山茶花(サザンカ)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉

LOVEGREEN編集部
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山茶花(サザンカ)の花言葉と種類についてご紹介。山茶花(サザンカ)は花の少ない冬に開花する常緑低木。
山茶花(サザンカ)の花言葉
山茶花(サザンカ)の花言葉は「ひたむきさ」「困難に打ち勝つ」。
明確な色別の花言葉はつけられていません。
山茶花(サザンカ)について
科・属 | ツバキ科・ツバキ属 |
和名 | 山茶花 |
英名 | Sasanqua (camellia) |
学名 | Camellia sasanqua |
原産地 | 日本 |
開花期 | 10月~4月頃 |
山茶花(サザンカ)の特徴
山茶花(サザンカ)は花の少ない冬に開花するツバキ科の常緑低木。
山茶花(サザンカ)の花や葉は椿(ツバキ)によく似ているので間違いやすく、見分かることも難しい樹木です。山茶花(サザンカ)の葉は椿(ツバキ)に比べて小さく、葉の縁にはギザギザがあり、厚みがあります。花は一重咲きが多いですが、八重咲きもあります。山茶花(サザンカ)の花は、雄しべの部分が椿(ツバキ)の花のように筒状にはならず、平らな形をしています。
一番大きな特徴 は花の散り方です。花ごと落ちる椿(ツバキ)に対して、山茶花(サザンカ)は花びらがバラバラと一枚ずつ落ちるので、開花時期なら見分けるのは簡単です。
椿(ツバキ)と山茶花(サザンカ)を見分ける方法
花の散り方
山茶花(サザンカ)
椿(ツバキ):花が散る時に、花首から落ちる
山茶花(サザンカ):花が散る時に、花びらが落ちる
花が咲いている時が一番見分けやすいです。花首から落ちる椿(ツバキ)の散り際の様子から「首が落ちるので縁起が悪い」と武士には嫌われていたというエピソードが有名ですね。
花の開花時期
椿(ツバキ):12月~4月
山茶花(サザンカ):10月~12月
花の品種や種類によっても変わってきますが、一般的に山茶花(サザンカ)の花の方が咲くのが早く、椿(ツバキ)の方が遅いです。
花の形
椿(ツバキ):花がやや筒状で立体的で厚みがある
山茶花(サザンカ):花が椿(ツバキ)から比べて平面的で薄い
品種によって違いがありますが、シンプルな種類のものほど、当てはまりやすいポイントです。
葉で見分ける
山茶花(サザンカ)
椿(ツバキ):中心の葉脈がクリア
山茶花(サザンカ):中心の葉脈が黒っぽい
花がない時期は葉で見分けます。まずは葉の葉脈で見分けるパターンです。
椿(ツバキ):鋸歯が浅い
山茶花(サザンカ):鋸歯が椿(ツバキ)と比べて深い
鋸歯(葉のふちのギザギザ)で見分けることもできます。
最後は葉の裏側の毛で見分ける
椿(ツバキ):裏返してもほとんど毛がない
山茶花(サザンカ):裏返すと葉脈に沿って毛が生えている
▼山茶花(サザンカ)と椿(ツバキ)の詳しい見分け方はこちら
山茶花(サザンカ)を観察する時は手袋を
ツバキ科には、「チャドクガ」という毛虫がいることがあります。チャドクガの毛に触れると激しい痒みがあり、湿疹が出てしまうので、ツバキ科の植物に触る時は手袋などをして観察すると安全です。毛虫本体がいなくても、脱皮した皮や葉に残った毛だけでも痒みが出ますので、食痕があるような葉は避けて観察してください。
▼山茶花(サザンカ)の育て方など詳しい情報はこちら
- サザンカ(山茶花)はツバキ科の常緑低木です。花や葉の特徴はツバキによく似ていて、間違えられることの多い庭木です。サザンカ(山茶花)は耐寒性が強く常緑で、日向から半日陰まで植え付け可能なので、庭木として人気の樹種です。 サザンカ(山茶花)の葉はツバキに比べて小さく、葉の縁にはギザギザがあり、葉に厚みがあります。枝には毛が生えています。サザンカ(山茶花)の開花期は10~4月の寒い時期です。花は一重咲きが多いですが、八重咲きもあります。サザンカ(山茶花)の花は、雄しべがツバキの花のように筒状にはならず、花も平たいのが特徴です。 サザンカ(山茶花) は花首からぼとりと散るツバキと異なり、花びらが一枚ずつ散っていきます。
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