多肉植物の土って何を使うべき?

大曽根百代

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多肉植物の土と園芸用の土の違いは?

そもそも、ガーデニングなどに使う園芸用の土と多肉植物専用の土って何が違うの?と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。簡単に違いを説明すると、水はけが良いか悪いかです。
Succulent Garden supplies

 

園芸用の土は、水持ちがある程度良く肥料成分が含まれています。それに対し多肉の土は、大変水はけがよいので乾きやすく、肥料も微量かほとんど含まれてない土なのが特徴です。

 

多肉専用の土がない時の代用品

観葉植物用の土を使うことができます。観葉植物専用の土は、室内に置くことを考えカビなどを発生しづらくするために、園芸用土より肥料成分が少なく水はけが良い土となっています。なので多肉に代用することが出来ます。

 

園芸用の土では育たないの?

育ちます。ですが、水やりのタイミングがかなり難しくなります。多肉植物は葉っぱに水を多く含むため、水持ちのいい土ですと根腐れしてしまう可能性大。真夏の高温多湿の時期や、冬の寒い時期にいつまでも湿っている状態は、成長が鈍っている時期なので根腐れしてしまいます。

目安ですが、5日以上湿っていると根腐れする危険があるので、2~3日で土が乾くのが理想です。

多肉植物の水やりは、メリハリをつけることが重要です。完全に乾いてから水やりをし、与える時はたっぷりがベストです。
shelf garden

 

園芸用の土を利用して、オリジナルの土を作ってみよう!

育てるのに少し慣れたら、自分で土をブレンドしてオリジナルの土を作ってみるのはいかがですか。

園芸用の土に排水性の良い土を多めに配合させれば、多肉植物に利用できます。

例えば、園芸用土3:赤玉小粒4:軽石3 の割合でブレンドしたり、他にもくん炭、川砂、鹿沼土小粒などの粒子の粗く水はけのいい土を使うのもいいでしょう。あとはヤシの繊維もおすすめです。色々試して実験してみるのも一つの楽しみ方ですね。
Mesembs

 

生産者さんの数だけ土も様々

多肉の生産者さんは、独自ブレンドのオリジナルの土を使っています。それぞれ、砂の多めの土であったり、園芸用土っぽい土、軽石が多めの土と様々です。

植物によって土を変えられたら一番いいですが、そうもいかないので水やりで調整しています。

例えば、セダムは少しお水を好みますので、砂っぽい土に植わっている場合は少し工夫が必要となります。水やりを2週間に1度の頻度にしているならば、1週間に1度の頻度で水やりをして調整をします。

頻度を増やさなくても枯れることはありませんが、セダムのプリプリとした可愛い姿ではなくなってしまう可能性が高いです。

尚、市販されている土もメーカーによって様々で、かなり乾きやすかったり、多肉の種類によっては合わない土だったりします。

育てている環境によって相性も変わってくるので、販売されている土より独自の土の方がよく育つ!なんてことも大いにあり得ます。ぜひ試してみてください。

 

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大曽根百代
大曽根百代

千葉大学園芸学部を卒業後、園芸店に勤め、販売だけなく植物をきちんと理解したいと思い、千葉大の苗生産部にて植物の生産業(花苗)に従事。その後、多肉植物の生産を経験。現在は多肉植物の販売サポートやバラの管理業務をしています。多肉だけでなく植物全般好きで、宿根草なども育てています。最近はマイクロ胡蝶蘭とバンダにも挑戦中。より植物の魅力を感じ、皆様にもその魅力と生産者情報を記事としてこれからも発信していきます。