絶対に失敗しないエアプランツの鉢植え方法! ‘水苔 ver.’
LOVEGREEN編集部
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エアプランツは土が要らない植物として有名です。しかし、実際はエアプランツも根を出して木や岩に活着するんです。そこで今回は、エアプランツを活着させるときに失敗しない鉢植えの方法と、水苔をつかった鉢植えに向いているエアプランツを紹介します!
用意するもの
・素焼き鉢
・鉢底ネット
・鉢底石(軽石)
・水苔
・園芸用アルミ線
・水苔をふやかすための容器
実際にエアプランツを植えてみる
植えると言っても普通の花のように植えるわけではありません。イメージとしては水苔の上に置く方が近いです。今回は既に発根している場合と根が無い場合の植え方を画像を使って説明します。
発根している場合
まず始めに素焼き鉢に鉢底ネットとを敷きます。無くても大丈夫ですが、ダンゴムシやナメクジが入り込む場合があるので敷いておくと安心です。
鉢底ネットの上に鉢底石を敷きます。これがないと通気性が悪くなり、水苔が腐りやすくなるので必ず敷きましょう。
鉢が準備できたら水苔をふやかします。
このときに水苔を水中で強く握って離すと早くふやかすことが出来ます。
水苔がふやけたら軽く絞ります。
水苔を絞ったらエアプランツの根に水苔を軽く巻きつけます。
水苔を根に巻いたら、素焼き鉢の中心に置きます。
次に周りに絞っていない水苔を敷き詰めます。
上から水苔を強く押して脱水します。
まだ株がぐらぐらしていると思うので、水苔を追加して同じように上から押して脱水します。
これで水苔がを押したとき少し柔らかい程度なら完成です!難しいと感じた方もいるかもしれませんが、慣れてくれば5分程度で出来るので是非お試しください!
根が無い場合
次は根が無い場合です。根がある場合と比べて難易度は上がりますが、方法はほとんど同じです。エアプランツを買ってくる場合、根がないことがほとんどだと思うので、ぜひ挑戦してみて下さい!
始めにエアプランツにアルミ線をつけます。
このとき、エアプランツの中心にある生長点を遮らないように気をつけます。
軽くアルミ線をねじります。このときに強くやると、葉を傷つける可能性があるので注意してください。
次に鉢底ネットを敷いた素焼き鉢に、アルミ線を通します。
アルミ線を通したら鉢底石を入れていきます。このとき、完成形をイメージしてエアプランツと鉢底石の間を空けておくと、見た目がよくなります。
最後に絞っていない水苔を入れ、指で上から水苔を押して脱水していくと完成です!
こちらも水苔を押して、少し柔らかい程度になっていれば大丈夫です。
※注意
エアプランツを固定するアルミ線は必ず園芸用のものか、表面がコーティングしているものを使用してください。他の金属のものだと錆びてしまったり、その金属自体がエアプランツ自体に有毒だったりするので注意が必要です!
おすすめは、百均に売っている園芸タグのワイヤーです。細く緑色なので目立ちにくく、とても柔らかいので作業がしやすいです。
水苔を使った鉢植えに向いているエアプランツ
・ティランジア・ブルボーサ
・ティランジア・ジュンセア
・ティランジア・ブラキカウロス
・ティランジア・グロボーサ
・ティランジア・ゲミニフローラ など
エアプランツの水苔を使った鉢植え方法、いかがだったでしょうか。実はこのやり方は盆栽で使われている技法なんです!他にも蘭の技法を利用した方法などもあるので、他の園芸技法で使えそうだなと思ったらどんどん試していくと面白いと思います!
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