【初夏に白い花が咲く木】ハクウンボク
金子三保子
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ハクウンボク
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「ハクウンボク」
ハクウンボクは、5月~6月の初夏に穂状の白い花が垂れ下がるようにして開花する落葉高木です。花の姿が白雲に例えられ、「白雲木」となったのが名前の由来です。
丸くて面積のある葉はとても目を引きます。明るい緑色の葉と白い花との色合いがとてもさわやかな印象です。特に晴れた日は、青、白、緑の色合いが新緑の季節にぴったり。しばらく見上げて深呼吸したくなるような美しさです。
ハクウンボクは花が美しい高木のため、公園や街路樹として植栽されています。
花がかわいいハクウンボクですが、つぼみも目を引くかわいさです。雨だれ型のつぼみがぶら下がるようにして、開花の時を待っています。
エゴノキ
同属のエゴノキと花が似ていますが、見分け方は「葉の形状」で見分けるのが簡単です。
ハクウンボクの葉の形は、エゴノキより大きく丸い形をしています。花の見分け方は、エゴノキの方が花柄が長くぶら下がっているような見た目、ハクウンボクは花柄が短いので、枝に密着しているような見た目をしています。
▼エゴノキについて詳しくご紹介しています。
大きくて丸い葉のハクウンボク
たくさんの花木類が花の時を迎える初夏。ハクウンボクも探してみてくださいね。
▼ハクウンボクの育て方や花言葉
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