トクサの育て方|植物図鑑

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▼栽培カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
開花
肥料

目次

トクサの基本情報

トクサの育て方

トクサの育て方|まとめ

トクサのその他色々

 

トクサの基本情報

トクサは草丈が30~1mくらいに生育するシダ植物で、つくしと同属のため緑色のつくしの様な形をしています。生命力が強く、なおかつ地下茎を伸ばして増殖していくため、非常に群生しやすい植物であると言えます。けれども群生するが故に景観に統一感が出やすく、庭づくりによく使用されます。一見、葉がないように見えますが、茎の途中にある節の部分を囲んでいるハカマが葉に該当します。また夏には花の代わりに、茎の先端に胞子葉群をつけて、そこから胞子を飛ばします。加えて茎の表面はザラザラしており、このザラザラがトクサの大きな特徴と言われています。

 

トクサの花言葉

「率直」「非凡」と見た目のイメージに合った花言葉ですね。トクサの見た目はつくしに似ており、枝分かれや葉をつけずに真っ直ぐに成長していきます。そういった生育の様子から「率直」という花言葉を付けられたのでしょう。またトクサの茎の表面はザラザラしており、その特性を活かして木工品を磨く天然の紙やすりとして加工されていました。このような他の植物にない性質から「非凡」という花言葉が付けられたのでしょう。

 

トクサの基本情報

科・属トクサ科 トクサ属
和名研草(トクサ),木賊(モクゾク)
英名scouring rush, dutch rush
学名Equisetum hyemale
原産地日本、北半球の温帯地域
出回り時期7月~8月
育てやすさ★★★★☆(育てやすい)

 

トクサの種類・品種

よく流通しているトクサの品種は、草丈が1.5mにまで成長する大型の「オオトクサ」、草丈が30cmほどの小型の「ヒメトクサ」、浅い水の中や湿地で育つ細めでやや大型の「水トクサ」になります。
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トクサの育て方

用土

水はけの良い土であれば問題なく育ちます。市販の花と野菜用培養土か、赤玉土:4、川砂:4、腐葉土:2もしくは鹿沼土:5、富士砂:5で混ぜ合わせた土を使用します。

苗の選び方

茎が曲がっておらず、真っ直ぐ伸びているものを選びます。また茎は通常枝分かれをしませんが、先端が痛んでいると枝分かれすることがあります。そのため枝分かれしてる茎がないか確認しましょう。

植え付け

強い日光を苦手としているため、半日陰になる場所に植え付けましょう。繁殖力が高いため鉢植えの場合は、1年に1度は大き目の鉢に植え替えるか、株分けをします。庭植えの場合でも、連作障害を避けるため数年に1度は植え替えをしましょう。

水やり

元々湿地性の植物のため一年中水やりをする必要があります。冬場以外は表土が乾いたら多めに水を与えましょう。冬場は土が乾いてから数日経ってから水やりをします。

追肥

あまり肥料を必要としないため、4月~9月の間は1カ月に1度の頻度で液体肥料を与える程度で問題ありません。

 

病害虫

特に罹りやすい病気やつきやすい虫はいません。冬場に霜に当ててしまうと枯れてしまうことがあるため、その点を注意しましょう。

増やし方

トクサは植え替えを兼ねて株分けで増やします。まず株を抜き出して、地上の茎を2、3本つけた状態で地下茎をナイフやハサミで切り分けます。植え替えの時期は春ごろがお勧めです。この他にも挿し木で増やすこともできます。トクサは切り花にしたものを水につけているだけで発根する、と言われるくらい挿し木しやすい植物です。挿し木の方法は、トクサの茎を切り取り、しばらく水につけた後、湿らせた土に挿し、日当たりの良い場所で根が生えるまで管理します。

 

トクサの育て方|まとめ

・水はけがよい土に植え付け、半日陰の場所で生育しましょう。

・湿地性の植物のため、一年を通して水を与えます。冬場は土が乾いて数日経てから水をやります。

・霜に当てると枯れてしまうこともあるため、カバーなどを被せて対策しましょう。

・繁殖力が高いため、根詰まりや連作障害を防ぐため、植え替えを忘れずにしましょう。
Equisetum hyemale

 

トクサのその他色々

トクサの利用方法

トクサの茎にはケイ酸が含まれているため、表面がザラザラしております。このザラザラした性質を活かして、まず茎を煮込んで乾かした後、それを薄板などに張り付けて天然素材のヤスリを作ることができます。このヤスリは現在でも、高級品のつげ櫛や木工品などを仕上げる際に使用されています。このように研磨剤として利用されていたため「研草(トクサ)」と名付けられました。また昔はトクサの茎で歯を磨いていたことがあったと言われており、そのため「ハミガキグサ」という別名を持っています。

つくしは食用に トクサは漢方に!?

トクサと形が似ているつくしは春の食材として知られていますが、実はトクサは漢方薬として使われているのです。トクサを干すと「木賊(もくぞく)」と呼ばれる生薬になります。この生薬は主に目の充血やかすみ目など目の治療薬として使われていました。この他にも止血剤や下痢止めとしても服用されており、また利尿作用や食欲増進作用があるとも言われています。
Scouring Rush near Augusta

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