かっこよすぎる「ビカクシダ着生用プレート」が気になる!
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
着生板のイメージといえば、その名の通り板。長方形が頭に浮かびませんか。板は板だけど、部屋や庭をおしゃれに変える着生用プレートがあるんです。今回は製作をしている現場へお話を伺いに行ってきました。
目次
板付は脱・四角。
ハンギングプレートの企画と製作をしている宮原さんはVMD(ビジュアル・マーチャンダイザー)と、ディスプレイデザイナーとして、大手百貨店のディスプレイを手がけています。
百貨店のディスプレイなどで環境植栽もやっていた経験を活かし、植物を使ったディスプレイを提案しています。
普段のお仕事とは別に、オリジナルプロダクトをスタートし始めたその第一弾がこのビカクシダ用ハンギングプレートです。
ハンギングプレートができるまで
宮原さんとビカクシダとの出会いは数年前のこと。「実際に育ててみて凝りだしたら止まらなかったのが、ビカクシダでした」
「ビカクシダを購入したのはいいのですが、植物は自体はかっこいいけれど、部屋の中に入った時に空間に馴染まず浮いてしまって。これでいいのか?と疑問に思ったんです。自分が部屋の中に入れるのならば、カッコよくしたいなと思って、自分のために作り始めました」
取材した日も、製作中の板がありました。まだ塗装前の状態です。
宮原さんは学生時代から家具作りをしていた経験と、ディスプレイデザインの経験を活かしハンギングプレートを1から作り始め、着生させるためのことを考えて、試行錯誤の上で穴の数や、素材が今のようになりました。
ビカクシダが健やかに育つために
アトリエで一つ一つ手作業で作られているハンギングプレート。もちろんただの板ではありません。木材もいくつか試して現在は針葉樹の合板、紫檀を使用。プレートには大小の穴が数カ所開けられています。中心部の穴はビカクシダを着ける時に使うテグスを通しやすくするために、周りの大小ある穴は通気性を考えて開けられています。
裏にはフック用の金具が付いているので、昼間は外に出して、夜は室内に取り込んて愛でて楽しむことができるようになっています。
壁に穴を開けれない賃貸やビスを打てない家でも専用のスタンドを使えば壁に穴を開けることなく、ビカクシダを飾れます。
横から見ると少し傾斜が出るように設計されています。
プレートは特注、オーダーは要相談です。手前のプレートはオーダーで作った家紋をデザインしたもの。
(オーダーなどのご相談は下記のInstagramアカウントをチェックしてください)
【Platycerium SUMMER PARTY 】
8月4日(日)にはビカクシダ愛好家によるサマーパーティが開催されます。この日は都内で一番ビカクシダが集まる日になるとのこと。愛好家による自慢の株の展示や販売会からビカクシダの板付のワークショップも開催されます。詳細は下記Instagramをチェックしてください。
この投稿をInstagramで見る
ワークショップなどは各地で開催予定
とにかくビカクシダが好きな宮原さん。各地でビカクシダをプレートに着けるワークショップも開催しています。今後の予定はInstagramで告知しています。
こちらのInstagramでは宮原さんのビカクシダ水栽培の様子も随時更新されています。ぜひチェックしてみてください。
▼宮原さんのInstagramをチェック!
▼編集部のおすすめ
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「かっこよすぎる「ビカクシダ着生用プレート」が気になる!」の記事をみんなにも教えてあげよう♪