サザンカの花言葉|花の特徴と花言葉の由来、椿との違い
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サザンカの花言葉や花の特徴、花言葉の由来、椿との違いについてご紹介。サザンカは花の少ない冬に開花する常緑低木。
目次
サザンカの花言葉

サザンカの花言葉は「ひたむきさ」「困難に打ち勝つ」
サザンカとは|花の特徴と花言葉の由来

サザンカは花の少ない冬に開花するツバキ科の常緑低木。
サザンカの花や葉は、ツバキによく似ているので間違いやすく、見分かることも難しい樹木です。葉はツバキに比べて小さく、葉の縁にはギザギザがあり、厚みがあります。花は一重咲きが多いですが、八重咲きもあります。また、雄しべの部分がツバキの花のように筒状にはならず、平らな形をしています。
一番大きな特徴は、花の散り方です。花ごと落ちるツバキに対して、サザンカは花びらがバラバラと一枚ずつ落ちるので、開花時期なら見分けるのは簡単です。
サザンカの花言葉「ひたむきさ」「困難に打ち勝つ」は、木々が落葉し、花が少なくなる冬に花をつけることからつけられたようです。
ツバキとサザンカを見分ける方法
花の散り方

サザンカ
ツバキ:花が散る時に、花首から落ちる
サザンカ:花が散る時に、花びらが落ちる
花が咲いている時が一番見分けやすいです。花首から落ちるツバキの散り際の様子から「首が落ちるので縁起が悪い」と武士には嫌われていたというエピソードが有名です。
花の開花時期
ツバキ:12月~4月
サザンカ:10月~12月
花の品種や種類によっても変わってきますが、一般的にサザンカの花の方が咲くのが早く、ツバキの方が遅く開花します。
花の形
ツバキ:花がやや筒状で立体的で厚みがある
サザンカ:花が椿ツバキから比べて平面的で薄い
品種によって違いがありますが、シンプルな種類のものほど、当てはまりやすいポイントです。
葉で見分ける

サザンカ
ツバキ:中心の葉脈がクリア
サザンカ:中心の葉脈が黒っぽい
花がない時期は葉で見分けます。まずは葉の葉脈で見分けるパターンです。
ツバキ:鋸歯が浅い
サザンカ:鋸歯がツバキと比べて深い
鋸歯(葉のふちのギザギザ)で見分けることもできます。
最後は葉の裏側の毛で見分ける
ツバキ:裏返してもほとんど毛がない
サザンカ:裏返すと葉脈に沿って毛が生えている
▼サザンカとツバキの詳しい見分け方はこちら
サザンカを観察する時は手袋を
サザンカを含むツバキ科の植物には、「チャドクガ」という毛虫がついていることがあります。チャドクガの毛に触れると激しい痒みが見舞われ、湿疹も出てしまうので、触る時は手袋などをして観察すると安全です。毛虫本体がいなくても、脱皮した皮や葉に残った毛だけでも痒みが出るので、食痕があるような葉は避けて観察してください。
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