6月の花|花木と草花15選!

金子三保子

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6月の花15選。6月は後半になると梅雨入りで雨が多くなりますが、6月ならではの花をたくさん見ることのできる時期です。

後半には二十四節気の「夏至」を迎え、一年でもっとも昼間の時間が長く夜が短い期間でもある6月。植物の生長するエネルギーがとても高い時期でもあります。

6月に咲く花木と草花をご紹介します。

目次

6月の花|花木

アジサイ

6月の花|アジサイ

開花時期 6月

6月の花と言えばアジサイアジサイ科の落葉低木のアジサイは、もともとはガクアジサイが日本原産の植物でしたが、西洋にわたり西洋アジサイとして人気が出て、日本に逆輸入されてきました。最近は西洋アジサイ、ガクアジサイともに、品種、形、色の種類も豊富にあり、毎年、新品種が登場します。

 

6月の花|ガクアジサイ

ガクアジサイ

アジサイ(紫陽花)

  • アジサイは、日本原産の落葉低木です。日本原産のガクアジサイが西洋に渡り品種改良を重ねられ、西洋アジサイとして日本に逆輸入されてきました。

    最近は西洋アジサイ、ガクアジサイともに、品種、形、色の種類が豊富にあります。次々に新品種が登場してくるので、追いつけないほどです。アジサイの育て方は、翌年も花を咲かせるための剪定にコツがありますが、基本的には簡単です。一度植え付ければ、長い間花を楽しめる寿命の長い植物で年々花数が増えて見事な株になります。

    最近ではアジサイは鉢花、切り花の他、ドライフラワーとしても人気があります。

    ▼紫陽花の切り花も活けやすいフラワーベース

カシワバアジサイ

6月の花|カシワバアジサイ

開花時期5月後半~7月

葉っぱが柏の葉に似たアジサイ科の落葉低木、カシワバアジサイアジサイの仲間ですが、アジサイの花が丸いのに対して、カシワバアジサイの花はピラミッド型。そのため、別名ピラミッドアジサイとも呼ばれています。5月後半から6月の咲き始めの花はグリーンがかった色、そこから徐々に白に変化していきます。秋の紅葉も素敵です。

アナベル

6月の花|アナベル

アナベルはユキノシタ科の落葉低木。6月に白い花が開花し、秋にかけて花色が秋色グリーンへと変化していく過程も素敵です。

アナベルとアジサイの大きな違いは花芽が出来る時期。アナベルは、その年に出た茎の頂点に花がつくため、1本の茎は1年で花の開花まで完結します。また、アナベルは花芽ができるのが春のため、通常のアジサイの剪定シーズンが7月までにした方がよいのに対して、アナベルは秋でも冬でも最終的に3月までに剪定すれば大丈夫。初夏から秋までゆっくりと秋色になっていく様子を楽しめます。ガーデニング初心者が最初に育てるのに向いているアジサイです。

クチナシ

6月の花|クチナシ

開花時期6月~7月

アカネ科の常緑低木。湿度が高くて雨が多くなってくる6月に咲くクチナシ。湿度や雨で甘い香りがより濃厚に感じられます。クチナシはガーデニアとも呼ばれ、キンモクセにイ、ジンチョウゲとともに三大香木のひとつです。クチナシの花は一重の他、八重もあります。

ドクダミ

6月の花|ドクダミ

開花時期5月後半~6月

ドクダミ科の多年草のドクダミ。独特な匂いでコンクリートの割れ目からも生えてくるくらい強く、抜いても抜いても生えてくる・・・なんて雑草扱いされることも多い草花ですが、化学薬品のなかった昔は民間治療薬として重宝されてきた和のハーブのひとつです。

冬の間は地上部分はなく、春になると芽吹きます。花は6月に開花します。ドクダミの花びらに見える白い部分は「総苞(そうほう)」。花はとんがっている黄色い部分に密集しています。

 

6月の花|斑入りのドクダミ

斑入りのドクダミ。カラーリーフとしても利用されています。ドクダミはとにかく丈夫で、植え付ければ勝手に育ちます。日陰~半日陰のグラウンドカバーで、強い草花をお探しの方はいかがでしょう?斑の入り方は季節によって変化し、秋の紅葉も美しい植物です。

キンシバイ(ヒペリカム

6月の花|キンシバイ(ヒペリカム)

キンシバイ(ヒペリカム)

 

6月の花|キンシバイ(ヒペリカム)

開花時期6月~7月

6月に咲く花木は、アジサイを初め、白、ブルー、紫など寒色系が多い中で、はっと人目を引く黄色い花を枝一面に咲かせるキンシバイ(ヒペリカム)は、オトギリソウ科 の半常緑低木。性質が強いので、公園や街路樹の高木の下の低木として植栽されています。

 

こちらはビヨウヤナギ。遠くから見ると、ビヨウヤナギかキンシバイか、どちらかがわかりにく見た目が似た花木です。ビヨウヤナギも6月に開花する花木です。ビヨウヤナギの花の大きな特徴は、長めの雄しべが上を向いている事です。

ビヨウヤナギ

遠くから見ると、ビヨウヤナギかキンシバイか、どちらかがわかりにく見た目が似た花木です。ビヨウヤナギも6月に開花する花木です。ビヨウヤナギの花の大きな特徴は、長めの雄しべが上を向いている事です。

ベリー類

6月の花|フサスグリ

フサスグリ

 

6月の花|ジューンベリー

ジューンベリー

 

6月の花|マルベリー(クワ)

マルベリー(クワ)

6月は花だけでなくベリーの季節。色々な果樹が実りの時を迎えます。日本の6月の果樹と言えば梅。6月は梅仕事の季節です。

ヤマボウシ

6月の花|ヤマボウシ

開花時期6月~7月

ヤマボウシはミズキ科の落葉高木。似た花でハナミズキがありますが、ハナミズキが5月に開花するのに対して、ヤマボウシはそれより遅い6月~7月に咲く花です。

白い花のように見える部分は総苞(そうほう)と言って、ハナミズキの花に見える部分同様、葉が変化したものです。ヤマボウシは葉が開いてから開花しますが、ハナミズキは葉が出るより前に開花するので、花が咲いている時期の趣が少し違います。

ヤマボウシ(山法師)

  • ヤマボウシは、6~7月に白い花を咲かせる落葉高木です。ヤマボウシは、本州から九州の山地に自生していて、樹高は5~15mほど。白い花のように見える部分は総苞 (そうほう) と言って、ハナミズキの花に見える部分同様、葉が変化したものです。ヤマボウシの葉は、4~12cmほどのだ円形でやや波うっています。ヤマボウシの果実は熟すと生食でき、紅葉も美しいので人気のある花木です。葉焼けせず綺麗に育てるためには、西日が当たらない場所に植えましょう。

ラベンダー

6月の花|ラベンダー

開花時期6月~7月

ラベンダーはシソ科の常緑低木のハーブ。初夏に株元からたくさんの花茎が立ち上がり、穂状の小さな花が6月ごろから開花します。とても癒される香りはアロマテラピーでは万能の精油として人気があります。初めて買ったアロマオイルがラベンダーという方も多いのでは。

ラベンダーは種類がたくさんあり、毎年のように新品種が登場します。最近では完全に園芸種で香りがしないラベンダーもあります。(例・レースラベンダー

 

6月の花|ラベンダー

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6月の花|草花

クレマチス

6月の花|クレマチス

開花時期5月後半~6月

クレマチスは品種によって花の開花時期がまったく違います。6月に咲くのはヴィオルナ系、テキセンシス系をはじめとした中輪~小輪のクレマチス。写真は壺型とかベル咲きと呼ばれるヴィオルナ系のクレマチスです。

ツユクサ

6月の花|ツユクサ

開花時期5月~7月

6月の梅雨の時期にしっとりと咲くツユクサツユクサ科の多年草。とてもたくさんの種類があります。写真はムラサキツユクサ

ギボウシ

6月の花|ギボウシ

開花時期6月~8月

カラーリーフとして有名なギボウシはユリ科の多年草(宿根草)です。シェードガーデンのカラーリーフとして定番的なギボウシは、種類がとても豊富。葉の色はグリーン、シルバーグリーン、黄緑から斑入り種まで色々、サイズも大型から小型まであります。通常は葉ものとして植栽されますが、6月頃から長い花茎が立ち上がり穂状の花が開花します。(品種によって若干開花時期が違います。)花は下から順に開花しますが、それぞれの花は一日花です。梅雨や気温が高い季節に涼しげな雰囲気を演出してくれる存在です。

 

6月の花|ギボウシ

ギボウシ(ホスタ)

  • ギボウシは世界の温帯地域で栽培されている多年草(宿根草)です。日本ではさまざまな野生種が分布し、その生育環境もさまざまです。古来より観賞用に植えられ、シーボルトがアメリカへ持ち帰って以来欧米で交配がなされ、多くの品種がつくりだされました。葉の色や形はもちろん葉の大きさもさまざまで、葉の長さが30センチ以上の大型、20センチ前後の中型、10センチ前後の小型の3タイプに大別されます。初夏から夏にかけて花茎を長く立ちあげてラッパ型の花を開花し葉との対比が美しい涼感ある姿を楽しめます。最近ではシェードガーデンの定番的存在です。ギボウシは冬は落葉して地上部がなくなります。

アガパンサス

6月の花|アガパンサス

開花時期 6月~7月

アガパンサスはユリ科の多年草で、光沢と厚みのある葉が茂った中からすっと花首を立ち上げて花火のように薄紫色の美しい花を咲かせます。性質が丈夫で育てやすいため、公園や花壇の植え込みなどによく使われています。アガパンサスは咲く時期は、梅雨で雨の多い季節。アジサイと並んで雨や曇りの中でも美しく見える花色です。

花菖蒲(ハナショウブ)

6月の花|ハナショウブ 

開花時期 6月

アヤメ、ハナショウブ、カキツバタと見た目が似た花がありますが、5月のゴールデンウィークの頃に咲くのはアヤメ、その後カキツバタ、ハナショウブの花の見ごろは、もう少し遅い6月です。その他の見分け方は、まず生息地。陸地に生えているものはアヤメ、水辺や湿地に生えているものはカキツバタかハナショウブです。次に花弁のつけ根を見ます。花びらの弁元に網目状の模様があるのはアヤメ、つけ根が白色のものはカキツバタ、黄色ならハナショウブ、という風に見分けましょう。

半夏生(ハンゲショウ)

6月の花|半夏生 

開花時期 6月~7月

半夏生(ハンゲショウ)はドクダミ科の多年草。花の咲く梅雨のころに、葉の数枚が白になり茎の脇から穂状の白い花穂が立ち上がり開花します。

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6月の初夏に咲く花は種類が豊富でご紹介したのはほんの一部です。6月は素敵な花木や草花がいっぱいです。雨でおうちにこもりがちになる時期でもありますが、近場でも遠出でも、6月ならではの初夏の花を見に出かけてみませんか。

 

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金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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