レモングラスとは?育て方、日々の手入れ、収穫、冬越し、使い方

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金子三保子

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レモングラスはイネ科の多年草のハーブで、レモンの香りより少し甘い香りのするハーブ。フレッシュハーブやドライハーブとしてお茶や料理の香りづけなどに利用されます。

見た目は地味なレモングラスですが、ハーブティーを飲みつけていない方でも飲みやすくておすすめのハーブです。

今回はレモングラスの日々のお手入れから収穫や使い方、保存の仕方、冬越しなどの育て方をご紹介します。

目次

レモングラスとは

  • 学名Cymbopogon citratus
  • 科名:イネ科
  • 属名:オガルカヤ属
  • 分類ハーブ

レモングラスは、レモンの香りがするために「レモングラス」と呼ばれるハーブの一種です。タイ料理のトムヤンクンの材料にも使われることでも有名です。レモングラスは熱帯地方原産なので、高温多湿を好み、地植えにすると年々大株に生長します。

レモングラスの苗の入手方法

レモングラスは、苗での購入が一般的です。冬場は地上部分が刈り込まれるため、苗の出回りは5月くらいからです。もしも4月ごろにレモングラスの苗を購入した際は、地面への植え付けは5月に入って霜の降りる心配がなくなってからにした方が安全です。  レモングラスは熱帯地域が原産の植物なので、寒いのはとっても苦手です。目安としては冬場の気温が5度以上ないと越冬できないので、東京でも露地でのレモングラスの冬越しはなかなか厳しいハーブのひとつです。レモングラスは本来は多年草ですが、日本だと地上部分をそのままにしていると寒さにやられてしまうため、地上部分の葉っぱを刈り込んで冬越しをする必要があります。そのため、1年草と割り切って、毎年レモングラスの苗を購入するという方も多いハーブです。

レモングラスは、苗での購入が一般的です。冬場は地上部分が刈り込まれるため、苗の出回りは5月くらいからです。もしも4月ごろにレモングラスの苗を購入した際は、地面への植え付けは5月に入って霜の降りる心配がなくなってからにした方が安全です。

レモングラスは熱帯地域が原産の植物なので寒いのはとっても苦手です。目安としては冬場の気温が5度以上ないと越冬できないので、東京でも露地でのレモングラスの冬越しはなかなか厳しいハーブのひとつです。レモングラスは本来は多年草ですが日本だと地上部分をそのままにしていると寒さにやられてしまうため、地上部分の葉っぱを刈り込んで冬越しをする必要があります。そのため一年草と割り切って毎年レモングラスの苗を購入するという方も多いハーブです。

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レモングラスの植え付け

レモングラスは、鉢植えでも地植えでも栽培可能です。草丈が1メートル近くになりますので、大きくなることを考えて、場所を選びましょう。レモングラスに最適な環境は、日当たりと風通しがよい場所で、水はけのよい土を好みます。鉢植えの場合は、ハーブ用の土で育てることができます。

レモングラスは鉢植えでも地植えでも栽培可能です。地植えのレモングラスは草丈が1メートル近くになるので、大きくなることを考えて植える場所を選びましょう。レモングラスに最適な環境は、日当たりと風通しがよい場所で水はけのよい土を好みます。またレモングラスは酸性土壌を嫌うので地植えで育てる場合は有機石灰などで酸度を調整しておく必要があります。鉢植えのレモングラスはハーブ用の土で育てることができます。

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レモングラスの日々の育て方

水やり

地植えのレモングラスは植え付け後、根付いたのが確認できれば特に水やりは必要ありません。ただし日照り続きで土がひび割れしたりするなど、極端に雨が少ない夏の場合は場合によっては水を与えます。

鉢植えのレモングラスは水の与えすぎは禁物なので、土の表面を見て乾いたらたっぷりと水やりをします。

肥料

レモングラスは植え付ける時にあらかじめ堆肥をすきこんでから植え付けます。鉢植えのレモングラスは夏場の生長期はハーブ用の肥料を使用説明書に書いてある頻度にそって与えます。レモングラスは食用として育てている方がほとんどだと思うので、できれば有機肥料などを選ぶとよいでしょう。

地植えのレモングラスはその土地が肥えた土であれば、さほど肥料をあげなくても元気に育ちます。レモングラスは肥料が切れると、葉が細く色が悪くなったりして元気がなくなるので様子を見ながら追肥が必要か判断します。

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レモングラスの収穫

レモングラスは使用したいときに使用したい分だけ株元でカットして使います。収穫時の注意としては、レモングラスの葉の両脇はとても鋭いので手を切らないようにご注意ください!慣れてくれば手でちぎることもできますが、最初のうちはハサミでカットすることをおすすめします。

レモングラスは使用したいときに使用したい分だけ株元でカットして使います。収穫時の注意としては、レモングラスの葉の両脇はとても鋭いので手を切らないようにご注意ください!慣れてくれば手でちぎることもできますが、最初のうちはハサミでカットすることをおすすめします。

 

収穫した葉は、そのまま置いておくと乾燥してしまうので、フレッシュのレモングラスとして利用したい場合は、その都度、剪定した方がよいでしょう。

収穫したレモングラスはそのまま置いておくと乾燥してしまうので、フレッシュのレモングラスとして利用したい場合はその都度、剪定した方がよいでしょう。

レモングラスはフレッシュのものとドライのものと香りが全然違います!どちらが好きかは人それぞれなので、香りがどう変化するか試してみてはいかがでしょうか。

もしくは根元から刈り取って水に生けておくと、4~5日はフレッシュレモングラスとして利用できます。何本かをまとめて刈り取ってキッチンに生けておくのもよいですね。

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レモングラスの使い方

レモングラスの使い方はお茶としてがおすすめです。レモングラスティーは、香りもよく癖がないので飲みやすいハーブのひとつです。

作り方は、レモングラスの葉を2~3センチにカットしてティーポットに入れ、熱湯を入れて約5分くらい蒸らせば出来上がりです。  まずはレモングラス1本で一人分のお湯の量で試してみて、自分好みのレモングラスの量を見つけてみてください。レモングラスの他、ミントやレモンバームなどのブレンドも飲みやすいハーブティーの組み合わせです。  また、アールグレイティーなど紅茶にレモングラスを少量入れて作るお茶もおすすめです。

作り方はレモングラスの葉を2~3センチにカットしてティーポットに入れ、熱湯を入れて約5分くらい蒸らせば出来上がりです。

まずはレモングラス1本で一人分のお湯の量で試してみて、自分好みのレモングラスの量を見つけてみてください。レモングラスの他、ミントやレモンバームなどのブレンドも飲みやすいハーブティーの組み合わせです。

また、アールグレイティーなど紅茶にレモングラスを少量入れて作るお茶もおすすめです。

 

レモングラスティーは、さわやかな口あたりで癖がないので飲みやすいハーブティーです。

レモングラスティーはさわやかな口あたりで、癖がないので飲みやすいハーブティーです。

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\次はレモングラスの冬越しをご紹介!/

 

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フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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