キュウリの花|雌花と雄花の違い・見分け方・特徴・受粉

戸松敦子

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キュウリの雌花と雄花の違いや見分け方をお話しします。また、キュウリの花が咲かなかったり、雄花しか咲かないのはどうして?実ができないけど人工授粉は必要?花が落ちるけど大丈夫?そんな疑問についてもお答えしていきます!

目次

キュウリの花

キュウリ 花 雌花 雄花 違い 見分け方 特徴 受粉

キュウリの雄花

キュウリの花をじっくり見たことがありますか?

キュウリは6月~8月頃、小さな黄色い花を次々と咲かせます。花径は3cmほどで、薄くて柔らかい花びらは5つに裂けています。ゴーヤの花にも少し似ています。

キュウリは一つの株に雌花と雄花の両方を咲かせます。このような植物を「雌雄同株」と呼びます。

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キュウリの雌花と雄花の違い・見分け方・特徴

雌花の特徴

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キュウリの雌花

キュウリの雌花は、花の根元に小さいミニキュウリがついているのが目印です。黄色い花が開花してから7日間ほどで長さ18~20cmくらいの実に育ちます。

 

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キュウリの雌花

雌花を後ろから見るとこんな感じです。

開花中の雌花がついたキュウリは「花丸胡瓜」と呼ばれ、料理の飾りなどに使われます。キュウリの長さは3cmほど。東京では見ることが無いですが、地域によっては、パックに複数本詰めた状態で売られています。

雄花の特徴

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キュウリの雄花

花の根元にミニキュウリがついていないものが雄花です。花の根元は細い茎になっています。

 

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キュウリの雄花

雄花の色や形は前から見ると雌花にそっくりですが、よく見ると花の中心の形が若干違います。慣れてくると前からでも区別できるようになりそうですね。

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キュウリの花が咲かない・雄花しか咲かないのはどうして?

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キュウリの雄花

キュウリを育てていて、キュウリの花が咲かない時や雄花しか咲かない時、心配になりますよね。そんな時の原因として考えられることをお話ししていきます。

キュウリの花が咲かないとき

まだ根付いていない

キュウリの花が咲くのは、植え付け後にしっかり根付き、つるや葉が生長してきてからです。植えて間もない時はまだ咲かないことが普通なので、生長してくるのを少し待ってみましょう。

日当たりや風通しが悪い

キュウリは日当たりを好むため、日光が足りないと花付きが悪くなります。また、風通しが悪いと病気が発生しやすくなり、生長が止まったり花が付きにくくなります。

肥料不足や肥料の与えすぎ

キュウリは肥料を好みます。植え付ける際に元肥を混ぜ込み、その後も定期的に追肥しましょう。

逆に肥料を与えすぎると、うどんこ病になりやすくなったり、つるボケ(つるや葉ばかり茂ってしまう状態)をおこして実が付きにくくなることがあります。

水分不足

キュウリの根は、地表に近いところに浅く伸びるため、乾燥しやすい特徴があります。真夏は朝夕の涼しい時間帯にしっかり水やりを行いましょう。

キュウリの雄花しか咲かないとき

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キュウリの雄花

花は咲くけれど、雄花しか咲かないなんてことはありませんか?

キュウリやゴーヤなどのウリ科の野菜は、植え付けてから1か月くらいは雄花ばかりが咲くことがあります。なのでそれほど心配することはありません。

1か月過ぎても雌花が咲かない場合は、つるを伸ばすことに栄養が行ってしまって雌花が咲かないということも考えられます。親づる(株の中心のつる)が支柱の一番上まで伸びたら、先端を摘芯すると雌花にも栄養がまわると考えられます。

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キュウリの実がならないけど人工授粉は必要なの?

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キュウリの雌花

単為結果性

キュウリの花は、受粉しなくても実が大きくなる性質があります。このように、雌花と雄花が受粉しなくても実ができる性質を単為結果性と言います。そのため、キュウリは基本的には人工授粉の必要はありません。どうしても実がならない時は、人工授粉に挑戦してもよいですね。

キュウリの花が落ちる場合

キュウリの雄花が落ちてしまう場合は、キュウリは受粉しなくても実がなるため心配ありません。

雌花が落ちてしまう場合は、日当たりや風通しが悪くないか、肥料や水が不足していないか、虫がついたり病気になっていないかをよくチェックしましょう。生長してくると葉が大きくなり、つるもたくさん出て茂り、日が当たりにくくなったり、風通しも悪くなります。そんな時は、不要なつるをカットして日当たりと風通しを確保しましょう。そうすることで病害虫の発生も予防することができます。

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キュウリを育てよう!

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キュウリは、実ができ始めると次々と収穫できます。ちょっと畑に行かないでいると、実がとても大きくなってお化けキュウリになったりするくらい実の生長が速いです。

家庭菜園で育てると、夏の間はお店でキュウリを買うことは無くなり、たくさんなりすぎる嬉しい悲鳴があがることも。友達におすそ分けしないと食べきれないこともあります。

キュウリは、サラダや漬物、三杯酢でさっぱりいただいたり、肉と一緒に中華風に炒めるなど、様々な調理方法がありますよね。畑で育てるとワイルドに育ちますが、プランターで育てるとコンパクトに楽しむこともできます。フェンスなどにつるを絡ませてもいいですね!つるがいろんなところに絡みつく姿も可愛いですよ。ぜひ、キュウリを育ててみてくださいね。

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キュウリの育て方はこちら

キュウリ(胡瓜)

  • キュウリはつる性の植物で、そばにあるものに巻き付くように伸びて生長していきます。未熟果を収穫する野菜のため、関東地方では5月初旬に植えつけると、6月には収穫時期を迎え、代表的な春夏野菜の中では一番最初に収穫できる野菜です。種から育てても、収穫するまでの日数は2か月間位しかかかりません。果実の生長は著しく、1日で3cm以上も大きくなるため、採り遅れると巨大化してしまいます。 キュウリの外側の表面の白い粉のようなものは、ブルームといって乾燥や雨などからキュウリを守るために自然にできた物質です。最近のキュウリの品種は、このブルームがあまりない、艶々のキュウリが市場に多く出回っています。 キュウリの歴史は3000年ほど前と言われており、日本では1000年前から栽培されていたとされています。そんな歴史あるキュウリも、切り口が徳川家の葵の紋に似ていたことから江戸時代には大変不人気の野菜だったそうです。

 

キュウリの花言葉はこちら

 

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戸松敦子

グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。

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