淡緑色のトロナスを色々な味付けで食べてみた|編集部のこぼれ種#87
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植物と一緒に暮らしているLOVEGREEN編集部の、何気ない出来事や発見、雑談などなど……日々の一部をふらっとのぞいてみてください。今回は、畑で採れたちょっとおしゃれな淡緑色のトロナスのお話です。
撮影協力/アグリス成城
淡緑色のトロナスの収穫が始まりました。今年初めて育ててみたので、どんな風に育つかわくわくして見守っていましたが、なかなかいい感じに大きな実がなりました。
トロナスってどんなナス?
トロナスの皮は淡緑色で、一見まだ熟してないナスのように見えるかもしれませんが、この色が完成形。火を通すとトロトロの食感になることからその名が付いています。青ナスとも呼ばれます。
紫色のナスとの違いは何?
淡緑色のトロナスは、紫色のナスに含まれるナスニンというアントシアニン系の色素が形成されず葉緑素があるナスです。ちなみに、白ナスは、アントシアニンが形成されず、葉緑素もありません。アントシアニンを含んでいないとアクが少ないため、ナスが苦手な人も食べやすかったり、色が変わりにくいという良い点があるそうです。時と場合で使い分けると良さそうですね。
トロナスの皮は少し硬めと聞いていたので、皮をむいたり、試しにむかないで加熱調理して食べてみることにしました。皮付きを食べてみたところ、皮が口に残る感じは無く、トロトロで甘くて美味しかったです!実がとても大きくて皮が硬そうな時はむいたらいいかもしれません。
まずは、オリーブオイルと塩で両面焼いて、チーズをのせました。
畑でシソも採れたので、彩と香りとして加えました。
次は、米油と塩で両面を焼いて、マヨネーズと七味でいただきました。
最後は、ごま油で両面焼いて、焼き肉のたれで味付けしてみました。
3種類の味付けをしてみましたが、家族からは「トロトロで甘みがあってどれも美味しいけど、味付けはいつものショウガ醤油が一番かな~。」という感想をもらう結果に(笑)
確かに、野菜の味を堪能するには、シンプルな味付けが一番かもしれませんね。(^^)