私は限りなく植物側の人間。
LOVEGREEN編集部
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-プロフィール
■名前:Mikiko Kamada
■年齢:33歳
■職業:ロッカクケイLLC.代表
■出身:岩手県
■居住地:渋谷区
■ボタニカル歴:30年
■LOVEGREENアプリID:tanicushion
-自己紹介
ロッカクケイという会社を、2015年に立ち上げたばかりです。
室内緑化ツールのTANICUSHION(たにくっしょん)®という、多肉植物の形のクッションを発表し、販売を始めました。
たにくっしょん®以外にも、オフィスや施設のインドアグリーン装飾や施工も得意としています。
-植物や花との出会い、好きになったきっかけを教えてください
とにかく自然がいっぱいの場所で生まれ育ったので、身のまわりに植物がたくさんあるのが当たり前の環境でした。
家族も花や植物が大好きなので、家にも植物がたくさんありましたし、自分にとっては幼い頃から一番興味がある事が植物でした。
遊ぶ場所も大抵自然の中で、学校の近くの林でキイチゴをとって食べたり、栗やドングリを拾ったり。畑に生えているとある雑草が気になって、蕾から花が咲いて、実がなるまで観察して、種を集めて植えたりも。
あとは、面白いキノコを見つけてはずっと絵を描いていたり。
日本の四季の中で、全く異なった表情を見せる植物たちの姿にいつも魅了されていたように思います。
小学校時代を振り返ってみて、きっと他の子供と違うんだろうなと思うのは、自然の中で見つけた植物をどうにか自分の手元で育てたいという欲求が強かったこと。
美味しいキイチゴの木を見つけると、何度も根から引き抜いて家に持ち帰り、植木鉢や庭に植え付けしていました。
結局、一度も育たなかったのですが。
毎年の恒例行事は、拾ってきた大量のドングリを発芽させて鉢植えに仕立てること。
母が陶芸教室で作ってくれた鉢に、たくさんドングリ苗を植えていました。
今思えば、よく毎年母も付き合ってくれていたなと。。。と言いつつ、この冬もドングリを蒔きました。
-初めて育てた植物や花について教えてください
たくさんありすぎて、初めて育てた植物は思い出せないのですが。
小学生のころに自分のお小遣いで初めて買ったのはたしか、、、食虫植物のネペンテス(ウツボカズラ)でした。
近所の園芸店で見つけて、ビビビときてしまって。
でも、その頃は育て方がよく分からなくて。
自分の部屋で育てていたのですが、寒いし乾燥していたのでしょうね。
すぐに枯れてしまいました。
なので、それ以来ネペンテスは育てたことがありません。
市場で、可愛いなと眺めるだけに留まっています。
-思い出に残る植物や花があれば教えてください
小学生の頃はよく山登りに行っていたのですが、登山口の前の林道で見つけたギンリョウソウ(銀竜草、別名 ユウレイタケ)という腐生植物です。
菌類に寄生して栄養をもらって生きているので、自身では葉緑素をもたず真っ白なんです。
その真っ白な植物の美しさの虜になってしまって、何度も見にいきました。
去年一人で植物トリップをした奄美大島で数十年ぶりにギンリョウソウを見つけてしまい、あの頃の記憶が蘇りました。
こんなに遠く離れた場所でも全く同じ姿形で生きている、って。感動しました。
-自宅で育てている植物は?-
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