カルミア(アメリカシャクナゲ)の花言葉|種類、花の特徴、名前の由来
LOVEGREEN編集部
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カルミア(アメリカシャクナゲ)の花言葉と種類、花の特徴、名前の由来についてご紹介。金平糖のような特徴的な蕾から花が咲くカルミア(アメリカシャクナゲ)は、ツツジ科の常緑低木。
目次
カルミア(アメリカシャクナゲ)の花言葉
「カルミア(アメリカシャクナゲ)」の花言葉は「優美な女性」「大きな希望」「にぎやかな家庭」「さわやかな笑顔」「大志を抱く」「野心」
カルミア(アメリカシャクナゲ)について|基本情報
科・属 | ツツジ科・カルミア属 |
和名 | アメリカシャクナゲ |
英名 | Kalmia |
学名 | Kalmia |
原産地 | 北米、キューバ |
開花期 | 5月~6月 |
カルミア(アメリカシャクナゲ)とは|花の特徴、名前の由来
カルミアは、北米やキューバに分布するツツジ科の常緑低木。明治時代にアメリカにサクラを寄贈した返礼の品として、大正時代にハナミズキとともに渡来しました。
小さな花が集合し花笠状になり、つぼみは金平糖やアポロチョコに似た形で、開くと五角形の椀形になり、つぼみと開花時の印象ががらりと変わります。常緑の低木として、庭木や公園樹などに利用されるほか、切り花としても流通しています。
晩春につぼみが膨らみ、開花期間は初夏から梅雨入りにかけて約1か月ほどと長く、終わった花は散らずに茶色くなって残ります。葉は長さ7~10cmの光沢のある革質の濃い緑色で、通年鑑賞できます。
カルミアの名は、北アメリカを探検し現地の植物を研究したスウェーデンの植物学者ペール・カルム(Pehr Kalm)に由来します。和名のアメリカシャクナゲは、シャクナゲの葉に似ていることにちなみますが、カルミアはカルミア属、シャクナゲはツツジ属のため、植物分類的には別種です。
そのほか、花笠状の形でローレルの葉に似ていることから、ハナガサシャクナゲ、アメリカン・ローレルなどの別名があります。
自生地では、アメリカのインディアンたちがカルミアの木の根からスプーンを作って使っていたことから「スプーンの木」とも呼ばれています。
なお、葉には毒性があり、体内に入ると中毒症状を起こすことがあります。口には入れないよう注意してください。
カルミア(アメリカシャクナゲ)の種類
園芸用として流通しているのは、ラティフォリア種、アングスティフォリア種(ホソバアメリカシャクナゲ)、ポリフォリア種で、最も普及しているのはラティフォリア種です。それぞれ花にはさほど違いがありませんが、葉の形や大きさに違いがあります。
花の色は、赤、白、ピンクやそれらの複色が多く、紅白の品種を株元で接ぎ木して仕立てられた2色咲きなども流通しています。
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