10月31日の誕生花|桔梗(キキョウ)

LOVEGREEN編集部
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10月31日の誕生花は「桔梗(キキョウ)」です。「桔梗(キキョウ)」について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!
10月31日の誕生花
10月31日の誕生花は「桔梗(キキョウ)」。
「桔梗(キキョウ)」の花言葉は「永遠の愛」「気品」。
桔梗(キキョウ)について
科・属 | キキョウ科・キキョウ属 |
和名 | 桔梗(キキョウ) |
英名 | Balloon flower |
学名 | Platycodon grandiflorus |
原産地 | 日本、中国、東アジア |
出回り期 | 5月~10月 |
桔梗(キキョウ)の特徴
桔梗(キキョウ)は、キキョウ科の宿根草で、花期は6月~9月です。万葉集のなかで秋の七草と歌われている「朝貌の花」は本種であると言われています。
また、古くから日本人にとって馴染みの深い桔梗(キキョウ)は、近年個体数が減少してしまい、絶滅危惧種に指定されています。
桔梗(キキョウ)の種類
桔梗(キキョウ)の野生の品種は絶滅危惧種に指定されていますが、園芸品種には多くの種類が出回っています。桔梗(キキョウ)の花の色は紫や青の他にピンクや白もあり、咲き方は良く見る一重咲きのものの他に、八重咲きの品種、大輪の花が咲く品種や、花が最後まで開かない袋咲きの品種もあります。 江戸時代から品種改良が重ねられ、現在までたくさんの品種が生み出されてきました。
桔梗(キキョウ)の咲き方と花色
絞りの入った品種。
紫色の八重咲きの品種。
ピンク色の一重咲きの品種。
ピンク色の八重咲きの品種。
ウズキキキョウ
縮れた葉の先端がカールして渦が巻いたように見えます。
花びらの先も少しカールしている変わった品種です。
扇キキョウ
複数の茎がくっつき帯状になります。(せっかとも言います)
秋の七草
秋の七草は、秋を代表する7つの草花を指します。このうちいくつかは他の種類ではないか、という説もありますが、以下の7種が一般的に知られている「秋の七草」。桔梗(キキョウ)は秋の七草のうちの1種です。
秋の七草
・女郎花(オミナエシ)
・薄(ススキ)
・桔梗(キキョウ)
・撫子(ナデシコ)
・藤袴(フジバカマ)
・葛(クズ)
・萩(ハギ)
上から頭の文字をつなげて「お好きな服は(おすきなふくは)」という覚え方が一般的に広まっています。
秋の七草と同じく知られているのが「春の七草」。こちらは七草粥として使用されることもあり、秋の七草よりも認知されているようです。
春の七草
・せり
・なずな
・ごぎょう
・はこべら
・ほとけのざ
・すずな
・すずしろ
▼桔梗(キキョウ)の育て方など詳しい情報はこちら
キキョウ(桔梗)
キキョウ(桔梗)は、毎年夏の時期に花を咲かせる宿根草で、万葉集にも登場し古くから日本で愛される植物の一つです。また、キキョウ(桔梗)は秋の七草で知られ秋の花のイメージですが、真夏の暑い時期でも涼しげに咲き続ける丈夫な花です。キキョウ(桔梗)は強い霜に当たらなければ越冬しますので、関東では地植えにしたままで翌年また花を咲かせることが出来ます。
キキョウ(桔梗)の花の色は青の他に白、ピンク、絞りの入った色などがあります。次々と咲き続け、一通り咲き終えた時に切り戻しを行うと再び秋に開花します。またキキョウ(桔梗)の英名の「Balloon flower」は蕾が風船のように膨らんでいるところから名がつきました。
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