唯一無二のティランジア|チャペウエンシス・チュリフォルミス

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Tillandsia chapeuensis var. turriformis

土が必要なく、樹皮や岩などに着生して生長することからエアプランツとも呼ばれているティランジア。生態もさることながら、見た目も普通の植物とは少し変わったものが多くあります。

チャペウエンシス・チュリフォルミスは、そんなティランジアの中でも特に変わった見た目をしており、まさに唯一無二のティランジアと言っても過言ではないでしょう。

ティランジア・チャペウエンシス・チュリフォルミス

光沢のあるトリコームをまとった葉は薄く、長く伸び内側にカールするようになります。チュリフォルミスは “搭状の” という意味で、大きくなるにつれてまさに白銀の塔のような姿に。個人的に最も美しい見た目をしたティランジアなのではないかと思います。

栽培に関しては、ガルドネリやチャペウエンシスなどを上手く栽培できていれば問題ないでしょう。ただしガルドネリ系全般に言えることですが、突然腐ったりすることがあります。これはどんなに栽培環境を整えても発生する時は発生してしまうので中々につらいところです。

チュリフォルミスは基本的に光と風通しを特に好むので、夏越しの際に暑がるからと日陰に置いたり、冬越しの時に光が足りなかったりすると蒸れて枯れやすくなります。気温が高くなる場合は太陽光を反射して熱を遮ることができる遮光ネットなどがあるので、そちらの導入を検討してみましょう。また、ゲリラ豪雨などでチュリフォルミスが濡れた後に強い日差しが当たると蒸れる原因となるので、雨が直接当たらない場所がベストです。

 

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