じめじめに負けない!ガーデニング梅雨対策

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気温が上がるとともに近づく、梅雨の時期。梅雨はじめじめしていて苦手な人が多いと思いますが、それは植物にとっても同じこと。梅雨で蒸れて枯れてしまった!なんてならないように、今のうちからできる、植物の梅雨対策をしておきませんか?

 

梅雨時の植物への影響

梅雨の時期は、雨が長い時間降っていることが多いですが、

長い時間植物を雨に当たったままにしておくと、花が傷んで病害虫が発生しやすくなります。また、土が水浸しになっていても根腐れを起こして植物は枯れてしまいます。

 

雨に当たらない軒下などに置いておいても、風通しが悪いと蒸れてしまいますし、雨に当たって濡れた葉がそのまま急に太陽に当たると、急激に温度が上がり、株の中が蒸れて傷んでしまうこともあります。

梅雨はまだ先だから、と思っている方も多いかと思いますが、今のうちからできる対策をして万全な状態で、いつ梅雨入りしても大丈夫なようにしておきましょう!

 

梅雨前からできる対策

・密植は避ける

植物は梅雨時から一気に生長を始めます。植えつけたときには離して植えていたつもりでも、株が大きくなって葉が茂り、風通しが悪くなります。葉が混みすぎたところは間引きをしたり、枯れ始めの下葉は取ってしまいましょう。

 

・苗を植えるときは、深植えしすぎない

深植えをして根が深くなるということは、それだけ植物が水浸しの時間が長いことになります。乾燥が好きな植物なら特に気をつけましょう。浅ければ良いというわけでもなく、浅植えにしてしまうと、強い雨に当たって植物がぐらついてしまいます。

 

・背が高くなる植物は早めに支柱を立てておく

背が高くなる植物は、一気に育ったところで雨に打たれたり風にあおられたりして倒れやすくなります。倒れて地面に葉がついたままにしておくと病気が発生しやすくなるので、早い段階で支柱を立てておきましょう。

 

鉢植え植物の梅雨対策

・雨の当たらない場所に移動させる

出来るだけ雨の当たらない場所に鉢を移動させましょう。全部屋根の下に入りきらない場合は、乾燥が好きな植物と花びらが薄い植物を優先してください。花びらが薄い植物は、花が傷みやすいため、痛んだ花から病気も発生しやすくなります。

 

・屋根の下に置ききれない場合は台の上に

屋根の下に置ききれない場合は鉢の下を風が通れるように、棚やすのこ、レンガの上などに置きましょう。ナメクジや害虫の被害を減らしたり、蒸れを防いで通気性が良くなります。

 

・鉢皿は置かない

鉢皿は絶対に使わないようにしてください。雨が降って鉢皿に水が溜まり、植物を窒息させます。雨が止んでからも捨てなければ溜まったままなので、根腐れを起こしてしまいます。雨で溜まった分を捨てても、時間が経つと鉢の中に溜まっていた水がおりてきてまた鉢皿に溜まり、同じ状況が繰り返されてしまいます。

 

・並べて置くときは間隔をあけて

棚などに置くときは、スペースがあまりとれないのでつめて置いてしまいがちですが、そうすると風通しが悪くなってしまうので、少しずつ隙間をあけながら並べるようにしましょう。

 

地植え植物の梅雨対策

・マルチングをする

強い雨に土が打たれると、植物の葉には泥が飛びます。泥は病気の元になったり、葉の気孔を塞いでしまうことがあるので、雨で泥が跳ねないように、マルチングをしておきましょう。マルチングは泥はね予防だけでなく、真夏の土の乾燥対策にもなります。

 

・除草と枯れた下葉とりをこまめにする

雑草が生えていると、空気が通りにくくなり、株が蒸れを起こしやすくなります。また、枯れた下葉をそのままにしておくと、そこから病気が株全体に蔓延してしまうこともあります。

 

雨が降った後のお手入れ

・軽く水をかけて泥を落とす

強い雨が降った後は特に、泥はねが起きています。泥はねをそのままにしておくと、葉の気孔が埋まってしまい、植物が窒息してしまいます。

いかがでしたか?

梅雨時期は、春に植えた植物が夏にちゃんと育つかどうかの分かれ道にもなるので、しっかりと管理をして自分の大切な植物を守りましょう!

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