ミソハギとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ミソハギ
- 学名
Lythrum anceps
- 英名
- Loosestrife
- 和名
- 禊萩
- 科名
- ミソハギ科
- 属名
- ミソハギ属
- 原産地
- 日本
ミソハギの特徴
ミソハギは冬に枯れても春にまた同じ場所から自生する多年草植物です。原産国は日本で、日本列島のどこでも暖かい野原や湿地に分布しています。ミソハギの茎は天に向かって垂直に伸び、その長さは1mにも及びます。しかし直径は1cmもありません。その細い茎の先端から下部に渡って緑色の細長い楕円の葉を付けます。また葉と同様に花をつけます。先端から下部に掛けて稲穂状に花が咲くのです。花の大きさは直径1cm程。6枚の花びらをつける小ぶりな花です。色は濃いピンク。茎の長さは1mを超す大型ですが、花穂はおよそ30cm程育ちます。
ミソハギの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | ~1m程度 |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
花色 | ピンク、紫 |
開花時期 | 7月~9月頃 |
▼ミソハギの花言葉はこちら
ミソハギの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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種まき | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
植え替え | ||||||||||||
剪定 | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
開花 |
ミソハギの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりを好みます。
用土
ミソハギは水分量の多い場所で自生します。なので自宅で栽培する場合も水分量の多い用土を使用してください。水生植物用の用土が市販されているのでそちらを使うと簡単でしょう。水はけの良い土づくりとは真逆の土づくりです。培養土に荒木田土を混ぜ合わせても良いでしょう。
ミソハギの育て方のポイント
水やり
鉢植えの場合は水を入れた水槽などに入れている為、水やりを行うというよりは水を新鮮なものに取り換えると言う形になります。地植えの場合は土が乾く前にたっぷり水を与え水枯れを起こさないようにしましょう。
肥料
緩効性肥料を月に一度ほど施すだけで十分です。ミソハギは日本の気候に合う育ち方をするので、自然に任せるだけでも十分成長します。成長期にだけこのような追肥を施すと良いでしょう。
病害虫
病気はほとんど発見されませんが、害虫が付着する恐れがあります。特に葉を食い散らかすヨトウムシが現れます。非常に小さいですが肉眼で発見できるので、見つけ次第除去しましょう。株元に置いておくだけの殺虫剤も有効的です。
ミソハギの詳しい育て方
選び方
苗が出回るのはお盆前後。この時花付きのものが多いです。ミソハギの花が細部まで枯れずに育っているものがあればその苗を選びましょう。多少萎れている程度なら許容範囲ですが、夏の暑さでやられているような苗が時折見られますので避けましょう。
種まき
種を蒔く前に、種自体を水分量の多い用土に混ぜ合わせて冷感地で保存しておくとその後の発芽率が高くなります。種を蒔いた後は一か月程様子を見て発芽状況を見守ります。一か月過ぎて何もないと失敗ですが、芽が出てきたら本葉が生えるまで待ち、その後植え替えをしましょう。
植え付け
鉢植えの際は一回り大きな鉢を準備してのびのびミソハギが育つ状態を整えましょう。地植えをする際は一つだけでなく何本もの苗を植え付けると思うので、その際も根が十分に育つように間を30cmは必ず開けましょう。
収穫
ミソハギの種は秋ごろに採取できます。花穂から零れ落ちて来るので、種を取りたい場合は花の時点で選んでおきましょう。目星をつけておかないといつの間にか種が零れ落ちてしまっている恐れがあります。