西洋アサガオ・ヘブンリーブルー|遅咲きの青いアサガオ
とまつあつこ
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ヘブンリーブルー
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「ヘブンリーブルー」。一般的なアサガオと比べると咲き始めが遅く、8月頃から霜が降りる頃まで青い花が次々と咲き続けます。
ヘブンリーブルーは発芽適温が25℃くらいのため、種まきは5月以降に行います。
その後6月頃に植え付け、4~5節伸びてきたところで摘芯します。え?せっかく伸びてきたつるを切ってしまうの?と思うかもしれないですが、摘芯するとわき芽が出て、結果的にたくさんの花芽がつくのです。摘芯することが大きなポイントになるので、ぜひ、ためらわずに摘芯してみてくださいね。
摘芯後は、引き続きしっかり根付かせて茎葉を伸ばします。つるが周りの木やフェンスなどに巻き付いてぐんぐん伸びるので、植え付けたら早めに支柱やネットなどを準備して誘引しましょう。
8月に入って、ヘブンリーブルーが咲き始めた様子です。寒くなるまで力強くどんどん咲きます。よく見ると、葉の形は丸いハート型をしています。
ベランダに鉢植えしてネットをはって育てると、みんな外側を向いて咲くので、室内から見るとそっけなく感じることも(笑)。でも、ヘブンリーブルーの後ろ姿もとてもキレイです。1つの花茎に3~5つくらいの花をつける特徴もよくわかります。
時々、花を手でこちらに向けてみると、その美しさに魅了されます。
ヘブンリーブルーは、別名でソライロアサガオと呼ばれるのですが、その花色は雲一つない日の青空そのもので、本当に爽やかです。
一方、ヘブンリーブルーの仲間には、白花タイプ(パーリーゲート)があります。ヘブンリーブルーと一緒に純白のパーリーゲートを育てるとさらに爽やかなグリーンカーテンになりますよ。
残暑も、涼やかなグリーンカーテンを楽しみながら過ごせたらいいですね。
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