シェードガーデンの主役! ドクダミの育て方や暮らしに役立つ活用術
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庭の片隅でひっそりと、しかし力強く白い花を咲かせる「ドクダミ」。 かつては「独特な匂いが苦手」「抜いても抜いても生えてくる困りもの」というイメージが強かったドクダミですが、近年ではその圧倒的な生命力と実用性が見直されています。暮らしに彩りと癒やしを与える植物として再注目される、ドクダミの魅力と活用術をご紹介します。
目次
ドクダミの特徴と魅力

ドクダミは、古くから「十薬(じゅうやく)」と呼ばれ、むくみ改善や解毒など十通りの効能があると言われるほど重宝されてきた薬草です。現在も「ドクダミ茶」は商品として市販されています。私たちが「花」として愛でている白い部分は、実は葉が変化した総苞片で、本当の花は中心にある黄色い棒状の部分に集まっています。ただし便宜上、この白い総苞片を花と呼んでいます。
ドクダミの魅力は、単なる植物としての美しさだけではありません。その葉や茎には驚くべきパワーが秘められています。一方で、お庭の厄介者にならないための上手な付き合い方も知っておく必要があります。
日陰を明るくするカラーリーフ

ゴシキドクダミ
「ゴシキドクダミ」や「斑入りドクダミ」の名で販売されているドクダミは、日陰の庭をひときわ明るくするカラーリーフとして重宝します。

斑入りドクダミ
人気急上昇中の「八重咲きドクダミ」

「もう少し華やかさが欲しい」という方におすすめなのが、八重咲きの品種です。まるでミニバラのような幾重にも重なる白い花びらは、日陰をパッと明るくするグランドカバーとして非常に優秀。最近は切り花としても花屋さんに並んでいるのを見かけます。
ドクダミの育て方

「日当たりの悪い庭をどうにかしたい」「手間をかけずに庭をきれいにしたい」……そんな悩みを持つ方にこそ知ってほしいのが、ドクダミの存在です。
ドクダミといえば「抜いても抜いても生えてくる困った雑草」というイメージがあるかもしれません。しかし、実はその生命力こそが、日陰の庭(シェードガーデン)を明るく彩る最強の味方になります。
日常的に人が通らないような場所なら、どんどん広がるドクダミの力を借りると、春から秋の雑草が繁殖しやすい時期のグランドカバーになり、雑草除けとして活躍します。広がってほしくない場合は、レンガなどで仕切りを作るか、鉢ごと地面に埋めて根の範囲を制限するのが賢明です。
葉があるのは春から晩秋まで
ドクダミは宿根草なので、冬の間は跡形もなく地上部分から姿を消します。つまり、春から秋の間、むき出しの土を隠したいという目的に使うのならば、これ以上手間いらずの植物はないとも言えます。冬の間も土を隠したい場合は、常緑の植物と組み合わせるのがおすすめです。
栽培のポイント
日当たり:半日陰を好みますが、日なたでも土に湿り気があれば育ちます。
水やり:地植えは必要ありません。鉢植えは、乾燥を嫌うため土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料:特に必要ありません。
ドクダミを暮らしに取り入れよう

育てたドクダミをそのままにしておくのはもったいない! ドクダミは、摘み取った後も私たちの暮らしをサポートしてくれます。
自家製ドクダミチンキでナチュラルケア
花や葉をホワイトリカー(高アルコールのお酒)に漬け込むだけで作れる「ドクダミチンキ」は、古くから伝わる民間療法です。作り方は簡単。開花期の花や葉を洗い、水気をよく切ってからホワイトリカー(アルコール度数35度以上)に漬け込むだけ。数か月で成分が抽出され、虫除けスプレー、入浴剤、薄めて化粧水にと、ナチュラルケアの万能選手として活躍します。
*効果には個人差があります。必ずパッチテストを行ってからご使用ください。お薬を服用中の方やアレルギーのある方は、かかりつけ医に相談してから取り入れることをおすすめします。
ドクダミの花言葉
ドクダミの花言葉は「白い追憶」「野生」です。
日陰でも健気に、そして力強く生きるドクダミ。身近なドクダミの新しい魅力に触れてみませんか。









































