グリーンネックレスを美しく育てるポイント
LOVEGREEN編集部
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まるまるとした可愛らしい多肉質の葉っぱが特徴的な「グリーンネックレス」。多肉植物の中でも、姿のかわいらしさから人気のある植物です。今回は、グリーンネックレスがより美しく、綺麗に育つためにはどのようにすればよいかご紹介。
グリーンネックレスを育てる場所
グリーンネックレスを育てるにあたり、一番注意しておきたいポイントは置き場所の日当たり。
①日当たりのいい部屋
②明るい日陰の部屋(カーテン越しなど)
③蛍光灯のある部屋
④白熱球のある部屋
上のすべてのお部屋で育てることが出来ます。①は日当たりもよくグリーンネックレスが良く育つ環境ですが、6月~8月の特に直射日光が強烈になる季節は2のようなレースのカーテンなどをして優しい光に当ててあげましょう。
③④のお部屋でも育てることは可能です。定期的に日光が入る①②のような条件の部屋へ移動させレースのカーテン越しに日光浴をさせればよく育つでしょう。
また4月~11月は屋外での育成が可能ですが、真夏の西日や直射日光が葉焼けの原因になるため避けましょう。
グリーンネックレスに必要な温度
10℃を下回ると生長が止まり、3℃を下回ると枯れます。
春・秋
春・秋は生長期です。
最低気温が10℃を超えた春(4月~6月頃)と、最低気温が10℃を下回るまでの秋(9月~11月頃)にかけては生長期に入り、水を必要とします。鉢の中の土が完全に乾いたことを確認して1~²日程明けて次の水やりをして下さい。
またこの時期は上手く育てていると花を咲かせることがあります。花をそのままにしておくと、花に養分が取られ、株に元気なくなってきまうのでカットしましょう。
夏
夏・冬は休眠期です。
夏(7月~9月)は鉢の中の土が完全に乾いたことを確認して、4~5日あけて水やりをしてください。水をあげなくても湿気により根腐れを起こすこともあります。またこの時期は湿気に十分注意し、とにかく風通しを大切にしましょう。
冬
冬(12月~3月)は屋外での管理は避け、室内へ移動させましょう。(窓際の夜には注意)そしてこの時期はほとんど水を必要としないので、土が乾いてから2~3週間あけて、水やりをしましょう。しかし、室内は暖房のおかげで最低気温が10℃を下回らず休眠に入らないこともあります。そのような場合は水やり間隔を1~2週間程にしてもかまいません。
グリーンネックレスの水やり
グリーンネックレスは乾燥に強いため、1週間水やりを忘れたくらいでは何の問題もありません。しかし誤った水やりは枯らしてしまう原因に。水不足になると分かりやすく、梅干しのようにしわしわになります。乾燥に強く過湿に弱い性質があります。梅雨や長雨のときは注意が必要です。また、休眠期である夏・冬は水をあまり必要としません。
土がしっかり乾いたのを確認してから夏は2、3日間、冬は1、2週間あけて水をあげるといいでしょう。そして受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。そのままにしていると根腐れに繋がってしまいます。
グリーンネックレスの植え替え
グリーンネックスは定期的な植え替えが大切になります。グリーンネックレスを鉢植えで長く育てていると、鉢土の団粒構造が崩れ、水はけが悪くなり、根腐れを起こしやすくなります。
植え替えを見極めるタイミング
・鉢底から根が出てきた
・鉢から溢れるほど生長している
・土が減った
・外側の葉が枯れてきた
・2年以上植え替えをしていない
ひとつでも当てはまる場合には植え替えが必要です。
植え替えのポイント
・植え替えの適期は春・秋
・植え替え前は水を控える
・適した用土を使う
枯れてしまったときの対処法
グリーンネックレスを長く育てていると、葉が落ちたり、数本の株が枯れてきたり、全体的に茶色く枯れてきたなどということがおきてしまう方もいらっしゃるかと思いますそんな時は切り戻しを行いましょう。
枯れてしまっている部分を思い切って剪定し、以前のように直射日光が当たらず、風通しの良い場所で育てましょう。また、剪定した部分も挿し木や水挿しで増やすことが出来るので捨てないでおきましょう。
いかがでしたか?
ポイントを押さえてしまえば、比較的育てやすいグリーンネックレス。本記事を参考に、綺麗でイキイキしたグリーンネックレスを育ててくださいね♪
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