花の寄せ植えレッスン!|夏から秋を楽しめる寄せ植え
LOVEGREEN編集部
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暑さに強く、今から秋まで花を楽しめる種類で作る寄せ植え。水もち良くするため深さのあるコンテナを使って作ります。今回は重厚感のあるコンテナを使用します。そのため植える植物はふんわりとひろがるような姿を楽しめるものを選ぶと、バランス良く仕上がります。置くときもひと工夫。斜めにして角を正面にすることで奥行きを出すことができます。
Point!
四角い器を置くときは、面を正面に見せることできちんとした印象に。
Point!
鉢を少し斜めに置くと奥行を感じ、ナチュラルな印象になります。
この季節の管理ポイント
暑い季節の管理として「葉透かし」と「枝透かし」を行いましょう。
通気を良くすると、病害虫の予防になります。混みあった葉を取り除いたり重なりあう枝を間引くように剪定したりと、風通しを良くするための作業が必要です。
暑さ対策に「ポットフィート」をお忘れなく。
湿度と気温が高い夏には、ポットフィートなどを使ってコンテナと地面の間に隙間を作り、風通しを良くしましょう。
寄せ植えの作り方
今回はふんわりと横に広がる植物をチョイス。涼しげな緑色を基調にポイントカラーにパープルをプラス。花も今から秋まで楽しめるものを集めました。
1. 鉢に土を入れます。土の量を確認する場合、ポリポットのまま仮置きします。水やり時に土が溢れないようにウォータスペース(矢印部分)を作りましょう。
2. ジニアを抱き込むようにキャットミント2株を植える。
3. サントリナを奥に後ろに植える。
4. テマリソウをサントリナの対角線の位置に植える。
5. サントリナの色に合わせたグリーンを植える。今回はジャスミンを株分けして入れます。
6. トレニアとペチュニアを隙間に植えて完成。
今回の鉢花
ジャスミン フィオナサンライズ トレニアカタリーナ ブルーリバー テマリソウ
ネペタ(キャットミント) サントリナ ペチュニア ジニア
最初が大事!植える時のコツ
根鉢の高さを揃えよう
根鉢の高さにばらつきがある場合は、一番根鉢が高いものに合わせます。イラストのように背が低い根鉢の場合、下の土を盛り上げて高さを合わせます。
アレンジQ&A
Q. ジャスミンの代わりにアイビーを使っても相性は良いですか?
A. アイビーは暑い時期の移植に弱いため、夏の寄せ植えにはおすすめしません。
夜間の気温が20℃以上ある時期は移植に耐えられず枯れてしまうことがあります。どうしても使いたい場合は、根鉢を崩さないように植えましょう。ジャスミンの代わりには、暑さと移植に強い「アルテルナンテラ」がおすすめです。株分けもしやすく扱いやすいです。
みなさんも秋まで楽しめる植物を使った寄せ植えに挑戦してみてくださいね。
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