育てられる宝石? 葉が輝く植物「ジュエル・オーキッド」とは
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
キラキラ輝く宝石のような植物「ジュエル・オーキッド」をご存知ですか? 葉脈がキラキラと輝く不思議な植物「ジュエル・オーキッド」をご紹介します。
目次
ジュエル・オーキッドとは
ジュエル・オーキッドは、主に東南アジアの熱帯・亜熱帯の森林に生息している常緑性多年草の洋ランの仲間。英名では「Jewel Orchids」。ジュエル・オーキッドの葉はまるでビロードのような質感で、光輝く糸で刺しゅうされたような美しい葉脈が特徴です。光に反射して葉がキラキラと光り、輝き美しさを増します。華やかな葉は自然のなかでも目をひく存在感。息を呑むほど美しい姿は、別名で「宝石蘭」や「森の宝石」とも呼ばれているそう。春から秋にかけては花が咲くことも。小さくて控えめの花です。ジュエル・オーキッドは洋ランの仲間なので花もちはよいのも嬉しいところ。
こんなに美しいジュエル・オーキッド。育てて楽しむこともできます。
ジュエル・オーキッドを育てて楽しむ
ジュエル・オーキッドは種類によってホームセンターや園芸店などでもでも手に入ることもあります。
植えつけ
水苔を使って植えつけます。
新しい水ゴケやバークを用意します。鉢はひと回り大き目のものを用意しましょう。水ゴケは水に漬けてしっかりと吸水させておきましょう。根の部分を優しく包んでから鉢に詰めていきます。
我が家では素焼き鉢と、プラスチックの鉢で同じ環境で育ていますが、プラスチック鉢のほうが水もちがよいです。湿度を保つにはプラスチック鉢のほうがよいでしょう。
水やり
水苔が乾いたらたっぷりと与えましょう。
自生していた環境からも、湿度が高いほうが好ましいのがわかります。ただ、水のやりすぎで過湿過ぎるのも根腐れの原因になるためよくはありません。水苔の乾燥具合をみで霧吹きをしてあげましょう。鉢底皿にもお水はためないように気を付けましょう。
管理する場所
湿度の高い場所を好みます。
ジュエル・オーキッドは、熱帯・亜熱帯の森の中で暮らしています。 温度管理は25℃前後で湿気の多い状態を好むそうです。夏場は風通しのよい明るい日陰がおすすめです。
植えつけ時から約3カ月。お風呂の出窓(網戸で風通しは確保)で管理したジュエルオーキッド。ぐんぐん生長し、もうすぐ新しい葉が開きそう。
ジュエル・オーキッドは直射日光が苦手
ジュエル・オーキッドを管理するのは室内の明るい場所がよいでしょう。直射日光は「葉焼け」の原因になります。葉焼けは植物の日焼けの状態です。日が強く当たる窓辺の場合は窓辺の場合はレースカーテン越しに置くようにしてもよいでしょう。ジュエル・オーキッド特有の美しい葉を保つために、明るい日陰で管理しましょう。
ジュエル・オーキッドは寒さと猛暑は苦手
ジュエル・オーキッドは寒すぎも暑すぎも苦手です。冬場は暖かい場所で管理しましょう。窓辺での管理の場合は冬場は気を付けましょう。冬の窓辺は外気と同じくらいの気温になることがあります。温度計で気温がどれくらいかを確認しましょう。
ジュエル・オーキッドは小さい葉でもきれい!
こんなに小さくても、すでにキラッとジュエル感があるような。ここから美しい葉脈ができていくのは不思議です。日々、観察することも楽しみのひとつ。
自分で育てることで、どういう風にこのキレイな葉ができていくのかがわかり、ただ美しいだけではなく、神秘も感じれます。キラキラと輝く美しいジュエル・オーキッドの葉は写真では伝わりきらないのがもどかしいところ。どこかで見る機会があればぜひ体感してみてくださいね。
▼洋ランの関連記事
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「育てられる宝石? 葉が輝く植物「ジュエル・オーキッド」とは」の記事をみんなにも教えてあげよう♪