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「ひ」からはじまる植物1-20件 / 全38件

柊(ヒイラギ)

  • 柊(ヒイラギ)は、葉の縁がノコギリの歯のようにギザギザしているのが特徴の常緑高木です。古くから鬼がトゲを嫌うとして鬼門に植える木としても使われてきました。 耐寒性があり丈夫な樹木で、山野に自生する他、公園や庭園の植栽としても人気があります。11月~12月に濃いグリーンの葉の脇から白く香りの良い小花を塊のように咲かせ、翌年の初夏に黒に近い紫色の果実を実らせます。 柊(ヒイラギ)の葉は、濃いグリーンで光沢があり肉厚で対生します。柊(ヒイラギ)の特徴ともいえる葉の縁のギザギザは、老木になると無くなり、縁は丸くなります。

ヒメツルソバ

  • ヒメツルソバは、ヒマラヤからロックガーデン用に日本に導入された多年草です。暑さ、寒さ、乾燥に強く手入れを忘れてしまってもすくすく育ちます。 ピンクや白の花が金平糖のように丸く愛らしく、地面を覆うように生長するのでグランドカバーにもなり、開花時は花のカーペットのようになります。V字の模様のある葉は気温が下がってくると紅葉し、花と葉がとても美しい色合いになります。 繁殖力がすごいので野生化して至る所に自生しています。厄介な雑草扱いをされる場合もありますが、ほったらかしても育つ丈夫さと繁殖力、花姿の愛らしさにも需要があり、園芸店でもポット苗で販売されています。

ビオラ

  • ビオラは開花期間がとても長く、適切な手入れをすれば次々と花が咲くので、初心者でも育てやすい春の一年草です。品種や色数が豊富で、毎年新品種が作りだされています。最近は個人育種家の方々の交配ビオラも人気です。 ビオラの花径は小輪で2cm~3cm、中輪で3cm~4cm。パンジーと比べて小ぶりなのが特徴です。最近は品種改良が進み、小指の爪くらいの極小輪サイズのものもあります。

ビカクシダ(コウモリラン)

  • ビカクシダは世界中の熱帯地域に分布する着生シダ植物で、「コウモリラン」とも呼ばれています。「コウモリラン」と呼ばれる由来は、垂れ下がる葉を「羽ばたくコウモリ」に例えたものだと言われています。 自生地では樹木に根を張り、くっつくように生きています。栽培する環境に合った品種を選び、育て方のコツを掴めば栽培は難しくありません。葉は着生状態の形を目指して展開するので、板、コルク、ヘゴ等の着生材に仕立てて栽培すると自然で美しい草体に仕上がります。 ビカクシダは変種や交配種などが多く存在し、愛好家も年々増えています。1株だけでもカッコいいのですが、丸く群生にしたビカクシダはとても迫力があります。自生地では樹木に着生しており、大きな群生株が1つの木に複数ついていたり、枝がビカクシダで覆われていることもあるそうです。数十年生きた大型種のビカクシダは人の背丈を超える事もあり、まさにモンスター級のシダ植物です。

ひまわり(向日葵)

  • ひまわりは、北アメリカ原産の一年草で、すくっと立ちあがった茎から太陽のような大輪の花が開花します。学名のヘリアンサスは「太陽の花」という意味で、漢字だと「向日葵」と書きます。 ひまわりというと草丈の高いものをイメージしがちですが、品種改良によって草丈20cmほどのプランター栽培向きのものや八重咲き品種などもあり、バラエティに富んでいます。また、花色も一般的な黄色のほか、レモンイエローや白っぽい黄色など豊富です。最近はオレンジ、ダークレッド、茶系、黒系、複色など多数の品種があり、毎年のように新品種が登場しています。

ピーマン

  • ピーマンは、ナス科トウガラシ属の南アメリカ原産の一年草で、属名からわかるようにトウガラシの仲間です。比較的病害虫にも強く、プランターでも育てることができるので、ベランダや家庭で育てやすい野菜の1つです。 ピーマンの幼苗の頃は、トウガラシ、パプリカと葉の形、枝の付き方、花なども見分けがつかないほどよく似ています。

ビーツ(テーブルビート)

  • ビーツはロシアの家庭料理で有名な赤いシチュー「ボルシチ」に欠かせない野菜である根がカブのように肥大する野菜です。日本へは18世紀に渡来しましたが、根菜類として他に大根やカブがあったこともあり、ほとんど普及することはありませんでした。 形はアブラナ科のカブにとてもよく似ていますが、全く違う種類のアカザ科(ヒユ科)の野菜です。ビーツと同種の野菜は、葉を食するスイスチャードと、砂糖などの原料になる甜菜などがあります。 ビーツの料理方法として、葉はサラダに、根は煮込み料理や茹でて甘酢漬けなどにして美味しくいただくことができます。その他、スムージーやジュースとして生でも利用できます。ビーツの真っ赤な色は、ブルーベリーなどに含まれているアントシアニンとは違う成分「ベタシアニン色素」という栄養素が含まれています。 赤いビーツのほか、渦巻き、黄色、白などの品種もあります。

日野菜(日野菜かぶ)

  • 日野菜は滋賀の伝統野菜で、かぶの仲間です。主に漬物用として利用され、漬け込むとピンクに染まることから桜漬けと呼ばれます。葉と2色の根の色合いが美しく、辛味と苦味をあわせ持つ味わいは、漬物以外にもサラダや温野菜、ローストなど、さまざまな料理に活躍します。 日野菜は一般的なかぶの見た目とは大きく違い、ほっそりした大根のような形をしています。土から出る部分が赤紫、土の下に埋まっている部分は白色になります。葉は立性で、茎や葉脈は美しい紫色。この色素が漬け込むとピンク色になる理由です。春の葉は明るい緑、冬は寒さに反応して深い紫色になり、どちらも美しい色です。 春の種まきは、桜の咲く頃で収穫は5月~6月。秋は8月下旬~10月に種をまくと、10月~12月が収穫時期です。

ピティロディア’フェアリーピンク’

  • ピティロディア’フェアリーピンク’は、春にまっすぐに伸びた枝からピンク色の花を咲かせる常緑低木。オーストラリア原産のオージープランツです。うぶ毛に覆われてフワフワした質感のシルバーの葉茎をもち、同じくうぶ毛に覆われた丸い蕾をつけ、その中からピンク色の花が咲くのですが、シルバーリーフとピンク色の花のコントラストがとても個性的で魅力があります。花が咲いていない期間は銀白色のカラーリーフとして楽しむことができます。オーストラリアのジキタリスと呼ばれることもあり、花の形がジキタリスに少し似ています。 日なたを好みますが、真夏の直射日光と高温多湿を嫌います。夏はなるべく風通しの良い半日陰くらいの場所で育てましょう。水やりはしっかり土が乾いてからたっぶり与えます。長雨が続くような時は、鉢植えは雨の当たらない場所に移動すると安心です。 本来は常緑低木ですが、寒さにそれほど強くないので強い霜に当たると枯れてしまうことがあり、一年草として扱われることもあります。

ヒポエステス

  • ヒポエステスは葉が独特な色合いをしたキツネノマゴ科の非耐寒性多年草です。ヒポエステスの葉は、全体的に小さな斑点が入る特徴的な見た目をしています。その見た目から和名では「ソバカスソウ」と呼ばれています。 緑地の葉に白、赤、ピンク、などの色鮮やかなまだら模様の色彩が美しく、観葉植物として分類されていることもあります。春から秋は室外で育てることもでき、庭や花壇、寄せ植えなどのカラーリーフとして利用されます。外で育てる場合は、冬前までの一年草として扱われることもあります。 葉っぱが美しい印象が強いヒポエステスですが、環境が合えば初夏に筒状の小さな花が開花します。

彼岸花(ヒガンバナ)

  • 彼岸花(ヒガンバナ)は夏の終わりから秋にかけて咲く球根の花。お彼岸の頃に開花するLycoris radiataの他、夏に開花する品種もあります。最近はたくさんの園芸品種があり、学名のリコリスという名前で流通していることがあります。 1本の真っ直ぐな緑色の茎の先端に、直径約10cm前後の花を咲かせます。花びらの色は品種改良が進み種類によって違いますが、日本で多くみられるのは赤。田んぼなどのあぜ道に咲いている風景をが印象的です。 彼岸花(ヒガンバナ)の花弁は他の花に比べて独特です。幅は5mm程度、長さは4cm程の花びらを6、7枚放射状に付けます。茎の長さは30~50cm。成人の膝丈程に伸びます。葉っぱも茎と同様細長く30~50cmになります。彼岸花(ヒガンバナ)は面白い事に花が咲く時期に葉っぱはありません。花が枯れた後ににょきにょきと生長する特徴があります。花と葉が同時に着かないことから「葉見ず花見ず」と言われています。 一般的に彼岸花(ヒガンバナ)で流通しているものは、秋の彼岸の頃に赤い花が咲く、リコリス・ラディアータと呼ばれる品種です。白花の彼岸花(ヒガンバナ)はリコリス・アルビフローラと呼ばれる交配種です。

ヒメヒオウギ(姫檜扇)

  • ヒメヒオウギ(姫檜扇)は、4月~5月にカラフルな色の花が咲くアヤメ科の半耐寒性の球根の花で、フリージアの仲間です。寒さにはやや弱いため温暖地なら地植え栽培が可能ですが、寒さの厳しい地域では鉢植え栽培が適しています。花色は、朱赤、ピンク濃淡、白などがあります。 ヒメヒオウギ(姫檜扇)の球根は、秋に植えると翌年の春に開花します。種からでも最短で翌年に開花します。性質がとても強くこぼれ種でも開花するほどで、コンクリートの割れ目からこぼれ種が発芽して開花している光景もよく見かけます。 名前が似ている花でヒメヒオウギスイセン(モントブレチア)がありますが、ヒメヒオウギスイセン(モントブレチア)はヒオウギズイセン属なので、植物の分類としては別のグループになります。

ヒマワリ・サンビリーバブル

  • ヒマワリ・サンビリーバブルは、初夏から晩秋まで休みなく咲き続ける新しいタイプのヒマワリです。上手に育てると、1株でワンシーズンで1000輪以上の花が開花し、国内外の新品種コンテストで賞を受賞しています。 ヒマワリ・サンビリーバブルは、「分枝性に優れ多花性であること」「種をつけず連続して開花し続け、開花期間が長いこと」、「無花粉なので作業中に手や服が花粉で汚れることがないこと」が大きな特徴です。 猛暑に負けず真夏でも花がたくさん咲き、花がら摘みなどの作業も最小限ですむため、夏の庭や花壇にはうってつけです。大きめのコンテナであれば、鉢植えで育てることも可能です。

ヒペリカム・ヒドコート(タイリンキンシバイ)

  • ヒペリカム・ヒドコートは、中国原産のキンシバイの園芸種で、大輪金糸梅(タイリンキンシバイ)とも呼ばれるオトギリソウ科の半常緑低木です。キンシバイより大輪の黄色い花が初夏に株一面に開花します。刈り込みにも耐え、手入れも簡単なため、公園などの公共空間、街路樹の足元の低木としてなど、日本全国、様々な場所に植栽されています。 同じ季節に咲く花は、アジサイを代表としてブルー~紫~ピンクなどの花が多い中で、黄色い花はとても目立つ存在です。ヒペリカム・ヒドコートの花は茎先に数輪の花がつくので開花時はとても華やかです。その花がいっぺんに咲くのではないため、開花期間も長いのが特徴です。 ヒペリカム・ヒドコートのヒドコートは、イギリスの有名なガーデン、「ヒドコート・マナー・ガーデン」の庭を造ったローレンス・ジョンストンが中国から持ち帰り広めたことにちなみます。

ヒメシャラ

  • ヒメシャラは6月~7月頃、ツバキに似た花(花径2~2.5cmほど)を咲かせます。花芯部が黄色で白い花びらをもつ、コントラストが美しい花です。樹高は10~15mにもなる落葉高木です。シャラノキ(ナツツバキ)によく似ていますが、花も葉もシャラノキ(ナツツバキ)より小さい特徴があります。ちなみに、シャラノキ(ナツツバキ)の花径は5~6cmほどです。ヒメシャラ(姫沙羅)という名は、シャラノキ(ナツツバキ)よりも小さな花が咲くことから付けられました。 ヒメシャラは日本の本州(関東地方より南)、四国、九州の山野などに自生しています。秋には紅葉が美しく、落葉後も赤褐色の太い幹がツヤツヤと輝き、樹形もきれいで観賞価値が高いことから庭木やシンボルツリーとしても人気があります。

ビバーナム・スノーボール

  • ビバーナム・スノーボールは、スイカズラ科の落葉性低木です。 ビバーナム・スノーボールは、新緑の季節にグリーンから白に花の色が変化するので、白にこだわったホワイトガーデンをはじめ、どんな花色にもあうため最近人気です。花の他、秋の紅葉の美しさも目を引きます。自然樹形で楽しめること、咲き進むにしたがってグリーンから白に変化する花、紅葉と季節の変化を感じられ、ナチュラルガーデンにおすすめの庭木です。

ヒュウガミズキ

  • ヒュウガミズキは、マンサク科トサミズキ属の落葉低木です。耐寒、耐暑性ともに優れ、自然樹形で育てられ手間がかからないため、公園や川沿いなどの公共空間の植栽にも植栽されています。自然樹形の他、刈り込みに堪えるので生垣にもできます。 ヒュウガミズキの花は、3月~4月にかけて淡い黄色の花がうつむいたような姿で開花します。派手さはありませんが楚々としてかわいらしい花です。葉はハートのような形で、花が開花した後に芽吹きます。初夏の青葉、秋の紅葉とも美しく目を引きます。 ヒュウガミズキは枝もの花材としても流通し、年末~年始は芽吹き枝、2月頃には花つきの枝ものとして出回っています。

ヒヤシンス

  • ヒヤシンスは秋植え春咲きの球根植物で、小さな花を花茎に連なるように咲かせます。ヒヤシンスにはダッチ系とローマン系があり、ダッチ系は花数も多く豪華です。私たちが日頃見ているヒヤシンスの多くはダッチ系ヒヤシンスです。 ヒヤシンスの一番の魅力は、花色のバリエーションの豊富さと甘い香りです。庭植えや鉢植えなど土壌で育てることも、土を使わずに水耕栽培(水栽培)でも育てることも出来るため、部屋の中でインテリア感覚で栽培する方も多い植物です。 通常、球根は一球から一本の花茎が出ますが、品種改良が進み数本の花芽を出す品種もあります。球根の表皮は花色によって違い、表皮の色でおおよその花の色がわかります。

ヒューケラ(ツボサンゴ)

  • ヒューケラは常緑多年草で、カラーリーフプランツとして寄せ植えや花壇に用いられる近年人気の高い植物です。 草丈20cm~50cm程度で葉が重なるように密に茂り、葉色のバリエーションが幅広いのが人気の理由です。 ヒューケラの葉は直径3~10cmほどで薄く丸みを帯びたアイビーのようなフォルムをしています。葉色は赤、シルバー、オレンジ、緑、黄緑、黄、紫、黒や斑入りのものなど変化に富みます。花は原種のツボサンゴをはじめ園芸品種もすっと立ち上がった花茎から釣鐘型の小花を群れるように咲かせます。ヒューケラは花もちもよく約1カ月近く咲き続けるので切り花としても楽しめます。   ヒューケラは耐陰性も強く、半日陰程度であれば問題なく開花します。カラーリーフだけでも楽しめますので、暗くなりがちなシェードガーデンに彩りと明るさを加えられます。

ヒペリカム

  • オトギリソウ(ヒペリカム)は日本では古くから薬用として親しまれて来た植物です。海外からの新しい品種を加えた総称でヒペリカムと呼ばれています。どちらも庭木や公園樹として広く栽培される常緑低木で、自然形は株立ちとなりこんもりと枝葉が広がります。6~7月頃に枝先に3~4㎝の黄色い梅に似た花をつけ花弁は5枚で厚くて光沢があります。おしべは多数あり金色の糸を5つの束に分けたような花姿が特徴的です。よく枝分かれし高さ約1mになる枝は弓型に垂れます。また秋には赤色から熟すと黒紫色に変化する実を楽しむことが出来ます。

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