幸運を呼び込む「育てるリース」を作ろう

戸松敦子
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リースといえば、作って飾るもの。ですが、今回は根のついた植物を使ってリースを作ってみました。その名も「育てるリース」。植えたときから少しずつ成長していく姿も楽しめる、育てるリースの作り方をご紹介します。
目次
■管理方法
リースの意味
リースのまるい形は、欧米では古くからドアなどに飾る風習があり、永遠、幸運、幸福を呼び込むお守りとされていたとのこと。
家にリースを飾って、家族の「行ってきます」「お帰り」の幸せのルーティンを永遠に祈り、幸運を呼び込みたいですね。
育てるリースとは
リースは、生花、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー、ドライフラワー、木の実など、どんな素材でも作ることができますが、育てるリースは、根付きの植物を使って作るリースです。
作成後に水やりや追肥などの簡単な管理をすることで、すくすくとふんわり成長し、日々、のびやかな姿を楽しむことができます。
スタンドに立てかけて玄関やベランダに飾ることもおすすめです。
用意するもの
・リース型 不織布
・肥料入り培養土
・水苔
・土入れ
・はさみ
・9cmポット苗4ポット(シラネユニフローラ3/ラミウム1/アイビー1)
植える手順
リース型に、リースの幅の2倍くらいの太さにカットした不織布を敷きます。
薄めに培養土を入れます。
苗の配置を考えます。
ポットから苗をはずします。
苗の首元に生えている苔や枯葉などを取り除き、少し根をくずして土を落とします。
リース型に植えていきます。
この時、リースに苗がうまりすぎず、リースの深さより高く植えてぐらぐらすることの無いように、リースの深さと、苗の土の高さを合わせるようにします。
苗と苗の間に、外側からと内側から1周ずつ土を入れて苗がぐらつかないようにします。
あまっている不織布を、幅1cm~1.5cmくらい残してはさみでカットします。
水に漬けてふやかしておいた水苔を少し水をしぼりながらリースの縁にひっかけるように、リースの外側と内側から1周ずつのせます。
最後に下から流れ出るくらい何回かに分けてお水をあげます。
管理方法
外の風通しの良い日向に置きます。
水やりは1日1回、たっぷりあげましょう。水やり時は平置きにしてあげるとあげやすいです。
リースの形がわからなくなるほど成長した場合は、リースの形がわかる程度に美しくカットしてあげてもいいですね。
切り戻しに合わせて液肥を施すと、新芽の成長が良くなります。
ぜひ、育てるリースをつくって日々の生活に癒しと幸運と呼び込んでくださいね。
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