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こんなにある! クローバーの種類を一覧で紹介

身近な場所で見かけるクローバー。実は、たくさんの種類があるのをご存知ですか?今回は、身近な野草から園芸種まで、クローバーの種類を画像付きで詳しくご紹介します。カタバミとの見分け方やシャムロックとの違いなど、豆知識も満載です。

目次

定番から珍しいものまで! クローバーの種類一覧

シロツメクサ

シロツメクサ

シロツメクサは、マメ科シャジクソウ(トリフォリウム)属の多年草。地下茎で増え、地面に平たく広がり、春に小さな花が集合してできた直径2~3cmのウサギの尻尾のような白く丸い花を咲かせます。日本では一般的に「クローバー」というとこの種を指します。野原や公園、河原など身近な場所で見かける馴染みのある種類です。クローバーらしい3小葉(しょうよう)という3枚の葉がきれいに上を向いて展開されているのが特徴で、まれに四つ葉が混ざっていることがあります。

ヨーロッパ原産で、緑肥になることから牧草として世界中で栽培され、日本には江戸時代に渡来しました。積荷の緩衝材として詰められていた乾燥したシロツメクサの種から広がったと考えられています。積荷と一緒に詰められていたことが「白詰め草」の名前の由来です。

ムラサキツメクサ(アカツメクサ)

ムラサキツメクサ(アカツメクサ)

ムラサキツメクサ、またはアカツメクサと呼ばれるシャジクソウ属の多年草。草丈30~60cm、春に赤紫色のボールのような花を咲かせます。葉は3小葉ですが、シロツメクサに比べて大きいのが印象的です。名前の由来は、シロツメクサに対して色が赤紫色だから。標準和名はムラサキツメクサですが、アカツメクサという別名も広く浸透しています。野原や空き地、河原など、身近な場所で見かける種類で、まれに白花もあります。

ストロベリーキャンドル(クリムゾンクローバー)

ストロベリーキャンドル

ストロベリーキャンドルは、イチゴのような花が印象的なシャジクソウ属の一年草(本来は多年草ですが、日本の暑さに弱いため一年草として扱われます)。草丈20~50cm程度、4月~6月に楕円形の赤い花を咲かせます。葉は大きく、ムラサキツメクサに似ています。育てやすい園芸植物として種や苗で流通しています。

トリフォリウム・バニーズ

トリフォリウム・バニーズ 特徴 育て方 性質

トリフォリウム・バニーズは、シャジクソウ属の一年草。直径1cm足らずのボールのような花は、花びらはなく、色はくすんだグリーンで、細い茎にいくつも咲きます。葉は小さく細い3小葉で、あまり目立ちません。力強く上に向かって伸びるのではなく、流れるように横に茎を伸ばしていく草姿は、ゆったりとした優雅な魅力があります。園芸植物として苗か切り花で流通しています。

クスダマツメクサ

クスダマツメクサ

クスダマツメクサは、黄色の小さなボールのような花を咲かせるシャジクソウ属の一年草で、コメツブツメクサより一回り花が大きく、ボリュームがあるのが特徴です。茎の節に付いた3小葉はとても小さく、あまり目立ちません。園芸植物として苗で流通していて、お庭やコンテナで育てやすい種類です。地面を横に這うように生育するので、グランドカバー、花壇や寄せ植えの縁取りに使用すると流れるような美しい姿を楽しむことができます。

コメツブツメクサ

コメツブツメクサ

コメツブツメクサは、直径5~7mm程度の小さな黄色い花を咲かせるシャジクソウ属の一年草。河原や野原のような開けた場所に自生しています。匍匐(ほふく)するように横に広がっていくため草丈低く見えますが、横に20~40cmも茎を伸ばしています。茎の節や花の脇に小さな3小葉を展開しています。

その他園芸種

クスダマツメクサ

他にもクローバーには園芸種がたくさんあります。カトレアクローバーのような赤紫色の花が美しいものや、葉色がチョコレート色やボルドーなど、カラーリーフとして楽しめるものなどがあります。

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クローバーとは|見分け方を紹介

クローバー

クローバーとは、シロツメクサやコメツブツメクサなど、マメ科シャジクソウ(トリフォリウム)属の仲間の総称。世界の温帯から亜熱帯に約250種が分布している一年草あるいは多年草です。葉が3小葉から形成されているのが特徴で、学名の Trifolium は3枚の葉を意味するラテン語です。一般的に「クローバー」というとシロツメクサを指します。

ヨーロッパでは3小葉が、キリスト教の三位一体の象徴とされてきました。また、たまに見つかる四つ葉のクローバーは、十字架に見たてられてラッキーアイテムとして大切にされます。

クローバーとカタバミの見分け方

クローバーとカタバミの葉の違い

カタバミの葉

クローバーであるマメ科シャジクソウ属の種類とカタバミの見分け方は、花と葉のフォルムです。

クローバーの花は、小さな花が集まってボールのようなフォルムを形成します。対してカタバミの花は、花びらが5枚で一重咲き、中心にしべ類が見えるフォルムをしています。

また、クローバーの葉は先端が丸いか尖っているのに対し、カタバミの葉はハート型のようにくぼんでいます。

  • 花の見分け方:クローバーはボールのようなフォルム、カタバミは花びらが5枚の一重咲き
  • 葉の見分け方:クローバーは先が丸いか尖っている、カタバミはハート型

クローバーとシャムロックの違い

クローバーと誤解されやすいアイルランドの国花であるシャムロックは、マメ科シャジクソウ属以外にウマゴヤシやカタバミなど、3小葉の植物の総称であるため、日本でクローバーと呼ばれているものと種類が少し違います。

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クローバーと呼ばれる種類はこんなにあります。日本ではマメ科シャジクソウ属を指す名称ですが、国が変われば定義が変わるというのがおもしろいところ。次のお散歩でいろんなクローバーの種類を観察してみてください。

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