互生で群生しやすいティランジア|バンデンシス
LOVEGREEN編集部
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Tillandsia bandensis
バンデンシスは南米北部に分布している小型のティランジア(エアプランツ)です。互生する葉姿が特徴で、増えやすくクランプにして栽培することが多いです。
青紫色の小さな花を咲かせ、花には芳香性があります。個体差が多く、葉の長いものや肉厚でムチムチとした葉姿のものなど、コレクション性に富んでいます。
個体差という部分では、2019年5月にバンデンシスを2つの亜種に分類するという論文が発表されました。それに基づけば現在バンデンシスはTillandsia bandensis ssp. bandensis と Tillandsia bandensis ssp. grandipetala の2種に分けられます。
grandipetala は大きな花弁を意味し、その名の通りssp. bandensis に比べ花苞にトリコームがあり、花の大きさが17-22mmと一回りほど大きいです。また香りもグランディペタラの方が強いそうです。
写真の個体は花苞にトリコームが無く、花の大きさも小さいのでssp. bandensis になります。
バンデンシスの栽培は容易で、針金などで括り棚に引っかけておけば大丈夫です。暑さ・寒さ・乾燥にも強く、ビギナー向けのティランジア(エアプランツ)と言えるでしょう。
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