の花を数個咲かせます。ヒアシンソイデス・ヒスパニカは、真直ぐに伸びた茎にベル状の花を10~20輪咲かせます。どちらも花の色は、青紫、ピンク、白など。小ぶりで淡い色の花がかわいらしく、野花のような趣きが愛されている花です。
ヒヤシンソイデスの詳細情報
園芸分類 | 球根 |
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草丈・樹高 | 20~40cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
花色 | 青紫、ピンク、白 |
開花時期 | 4月~5月 |
ヒヤシンソイデスの種類
ヒアシンソイデス・ノンスクリプタ
ヒアシンソイデス・ノンスクリプタは、イングリッシュブルーベルという名前でも流通しています。
弓なりの茎にベル状の花を咲かせます。絵画のような姿が美しい草花です。
ヒアシンソイデス・ヒスパニカ
ヒアシンソイデス・ヒスパニカは、スパニッシュ・ブルーベルという名前でも流通しています。
真直ぐに伸びた茎にベル状の花をたくさん咲かせます。野花のような趣きがかわいらしい草花です。
ヒヤシンソイデスの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
植え付け |
ヒヤシンソイデスの栽培環境
日当たり・置き場所
明るい半日陰から日当たりの良い場所を好みます。あまり日当たりが悪いと花が咲かなくなるので気をつけましょう。夏は木陰になり、冬は日光が当たるような落葉樹の足元などが向いています。
用土
水はけの良い土壌を好みます。鉢植えは、市販の園芸用培養土で問題なく育てられます。
ヒヤシンソイデスの育て方のポイント
水やり
庭植えは、降雨にまかせて問題ありません。鉢植えは、表土が乾いたらたっぷりと水やりします。
肥料
ほぼ必要ありません。鉢植えは、春と秋に緩効性肥料を施します。
病害虫
特に目立った病害虫の被害はありません。
ヒヤシンソイデスの詳しい育て方
選び方
球根は傷やカビのないものを選びましょう。苗は葉が黄色くなっていないもの、花芽が上がっているものが良い株です。
植え付け
ヒヤシンソイデスの球根は、10月~11月が植え付け適期です。球根は、間隔は3~5cm、深さ2~3cmを目安に植え付けましょう。
剪定・切り戻し
花が終わったら花茎を根元から切り取り、残った葉にしっかりと光合成をさせます。
植え替え・鉢替え
分球して鉢が窮屈になってきたら植え替えをしましょう。休眠中に掘り上げて、数個ずつに分けて新しい鉢に植え替えます。
花
ヒヤシンソイデスの花は、4月~5月に開花します。淡い色のベル状の花をたくさん咲かせます。
夏越し
ヒヤシンソイデスは、夏には葉が黄色くなって休眠します。鉢植えは、水やりを控えめにして管理してください。
冬越し
冬は、休眠しながら土の中で春の芽吹きの準備をしています。特に必要な冬越しの作業はありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
ヒヤシンソイデスは、分球で増やせます。