春~晩秋まで!長い間「ペチュニア」の花を楽しむ方法
大曽根百代
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毎年色々なペチュニアの品種が作られ、見たことない色やこんもり茂るタイプ、垂れるタイプや八重咲きなど、
色、株姿、咲き方が大変種類の豊富なペチュニア。
日本はとくにペチュニアの品種改良が盛んで、最先端の研究が現在もされているまさにペチュニア大国です。
ガーデニングブームの火付け役となったサフィニアもペチュニアの仲間で、日本人が品種改良した品種です。
現在もイギリスなどで人気があり、イギリスの窓辺の風景を変えたとも言われる位サフィニアが至る所で見かけることができます。
様々な花色
数年前に販売され人気のある黒いペチュニアであったり、
アンティークカラーのようなうすいピンクや、
宇宙のような柄
ピンクから黄色に色が変わる小輪咲きのタイプなど本当に豊富な種類があります。
花屋さんやホームセンターで色んな種類が販売されてますので、お気に入りのコを探してみてください♪
綺麗に咲かせ続けるには?
次々とたくさん花を咲かせてくれるペチュニアですが、その分どんどん栄養も使っていますので、週1回~10日に1度は液体肥料を与えましょう。そして緩効性の置き肥も与えるとさらにいいですよ。
種が出来る品種は、種もこまめに摘んであげましょう。
思い切ったピンチがキーポイント
ピンチとは切り戻しのことを言います。
そして生育旺盛でどんどん伸びるペチュニアですが、枝の先端に花を付けるので、外側にしか花が付かず、株元の葉っぱがなくなりさみしい状態に…
その場合は、一旦生育期に株元から10cm残して思い切ってピンチします。
ピンチしないと伸びる一方で株元の葉っぱがなくなり、ピンチしても新しい枝がでなくなってしまいます。
ポット苗や小さい鉢植えの場合も株元の葉っぱがなくなってしまう前に、いったんピンチをし分枝させて枝数を増やします。
このように葉っぱのある節でピンチしてください。
夏の高温多湿に気を付けて
晩秋まで楽しめるペチュニアですが、高温多湿がやや苦手です。
梅雨時期は少し元気がなくなりますので、開花を休ませるのと、風通しをよくする目的で切り戻しを行いましょう。
そして枯葉や枯れ枝をこまめに掃除してあげましょう。
そうすることで、9月頃また綺麗な花を咲かせてくれます。
いかがでしたか?長くキレイな状態を楽しむには、思い切ったピンチと定期的な施肥が必要になります。
花色や形も豊富で、寄せ植えにも使いやすいので是非お庭やベランダに植えてみてください。
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