ススキ(薄・芒)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉

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ススキ(薄・芒)の花言葉や種類、特徴をご紹介!ススキ(薄・芒)は、十五夜の飾りや秋をイメージする植物。茅葺屋根の材料に使われるなど古くから日本文化の中で大切にされてきました。

 

ススキ(薄・芒)の花言葉

「ススキ(薄、芒)」の花言葉は「活力」「生命力」。

 

ススキ(薄・芒)について

科・属 イネ科・ススキ属
和名 薄、芒
英名 Eulalia
学名 Miscanthus sinensis
原産地 東アジア
開花期 8月~10月

 

ススキ(薄・芒)の特徴

ススキ(薄・芒)は、日本の秋を代表する植物。中秋の名月にもススキ(薄・芒)を飾るのが習わしとなっている他、秋の七草のひとつである尾花(オバナ)はススキ(薄・芒)のことを指します。

ススキ(薄・芒)は、平地からやや高い山までの草原など日当たりの良い場所を好み群生します。痩せ地でもよく育つため、あまり土壌を選ばず頑丈な根を伸ばして育ちます。秋になると河原や線路わきなどで群になって生えている様子が見られます。

ススキ(薄・芒)は、草丈1~2mほどに育ちます。夏は緑色で青々とした草原を広げますが、晩夏から秋にかけてすっとした細い葉と茎の間から長くて白い穂(長さ15~25㎝ほど)を出し、ススキ(薄・芒)の草原は黄金色の風景に変わります。穂の銀色に光る毛は芒(のぎ)と呼ばれる部分で、これが秋の終わりに風に乗って飛ぶことでタネが周囲にまき散らされます。ススキ(薄・芒)は地下茎でも増えます。ススキ(薄・芒)の葉は細長くて硬く、葉の縁で手を切りやすいので気を付けましょう。

ススキ(薄・芒)は冬になるとそのままドライフラワーのようになるので、その姿を枯れ薄(かれすすき)と呼び、季語として使われます。霜がきれいに降りると枯れ薄の美しい風情を感じられます。ススキ(薄・芒)は冬に地上部が枯れますが、また春になると芽吹いて大きく育ちます。

ススキ(薄・芒)の名の由来は、すくすくと立っている木であることからつけられたと言われています。ススキ(薄・芒)は他にもカヤ、ミクサ、オバナといった別名があります。カヤは、ススキ(薄・芒)が茅葺屋根(かやぶきやね)の材料に用いられたことが由来で、ミクサは茅葺屋根を葺く草の総称です。オバナはススキの穂が動物の尻尾に似ていることからつけられたと言われています。また、薄(ススキ)には草むらという意味、芒(ススキ)には稲・麦などの実の殻にある針状の毛という意味があるそうです。

ススキ(薄・芒)の花言葉「活力」「生命力」は、暑さにも寒さにも強いススキ(薄・芒)のものすごい生命力にちなんでいると言われています。

ススキ(薄・芒)は花粉症のアレルゲン植物の一つです。イネ科植物のアレルギーがあり秋に症状が出る方は注意が必要です。

 

ススキ(薄・芒)の種類

ススキの園芸品種には、花壇や寄せ植えに好まれる斑入り葉のタイプ(シマススキ、タカノハススキ)や、背の高くならない矮性タイプ(ヤクシマススキ)、花期の早いものや遅いものなど様々流通しています。

 

ススキ(薄・芒)の生け花やアレンジメント

お月見と言えばススキ(薄・芒)を飾るイメージですが、ススキを飾るのには諸説あります。

まずは、稲穂に似たススキ(薄・芒)を飾って「豊作を願う」という意味。そして、ススキ(薄・芒)には神様が休憩し、魔除けの効果もあると信じられてきたこともあるそうです。

お月見以外でもススキ(薄・芒)を使うと秋のイメージを簡単につくることができます。自宅用の切り花としてはもちろん、花束やアレンジメントにもおすすめです。

 

▼ススキ(薄・芒)の詳しい育て方はこちら


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