7月15日の誕生花|ササユリ(笹百合)
LOVEGREEN編集部
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7月15日の誕生花は「ササユリ(笹百合)」です。「ササユリ(笹百合)」について、花言葉や種類、花の特徴、名前と花言葉の由来など気になる情報をご紹介!
7月15日の誕生花
7月15日の誕生花は「ササユリ(笹百合)」
「ササユリ(笹百合)」の花言葉は「上品」「希少」
ササユリ(笹百合)について|基本情報
科・属 | ユリ科・ユリ属 |
和名 | 笹百合 |
英名 | Bamboo lily |
学名 | Lilium japonicum |
原産地 | 日本 |
開花期 | 6月~7月 |
ササユリ(笹百合)とは|花の特徴、名前と花言葉の由来
ササユリ(笹百合)は、6月~7月頃に茎の先に淡いピンク色の花を咲かせる球根植物。日本固有種のユリで、中部地方から九州にかけて分布しています。ロート状の花は長さが10~15cmくらいあり、横向きに花をつけ、草丈は50~60cmほどです。雄しべの先につく赤い葯が印象的で、甘い香りがあります。ササユリ(笹百合)の鱗茎(地下部)は「百合(ひゃくごう)」と呼ばれ、生薬として使われてきました。
ササユリ(笹百合)の名は、葉が笹の葉と見分けがつかないくらいよく似ていることから付けられました。このことから英名では、Bamboo lilyと呼ばれています。
ササユリ(笹百合)は種子で繁殖し、種が球根となり開花するまでには最低でも6~7年かかると言われています。乱獲のほか、森から木を伐り出すことが少なくなったことにより、ササユリ(笹百合)が好む地面の日当たり環境と異なってきたことから自生種が減少傾向にあります。自生地の各都道府県では絶滅の危惧のあるレッドデータリストに載っている地域もあり、保護活動も盛んに行われています。
ササユリ(笹百合)の花言葉「上品」は、淡いピンク色の花を少しうつむき加減に咲かせる姿が控えめで上品なことから付けられました。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花という言葉があるように、美人の代名詞とも言えるユリにピッタリな花言葉です。また、ササユリ(笹百合)の栽培が難しく、発芽から開花まで数年かかるということから、「希少」という花言葉が付いたようです。
ササユリ(笹百合)の種類
ササユリ(笹百合)の種類としては、自生地の名前が入ったり、葉の特徴が名前に付けられているものが多くあります。
ヒュウガササユリ
宮崎県に分布。日本で最も早く開花します。やや濃いピンクの花を咲かせます。草丈が低めです。
ジンリョウユリ
徳島県神山町神領村に自生するササユリ。濃いピンクの花を咲かせます。花は同種の中で最も小さく、葉に白い縁取りが入る特徴があります。
イシマササユリ
徳島県伊島に自生。葉の幅が広い特徴があります。
フクリンササユリ
高知県と愛媛県で自生。葉が白く縁取られている特徴があります。
ヒロハササユリ
長野県、新潟県、山口県などに自生。葉が長くて厚みがあります。
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