マツヨイグサ(待宵草)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉 

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マツヨイグサ(待宵草)の花言葉や種類、特徴をご紹介!マツヨイグサ(待宵草)は、宵を待って黄色い花を咲かせます。文学作品に使われるなど、古くから親しまれてきました。

 

マツヨイグサ(待宵草)の花言葉

「マツヨイグサ(待宵草)」の花言葉は「ほのかな恋」「移り気」。

 

マツヨイグサ(待宵草)について

科・属 アカバナ科・マツヨイグサ属
和名 待宵草
英名 Evening Primrose
学名 Oenothera odorata
原産地 南アメリカ
開花期 6月~8月

 

マツヨイグサ(待宵草)の特徴

マツヨイグサ(待宵草)は夕方に花径3~5cm位の黄色い花を咲かせ、翌日の朝には黄赤色に変わってしぼんでしまう一日花。江戸時代後期から明治時代初期に園芸種として日本へ渡ってきた、一年草の帰化植物です。マツヨイグサ(待宵草)の名は、宵になるのを待って夕暮れから黄色い花を咲かせることから付けられたと言われています。草丈は10~30cmほど。花後に長細い種ができて、種の下の方がはじけて飛び散って増えていきます。別名として「月見草」と呼ばれることもあります。

マツヨイグサ(待宵草)の学名に含まれるOenotheraの語源には諸説ありますが、oinos(ぶどう酒)とther(野獣)を語源とし、根にぶどう酒のような香りがあって野獣が好んだという説もあります。

マツヨイグサ(待宵草)は英名ではEvening primroseと呼ばれます。Eveningは夕方や夜を意味し、primroseはサクラソウ(桜草)を意味します。マツヨイグサ(待宵草)が夕方や夜に咲き、黄色いサクラソウと似ているため付けられたと言われています。

マツヨイグサ(待宵草)の花が、日が沈んで暗くなってからひっそりと咲く姿から、「ほのかな恋」「移り気」という花言葉が付けられました。

 

マツヨイグサ(待宵草)の種類

マツヨイグサ(待宵草)はツキミソウ(月見草)と呼ばれることがあります。マツヨイグサ(待宵草)とツキミソウ(月見草)は同じマツヨイグサ属の植物なのですが、ツキミソウ(月見草)は白い花が咲く別の植物です。

太宰治の「富嶽百景」の中に出てくる名句の「富士には月見草がよく似合う」の描写で使われたツキミソウ(月見草)は、「黄金色をした」という表現から、本当はツキミソウ(月見草)ではなくマツヨイグサ(待宵草)だったのではないかと言われています。

ツキミソウ(月見草)

夕方から白い花を咲かせ、朝には花びらのふちから段々とピンク色に変わっていきます。花期は5月~9月頃。

オオマツヨイグサ(大待宵草)

大きな葉を広げ、6~8cm程の大きな黄色い花を咲かせます。6月~9月頃。

メマツヨイグサ(雌待宵草)

オオマツヨイグサに似た先端の尖った葉を茂らせ、2~4cmほどの小さめの黄色い花を咲かせます。花期は6月~10月頃。

ユウゲショウ(夕化粧)

淡紅色の花を咲かせます。花期は5月~9月頃。

ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)

名前の通り、昼間でも花が咲いている月見草です。花期は5月~7月頃。

 

▼マツヨイグサ(待宵草)の詳しい育て方はこちら


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