アフリカンマリーゴールドの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉

LOVEGREEN編集部
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アフリカンマリーゴールドの花言葉や種類、特徴をご紹介!アフリカンマリーゴールドは春から秋の庭や花壇を華やかに彩る植物。丈夫で育てやすくガーデニング初心者にもおすすめです。
アフリカンマリーゴールドの花言葉
「アフリカンマリーゴールド」の花言葉は「逆境を乗り越えて生きる」「絶望を乗り越えて生きる」。
アフリカンマリーゴールドについて
科・属 | キク科・マンジュギク属 |
和名 | 千寿菊 |
英名 | African marigold |
学名 | Tagetes erecta |
原産地 | メキシコ、中央アメリカ |
開花期 | 5月~11月 |
アフリカンマリーゴールドの特徴
アフリカンマリーゴールドは、マリゴールドのアフリカン種のことです。メキシコ、中央アメリカ原産で、16世紀にヨーロッパに渡り広く栽培されてきました。その後スペイン経由でアフリカ北部に普及した経緯により、アフリカンマリーゴールドという名がつきました。
マリーゴールドは大きく分けて、フレンチマリーゴールドとアフリカンマリーゴールドの2種類に分けられます。その違いは花の形(フレンチは一重咲き・八重咲き、アフリカンはボール咲き・大輪)、花の色(フレンチは赤・橙・黄、アフリカンは橙・黄・白)、草丈(フレンチは20~30cm、アフリカンは30~100cm)、耐暑性(フレンチは猛暑にはあまり強くないが、アフリカンはフレンチよりは猛暑に強い。)などがあります。
フレンチマリーゴールドもアフリカンマリーゴールドも丈夫で育てやすく、春から秋まで長い間咲き続ける性質があるため、あまり手入れができない公共の花壇などにもよく使われています。
また、フレンチマリーゴールドもアフリカンマリーゴールドも、コンパニオンプランツ(一緒に植えると互いの性質が影響し合って病害虫が抑えられたり、元気に育つようになる植物)としても用いられます。様々な植物と相性が良く、マリーゴールドを植えておくと植物の根を侵すセンチュウ被害を防げると言われています。
アフリカンマリーゴールドの「逆境を乗り越えて生きる」「絶望を乗り越えて生きる」という花言葉は、どんな気候でも強く立派に育つ丈夫な姿からつけられたそうです。
アフリカンマリーゴールドの種類
アフリカンマリーゴールドの仲間には、フレンチマリーゴールドの他にメキシカンマリーゴールドがあります。
メキシカンマリーゴールドは、別名で細葉孔雀草(ホソバクジャクソウ)と呼ばれ、細く繊細な葉を持ち、一重咲きの花径2㎝ほどの花をたくさん咲かせます。草丈は20㎝ほどで小さめです。アフリカンマリーゴールドやフレンチマリーゴールドに比べると、野の花に近い雰囲気です。夏の暑さがやや苦手なのでできるだけ風通しの良い場所で育てます。
▼アフリカンマリーゴールドの詳しい育て方はこちら
マリーゴールド
- マリーゴールドはキク科の非耐寒性一年草。暑さに強く寒さに弱い性質の、基本的に丈夫で育てやすい植物です。5月~11月頃、独特な香りがする花を咲かせます。花色は黄、オレンジ、白、赤、複色など様々で、花の大きさは小輪から大輪まであります。咲き方も一重咲き、八重咲き、クレスト咲きなど多様です。 大きく分けて、フレンチとアフリカンの系統に分けられます。その他には、メキシカンの系統もあります。 フレンチマリーゴールド 開花期は5月~7月、9月~11月。一重咲き、八重咲き、クレスト咲きがあります。花色は黄、オレンジ、赤、複色などで、草丈は20~30cmほど。 暑さには強いものの、猛暑にはあまり強くないため真夏に花が咲きにくくなります。 アフリカンマリーゴールド 開花期は5月~11月。ボール咲き・大輪のものが多いです。花色は黄、オレンジ、白などで、草丈は30~100cmほど。猛暑にはフレンチ系より強い特徴があります。 メキシカンマリーゴールド 開花期は5月~10月。一重咲きで小さな花をたくさんつけるものが多く見られます。花色は黄、オレンジなどで、葉は細く、たくさん茂ります。草丈は40cmほど。
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