やってみた!バジルを挿し木で増やせた方法
とまつあつこ
このライターの記事一覧
バジルを挿し木で増やす方法をご紹介します。バジルの収穫を長い期間楽しむためには摘芯や切り戻しの作業が必用なのですが、その切り戻ししたバジルの茎を使って挿し穂を作り、挿し木をしてバジルをもっと増やして楽しみましょう。
目次
バジルの収穫を長く楽しむコツ
春に種を蒔いたり苗を植え付けたバジルは、夏に向けてぐんぐん生長し、やがて花が咲きます。バジルは花を咲かせると葉が固くなり味が落ちます。花を咲かせない方が長い期間収穫ができるので、葉を収穫することを目的とする場合は、花は早めに摘み取り、摘芯や切り戻しすることが必要です。切り戻しのタイミングで切り取った茎を挿し木に利用すると効率よく数を増やせます。
▼バジルの収穫に差がつく摘芯・切り戻しの秘訣~
バジルの挿し木の準備
バジルの挿し木とは
枝や茎を切って土に挿し、小さな苗をたくさん増やすことを言います。ちなみに「挿し穂」とは、土に挿すために切り取った枝や茎、葉のことです。挿し穂を作って挿し木をしてみましょう。
バジルの挿し木の準備
切り戻し剪定で切った茎を利用して挿し穂を作り、挿し木をしてみましょう。
用意するもの
鉢、用土、切り戻ししたバジルの茎を水にさしておいたもの、ハサミなどを用意します。
バジルの挿し木に適した用土
用土は、水はけが良く、清潔で肥料分が無いものがおすすめです。肥料分があると、挿した茎が発根するまでに腐ってしまうことがあります。
挿し木をする際の用土には、赤玉土、鹿沼土、川砂、パーライト、バーミキュライトなどが適しています。粒のサイズがいろいろある場合は小粒がおすすめです。用土は混ぜないで単用で使用できるので、新しい用土を袋から出してそのまま使えます。茎を挿す前に、水をたっぷりかけておきます。
バジルの挿し穂の作り方
切り戻し剪定をした茎の中で、かたく充実した茎を挿し穂に使います。
写真のピンク色のラインで茎をカットします。
先端の弱い部分を避け、下の2本の茎を挿し穂にします。
大きい葉っぱは、挿し木をする前に半分にカットしておくと、水分の蒸発を防いで挿し木が成功しやすくなります。
\いよいよバジルの挿し木をしてみよう!挿し木の方法を紹介します。/
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「やってみた!バジルを挿し木で増やせた方法」の記事をみんなにも教えてあげよう♪