11月におすすめ! 3種の球根を使った寄せ植え 作り方と球根が咲いた記録

戸松敦子

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トリプルデッカーって聞いたことありますか? トリプルデッカーとは、ガーデニングでは球根を3層植えにすることを言います。2層植えはダブルデッカーです。

寄せ植えの下にダブルデッカー、トリプルデッカーをしのばせておけば球根の水やりを忘れることがありません。寒い冬の間はかわいらしい花が咲く寄せ植えが育つのを楽しんで、球根が芽吹く春を待ちましょう。  

目次

1.トリプルデッカーの寄せ植え
■11月の寄せ植え~トリプルデッカーの寄せ植え
・トリプルデッカーの寄せ植えづくりにおすすめの球根 3種
・トリプルデッカーの寄せ植えづくりにおすすめの植物 5種
・トリプルデッカーの寄せ植え
を作るポイント
■トリプルデッカーの寄せ植えの作り方
・準備するもの
・作り方
■トリプルデッカーの寄せ植えの管理方法
■トリプルデッカーの寄せ植えを作った植物のその後
■トリプルデッカーの寄せ植えのその後「春に球根が咲きました!」

2.トリプルデッカーの寄せ植えのすすめ

1.トリプルデッカーの寄せ植え

11月の寄せ植え~トリプルデッカーの寄せ植え

トリプルデッカーの寄せ植えづくりにおすすめの球根 3種

写真左から、ミニミニ水仙、チューリップ、ムスカリの球根です。  水仙、チューリップ、ムスカリは、育てやすい秋植え球根の定番ですね。その中でも今回はちょっぴり珍しい品種を選んでみました。球根が春に芽吹いて満開に咲くのが楽しみです。    ミニミニ水仙 セイルボート ヒガンバナ科 耐寒性球根 開花期:3~4月 草丈25~35㎝  日なたから半日陰、水はけのよい用土を好みます。とても丈夫で栽培が簡単です。草丈が低いので寄せ植えにピッタリです。  チューリップ ダブルアローサ ユリ科 耐寒性球根 開花期:3~5月 草丈 30~40㎝  日なたから半日陰、水はけのよい用土を好みます。八重咲きの少し珍しい品種です。  ムスカリ アズリューム ユリ科 耐寒性球根 開花期:3~4月 草丈15㎝  日なたから半日陰、水はけのよい用土を好みます。非常に堅強で育てやすく、花が咲いている期間が長いです。葉が短いのでプランターでの寄せ植えに最適です。

写真左から、ミニミニ水仙、チューリップ、ムスカリの球根です。

水仙、チューリップ、ムスカリは、育てやすい秋植え球根の定番ですね。その中でも今回はちょっぴり珍しい品種を選んでみました。球根が春に芽吹いて満開に咲くのが楽しみです。

 

ミニミニ水仙 セイルボート
ヒガンバナ科 耐寒性球根 開花期:3~4月 草丈25~35㎝

日なたから半日陰、水はけのよい用土を好みます。とても丈夫で栽培が簡単! また、草丈が低いので寄せ植えにピッタリです。

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水仙(スイセン)

  • 水仙(スイセン)は、香りの良い花を初春に咲かせる球根植物です。草丈は20cm~40cmで白と黄色以外にピンクや緑、オレンジなど、色とりどりの花が咲きます。最近は、八重咲種など、咲き方にも色々な特徴のある品種が出てきました。

    水仙(スイセン)は数年間は植えっぱなしで管理でき、環境が合えば球根が年々増えていきます。

 

チューリップ ダブルアローサ
ユリ科 耐寒性球根 開花期:3~5月 草丈 30~40㎝

日なたから半日陰、水はけのよい用土を好みます。八重咲きの少し珍しい品種です。

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チューリップ

  • チューリップは春に花咲く球根植物です。チューリップの球根は直径3cmほどのものが多く、玉ねぎのような形をしています。この球根を地面に植え育てるのです。球根の先はとがっていて、その先端から花茎や葉を伸ばします。花茎の背丈は種類にもよりますが、15cmよりも下のものはありません。おおよそ15cm~60cmのものまでが主に出回っています。花びらの色は皆さんも良くご存知の様に赤、白、黄色をはじめ、ピンク、紫、複色などさまざま。咲き方も、ユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなどいろいろな咲き方があります。チューリップの開花時期は、大きく分けると、早咲き、普通咲き、遅咲きの3時期があります。同じチューリップでも開花の時期がかなり違うので、違う開花時期のものを一緒に寄せ植えすると、開花時期がずれてしまい見栄えが悪いので、鉢植えに植える場合は単一種を植え付ける方が一般的です。

    チューリップの育て方で大切なことは

    1.よい球根を選ぶこと

    2.適切な場所に植えて、適量の水やりをすること

    3.寒さに当てること

    です。

 

ムスカリ アズリューム
ユリ科 耐寒性球根 開花期:3~4月 草丈15㎝

日なたから半日陰、水はけのよい用土を好みます。非常に堅強で育てやすく、花が咲いている期間が長いです。葉が短いのでプランターでの寄せ植えに最適の球根植物。

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ムスカリ

  • ムスカリは草丈15cmくらいでブドウのような花を咲かせる、春の球根植物です。ムスカリはとても耐寒性の強い花で、球根は植えっぱなしでも自然分球で増え、毎年花が咲きます。 小さな花ながら花壇に群生させて一斉に咲きそろった光景は見事です。

    ムスカリはチューリップなどの同じ時期に咲く球根花との色のコントラストも美しく、チューリップの脇役として使われます。全国のチューリップの名所にはムスカリと一緒に植栽されている光景を見ることができます。

    ムスカリはチューリップなどの同じ時期に咲く球根花との色のコントラストも美しく、チューリップの脇役として使われます。全国のチューリップの名所にはムスカリと一緒に植栽されている光景を見ることができます。

    ムスカリは一度植えると、数年は植えっぱなしでも大丈夫なので、管理が楽な球根花です。花壇や木の株元、寄せ植など、様々な場所に植え付けることができます。

 

トリプルデッカーの寄せ植えづくりにおすすめの植物 5種

球根の上に植えておく苗は、根が柔らかい一年草をメインにするといいですね。

写真左が虹色スミレ、写真右が絵になるスミレです。(ともにパンジー)  虹色スミレ スイートラブ スミレ科 耐寒性一年草 開花期:9~5月  花色のグラデーションがとても華やかです。中、小輪多花性で次々と花を咲かせます。日なたと水はけ、風通しの良い場所を好みます。  絵になるスミレ マリーヌ スミレ科 耐寒性一年草 開花期:9~5月  芸術性と豪華さを追求した、名画のようなパンジーです。花びらが厚く丈夫で花つきも良いため長期間楽しめます。とくに気温の上がる3~4月に見事に咲きほこります。日なたと水はけ、風通しの良い場所を好みます。

写真左が虹色スミレ、写真右が絵になるスミレです。(ともにパンジー)

虹色スミレ スイートラブ
スミレ科 耐寒性一年草 開花期:9~5月

花色のグラデーションがとても華やかです。中、小輪多花性で次々と花を咲かせます。日なたと水はけ、風通しの良い場所を好みます。

絵になるスミレ マリーヌ
スミレ科 耐寒性一年草 開花期:9~5月

芸術性と豪華さを追求した、名画のようなパンジーです。花びらが厚く丈夫で花つきも良いため長期間楽しめます。とくに気温の上がる3~4月に見事に咲きほこります。日なたと水はけ、風通しの良い場所を好みます。

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パンジー

  • パンジーは春に咲く一年草。最近ではパンジーの流通は10月ごろから始まるため、上手に育てれば半年以上も開花する草花です。寄せ植え、花壇など、いろいろな用途で春の園芸には欠かせない草花のひとつです。

    パンジーとビオラの違いは、見た目の大きさで判断出来ます。パンジーは花が小輪から大輪まで。小輪は4cm~5cm、中輪は5cm~7cm、大輪は7cm~10cm。10cm以上のものも存在します。

    現在は品種改良が進み、何百種ものパンジーが存在していて、毎年新品種が出ています。色合いも豊富ですが、咲き方もフリル咲き、八重咲きなど、変わった咲き方のパンジーも流通するようになりました。

    現在は品種改良が進み、何百種ものパンジーが存在していて、毎年新品種が出ています。色合いも豊富ですが、咲き方もフリル咲き、八重咲きなど、変わった咲き方のパンジーも流通するようになりました。

 

ガーデンシクラメン ゴブレット   サクラソウ科 半耐寒性球根 開花期:10~4月  花弁がやや開き気味に咲く様子から「ゴブレット」の名がついたそうです。上から眺めても良く映える独特の花型、その存在感を楽しめます。日なたと水はけのよい用土を好みます。東京以西に限られますが、冬でも花壇や寄せ植えで花を楽しむことができます。小輪のミニシクラメンの中から、特に寒さに強い系統を選抜し冬に戸外でも栽培できるように改良されたものがガーデンシクラメンです。

ガーデンシクラメン ゴブレット  
サクラソウ科 半耐寒性球根 開花期:10~4月

花弁がやや開き気味に咲く様子から「ゴブレット」の名がついたそうです。上から眺めても良く映える独特の花型、その存在感を楽しめます。日なたと水はけのよい用土を好みます。東京以西に限られますが、冬でも花壇や寄せ植えで花を楽しむことができます。小輪のミニシクラメンの中から、特に寒さに強い系統を選抜し冬に戸外でも栽培できるように改良されたものがガーデンシクラメンです。

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ガーデンシクラメン

  • ガーデンシクラメンとは名前からもわかるように、シクラメンを品種改良した品種です。シクラメンは冬に室内で楽しむ鉢花の代表ですが、ガーデンシクラメンは、耐寒性があり寒い冬も屋外で楽しむことができます。寄せ植えなどに使う冬のガーデニング植物の定番として良く用いられます。

    寒さに弱いシクラメンのウィークポイントを克服するため、ミニシクラメンの中から特に耐寒性の強い系統を選抜し、冬に屋外でも育てられるように改良されたものがガーデンシクラメンです。冬から春にかけて次々に花を咲かせ、花の少ない時期のお庭を明るく盛り上げてくれます。花の色はシクラメンとほぼ変わらず赤や白、ピンクなどがあります。花形もバリエーションが豊富で、選ぶ楽しみが広がっています。

 

スーパーアリッサム フロスティーナイト アブラナ科 半耐寒性多年草(耐寒マイナス5℃まで) 開花期:春、秋  とても丈夫な斑入りのスイートアリッサムです。ふつうのスイートアリッサムは秋から春に咲く一年草ですが、スーパーアリッサムは暑さ寒さに強く、春と秋に開花する多年草です。日なたと水はけのよい用土を好みます。

スーパーアリッサム フロスティーナイト
アブラナ科 半耐寒性多年草(耐寒マイナス5℃まで) 開花期:春、秋

とても丈夫な斑入りのスイートアリッサムです。ふつうのスイートアリッサムは秋から春に咲く一年草ですが、スーパーアリッサムは暑さ寒さに強く、春と秋に開花する多年草です。日なたと水はけのよい用土を好みます。

 

ストック  アブラナ科 耐寒性一年草 開花期:11~4月   すらっと伸びた花茎の頂部に、房状の花が咲きます。花には甘い香りがあります。ひなたと水はけのよい用土を好みます。関東以西では、開花苗を晩秋に植えると春まで咲き続けます。

ストック 
アブラナ科 耐寒性一年草 開花期:11~4月 

すらっと伸びた花茎の頂部に、房状の花が咲きます。花には甘い香りがあります。ひなたと水はけのよい用土を好みます。関東以西では、開花苗を晩秋に植えると春まで咲き続けます。

 

 トリプルデッカーの寄せ植えを作るポイント

今月のテーマは「秋冬も楽しみながら春の到来を待つ」  秋冬には、寄せ植えした花が元気に咲く姿を楽しみ~  春に、球根たちがかわいい芽を出して色とりどりの花を咲かせる姿をイメージしてわくわくしましょう。  春には、寒さを乗り越えた球根植物が春の訪れと、植物のパワーを教えてくれます。

今月のテーマは「秋冬も楽しみながら春の到来を待つ」

秋冬には、寄せ植えした花の元気に咲く姿を楽しみ。春は球根たちがかわいい芽を出して色とりどりの花を咲かせる姿をイメージして作りましょう。寒さを乗り越えた球根植物が春の訪れと、植物のパワーを教えてくれます。

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トリプルデッカーの寄せ植えの作り方

準備するもの

秋植え球根3種(チューリップ、スイセン、ムスカリなど) 9cmポット苗5ポット(秋から春に咲く一年草がおすすめ) やや深さのあるコンテナ(今回は内径25㎝、高さ30㎝ほどのサイズ) 肥料入り培養土 鉢底石 鉢底ネット 土入れ ジョーロなど

秋植え球根3種(チューリップ、スイセン、ムスカリなど)
9cmポット苗5ポット(秋から春に咲く一年草がおすすめ)
やや深さのあるコンテナ(今回は内径25㎝、高さ30㎝ほどのサイズ)
肥料入り培養土
鉢底石
鉢底ネット
土入れ
ジョーロなど

 

作り方

コンテナの底に鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れます。(器の1/5程度)

コンテナの底に鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れます。(器の1/5程度)

 

その上に、肥料入り培養土を入れます。(器の半分よりやや上くらいまで)

その上に、肥料入り培養土を入れます。(器の半分よりやや上くらいまで)

 

チューリップの球根を、向きをそろえて配置します。(ぷっくりした側を斜め横に向けてそろえました。コーラス部隊のイメージです。)  チューリップの向きとは、まず、とんがっている部分が上です。そしてとんがっている部分を上にしてよく見ると、ぷっくりとふくらんでいる部分と、平らな部分があります。植える時に、このぷっくりとした側と、平べったい側の向きを揃えて植えると、葉っぱがぶつかり合うことなく美しく咲きそろうのでおすすめです。  また、植える時に球根の皮をむくと、発根が促されて開花時期がそろうと言われています。いろいろ試してみたら面白いですね。

チューリップの球根の向きをそろえて配置します。(ぷっくりした側を斜め横に向けてそろえました。コーラス部隊のイメージです。)

チューリップの球根の向きは、とんがっている部分が上です。そして、とんがっている部分を上にしてよく見ると、ぷっくりとふくらんでいる部分と平らな部分があります。植える時に、このぷっくりとした側と平べったい側の向きをそろえて植えると、葉がぶつかり合うことなく美しく咲きそろうのでおすすめです。

また、植える時に球根の皮をむくと発根が促されて開花時期がそろうと言われています。いろいろ試しながら寄せ植えを作ってみたら面白いですね。

 

今回は、コンテナの真ん中に背の高いチューリップ、白い丸の部分にチューリップより背の低いミニミニ水仙を1球ずつ、水色の部分に一番背の低いムスカリを1~2球ずつ植えることにしました。  花壇では、基本的に球根の大きさの3倍の深さに植えることがベストですが、コンテナではそれほど深く植える必要はないので、大きい球根を若干深い位置に、小さい球根を浅い位置に植えます。

今回は、コンテナの真ん中に背の高いチューリップ、白い丸の部分にチューリップより背の低いミニミニ水仙を1球ずつ、水色の部分に一番背の低いムスカリを1~2球ずつ植えることにしました。

花壇では、基本的に球根の大きさの3倍の深さに植えることがベストですが、コンテナではそれほど深く植える必要はないので、大きい球根を若干深い位置に小さい球根を浅い位置に植えます。

 

チューリップの球根の上に少し土をかけてから、ふつうに寄せ植えを作っていきます。後ろ側に背が高くなるストックを植えます。

チューリップの球根の上に少し土をかけてから、ふつうに寄せ植えを作っていきます。後ろ側に背が高くなるストックを植えます。

 

苗をポットからはずしてすべて配置したら、ミニミニ水仙をセットします。とんがっている方が上です。

苗をポットからはずしてすべて配置したら、ミニミニ水仙をセットします。とんがっている方が上です。

 

すきま部分に全体的に土を入れていきます。

すきま部分に全体的に土を入れていきます。

 

ムスカリをセットします。とんがっている方が上です。

ムスカリをセットします。とんがっている方が上です。

 

ムスカリに土を軽くかぶせます。

ムスカリに土を軽くかぶせます。

 

完成です。何回かに分けて、下から流れ出るくらいたっぷりのお水をあげましょう。

完成です。何回かに分けて、下から流れ出るくらいたっぷりとお水をあげましょう。

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\次は、管理方法とトリプルデッカーの寄せ植えが成功した様子をご紹介!/

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戸松敦子

グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。

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